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ダイノジ | TOKYO HEADLINE - Part 11
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ダイノジ 大谷ノブ彦 カタリマス!(裏) 
第1回 ネガティブなことばっかりいってないで、楽しくやろうよ!

2014.06.04 Vol.619

 先日、久しぶりに呼んでもらった『ゴッドタン』が放送されて、ここ数日、いくところいくところで“ラジオスター”って呼ばれてます……。2日の放送は『ゴッドタン』放送後初の放送だったんですが、あの番組を見て、聞いてくれた人もいたかもしれなかったと思うと、“ラジオスター”っていうのを、ちゃんと“引き受け”てやるべきだったと、少し反省しています。もっと、アツくやらないと。注目してもらったのはうれしいけど、『キキマス!』そのものが浮かれないように引き締めてやっていきたいです。

 さて、先週の話になりますが、『TOKYO HEADLINE』の一木広治社長に番組に来ていただきました。一木社長、映画『バブルへGO!』に出てくるキャラクターのモデルにもなっている方なんですけれども、今も漂ってましたね、バブルの空気。あの突き抜けた感!ネガティブなことばっかりいってないで、楽しくやろうよ!っていう。僕は、それって今、一番大事だと思ってるんです。

 それで思い出したのが、いま注目を集めている音楽クリエイター、tofubeatsの言葉です。ももクロをはじめたくさんのアーティストのリミックスを手掛けたり、楽曲を提供したり、オリジナル曲も発表しています。以前、彼と話した時、音楽で何をしたいかって聞いたら「景気を良くしたい」って言ってましたね。
 

 彼の作品に『水星』という曲があります。この曲の元ネタになっているのが、今田耕司さんとテイトウワさんのユニット、KOJI1200の『ブロウヤマインド』です。KOJI1200が活動していたのは90年代中盤から後半。バブルは崩壊してたけど、音楽業界は景気がよかった。ミリオンヒットが頻発してCDの販売枚数も上り調子で、業界全体が潤っていたんです。KOJI1200もそういうムードのなかで生まれてきたユニットです。お金が余って、予算が余って、そこから零れ落ちたものから生まれたもの、カルチャーって芳醇なんですよね。それ自体が時代のパワーになって発展して、時代も超えちゃう。tofubeatsくんがカバーしちゃうんです。

 今は、深刻ぶることが重要視されすぎる時代になってきちゃって、深刻さがあふれすぎちゃっています。とにかく陽気に行こうよ、派手に行こうよ、そういう感覚、取り戻したいですよね。だから僕も、「景気を良くしたい」って思いながら、ラジオを含め、いろいろやっています。

 とはいえ、バブル期の雰囲気なんて知らないだとか、そんなこといっても景気も良くないし、楽しくやろうよ!なんて思えないって人もいると思います。だけど、例えば、ディズニーリゾートのファンタジー感だとか、ファレル・ウィリアムスの『ハッピー』で世界中が踊ってる感じだとか、そういうのは感覚的に受け入れられるでしょう。ちょっとだけ無理して、楽しいことを一個足す、それを重ねてくってことなんじゃないかな。学校でも会社でも、家庭のなかでも。そこからきっと、芳醇なものが生まれてくると思います。

 さて、9日からラジオはスペシャルウイーク。『キキマス!』では、「父と子の感動ストーリー」大特集として、ウエイトリフティングの三宅宏実選手と父でありコーチも務める義行さん、女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん、マラソン界の第一人者、瀬古利彦さんなどなど、ゲストをお招きしてお話をキキマス! 日々、“デス馬券”と罵声を浴びせられている僕ですが、いろんなお話を伺いながら、楽しさを見つけていきたいです。

ダイノジ 大谷ノブ彦 カタリマス! 第1回 楽しいことは中(ナカ)にある!

2014.05.24 Vol.618

 ニッポン放送で放送中のラジオ番組『大谷ノブ彦 キキマス!』(毎週月曜〜木曜 午後1時〜午後4時 生放送)、お聞きになっていただけていますか? パーソナリティーの大谷ノブ彦です。番組スタートから約2カ月が経ちまして、この間、タクシーの運転手さんから「あれっ、ラジオの?」と声をかけられました。イベントにも「どんな顔をしているのか見に来た!」とおばあちゃんがいらっしゃったり、昼間の帯で番組を担当していることを感じることが多くなりました。

『オールナイトニッポン』など、いろいろな時間帯でラジオをやってきましたが、昼間の番組は初めて。楽しいですね。ゲストの方をお招きしたり、中継コーナーがあったり、ラジオショッピングのコーナーがあったり、やることも多いので、「大丈夫ですか?」なんて気を使っていただいたりもするんですが、僕はすごく楽しんでます。ラジオショッピングコーナーの商品がすごく売れたよ!なんて話を聞いたりすると、ものすごくうれしいんです。僕の話で買おうと思ってくれた人もいるのかな、なんて思っちゃったりもする。今まで知らなかった世界ではありますが、足を踏み入れてみると、楽しいってこと、たくさんありますね。

 番組のコーナーがきっかけで、競馬の予想も始めました。このコーナーが始まるまで、興味なかったんですが、手ほどきを受けたり、アドバイスをもらったりして、ガチで取り組んでいます。もともと、気になると調べたり勉強したくなる質なので、競馬新聞を読んだり、データを集めたり、実際に馬券を買ってなくてもレースのある日の午後3時になるとソワソワしたり。ただ結果は、全然ダメ。こっちはまだ、楽しくないです(笑)。

『キキマス!』からは、僕自身がいろいろなきっかけや新しい出会いの機会をもらっています。それをリスナーのみなさんにもお届けしたい。何よりも、僕が夢中になって話しているのを聞いてもらえたら楽しんでいただけるんじゃないかな、と思います。

 世の中、何かにつけて斜めに見がちです。『アナ雪』をみんなで歌うっていうの、なんか違う〜!とかね。それで「俺は人と違う!」って思ってる人が多いだろうけど、悪いけど、そんな人ばっかりなんですよ。僕は、中に入っていって、どうして面白いのか、どうして盛り上がってるのか知りたい。それで、“フォーっ”て声も出したい。番組でもこのコラムでも、いろいろなものの中に入り込んでいきたいと思います。

よしもと芸人が楽しく教えます! 笑楽校開校

2013.06.19 Vol.593
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  数多くのお笑い芸人を抱える吉本興業と東京学芸大学がタッグを組み、笑って、楽しんで、学べる学校『笑楽校(しょうがっこう)』を9月に開校する。それに先立って、8月9日から、表参道ヒルズのスペースオーで、オープニングイベント『笑楽校 Presents SUMMER SMILE SCHOOL!』を行うことになり、19日、新宿区の同社で発表記者会見が行われた。

 オープニングイベントは、この学校の内容を凝縮させたプログラムで構成。授業は、1日12コマで計120コマ。国語のカテゴリーでは、電子絵本を一緒につくるFUJIWARAの藤本の『パパ芸人が作ったおもしろ絵本で遊ぼう!』、言葉遊びを楽しむFUJIWARAの原西による『ギャグ1兆個持っている原西先生が教える「ギャグ講座」』、さらに音楽では幼稚園で人気沸騰中だという『エアギター1位のダイノジ先生が教える「体で楽しむ音楽」』を筆頭に、くまだまさしによる図工、楽しんごによる保健体育、チャド・マーレンによる英語などさまざまな授業が予定されている。

 また、校庭をイメージしたスペースを用意。そこには、触るとつっこむ「ツッコミの樹」や、画面に映った自分が芸人に変身する「げいにんへんしんSaika」など、最新技術を取り入れたコンテンツが多数登場するという。

 この日の会見には、同校の校長に就任した間寛平、副校長の山田花子のほか、講師を務めるFUJIWARA、レイザーラモン、ダイノジらが出席。間校長は「素晴らしい、明るい学校にしていきたい。不始末をしたらすぐクビにします。全員に期待しています」と、講師陣への叱咤を含めて、あいさつ。山田副校長も「アットホームな学校にしたい」と、話した。

『笑楽校』は、「笑顔を学ぶ。笑顔で学ぶ」を校訓とした、子どもたちが、笑って、楽しめて、学べる学校。「あかるく元気な子をそだてる」ことを教育目標に掲げ、授業を行う。対象は、5歳~小学校6年生までで、吉本興業東京本部の教室で土日2コマの授業を計画。講師は、よしもと芸人を始め、クリエーター、教授、スポーツ選手などが務める予定。開校は9月中旬。

   オープニング イベントは入場無料だが、授業に参加する際にはチケット(前売500円)が必要。参加年対象は5~6歳までで、7歳未満の参加は保護者同伴が条件となる。詳細は公式ホームページ(http://yoshimotoshogakko.com/)で。

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