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ダイアログ・イン・ザ・ダーク | TOKYO HEADLINE
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アトレ竹芝に日本初のダイバーシティ体感ミュージアムがオープン!

2020.08.23 Vol.Web original

 暗闇や音のない世界を通じて視覚障害者や聴覚障害者の日常を体感できる体験型ミュージアム「ダイアログ・ミュージアム“対話の森”」が23日、東京・アトレ竹芝内にオープンした。

 同ミュージアムは、ドイツ発祥の真っ暗闇のエンターテイメントとして知られる「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と、静けさの中で聴覚障害者とともに表情やボディーランゲージでコミュニケーションを楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」の2つのプログラムを楽しむソーシャルエンターテインメント。常設店としては日本初となる。

音のない世界で会話を楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」開催中

2018.08.01 Vol.Web Original

聴覚障がい者のアテンドで“言葉の壁を越えた対話”が成立
 音のない世界で、聴覚障がい者の案内のもと“言葉の壁を越えた対話”を楽しむことができる「ダイアログ・イン・サイレンス」が現在、東京・新宿の「LUMINE 0 NEWoMan」で開催されている。

 これは日本では昨年夏に初めて開催され3500人が経験したイベント。

「ダイアログ」と聞くと「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を思い浮かべる人も多いかもしれない。ダークの暗闇の世界が音のない世界に置き換わったものと思えば分かりやすい。

 参加者は音を遮断するヘッドセットを装着し、何人かのグループで聴覚障がい者のアテンドでいくつかの部屋をめぐる。そこでのルールは言葉を発してはいけないこと。もちろんヘッドセットを外してもいけない。

 各部屋で参加者たちはさまざまな体験をする。7月27日にはプレス向けの体験会が行われたのだが、ほとんどが初対面とあって、名前も知らなければふだんの癖も分からない。その中で“会話”を成立させるために必要なのは身振り手振り、顔の表情といった表現力と、それを受け止めるための観察力と集中力。

 最初のうちは音が聴こえないこと、声で伝えられないことで“一人だけ分からなくて、足手まといになったらどうしよう”といったことを考えてしまうのだが、聴覚障がい者のアテンドは的確で最初の部屋からなんとかスムーズに“会話”ができるようになるのは不思議で貴重な体験。

音のない世界を体験

2017.08.03 Vol.Web Original

1998年にドイツで開催されて以降、世界中で100万人以上が体験した「DIALOGE IN SILENCE(ダイアログ・イン・サイレンス)」が日本で初開催。同イベントは、視聴覚障害者のよるアテンドで、言葉の壁を越えた対話を楽しむエンターテインメント。参加者は音を遮断するヘッドセットを装着。静寂の中、五感を研ぎ澄ませ、音や声を出さずボディーランゲージや表情などで互いにコミュニケーションを取る。集中力、観察力、表現力など、普段は意識することのない能力をフル活用し、相手を知ろうとすること、また自分を知ってもらおうとすることで、体験終了後に新たな気づきを得ることも。

 開催に先立ち、ダイアログ・イン・ザ・ダーク代表の志村真介氏は、「この体験は聴覚障害者の疑似体験をするものではありません。聴覚障害者も健常者も、言語が違う外国人も、すべて対等に聞こえない中で、おしゃべりしようとう試みです。身振り、手振り、表情を使いコミュニケーションを取ることで、言葉を超えてつながりあえる事を実感して下さい」とあいさつ。

 また、来日した発案者のアンドレアス・ハイネッケ氏は「日本で開催するにあたり、日本人は表情に乏しく、ボディーランゲージを使わないイメージがあったので、正直どんな反応をするのか不安でした。しかしリハーサルを重ねる中で、その不安はなくなりました。今まで行ってきたコミュニケーションとは違ったコミュニケーションを理解し、別の角度から共有体験をして下さい。2020年には多くの外国人が日本を訪れると思いますが、そんな時に多様性の理解を深めてくれるでしょう」コメントした。

 この音のない世界を体験した人は、「言葉がなくても意外と相手の言いたいことが伝わると思った。逆に今まで、相手の表情や仕草を注意深く見ていなかったんだなという事にも気づきました。本当に伝えたいことは、相手の目を見て、しっかりと伝えることが大事だと感じました」と、言葉や音を使わないコミュニケーションの難しさと可能性を感じたようだ。

【開催期間】8月20日(日)まで【会場】LUMINE 0 NEWoMan新宿 5F【開催時間】11~19時30分スタートの回まで1日16回開催【体験時間】約90分(各回12名)【参加費】大人 4000円、大学生 3000円、小・中・高校生 2000円(事前予約制)

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