プロフェッショナル修斗公式戦が29日、東京・後楽園ホールで開催され、メーンで行われた世界フライ級チャンピオンシップで王者・内藤のび太が同級1位の猿丸ジュンジを5R、3-0の判定で破り2度目の防衛を果たした。
試合はグラウンドの内藤と打撃の猿丸という構図。1R開始早々からタックルを仕掛ける内藤。猿丸はテイクダウンを許さず、無防備となった内藤の顔面と頭部にパンチを浴びせる。しかしそれでもクラッチを切らずコーナーに押し込む内藤。猿丸はコーナーを利用し立ち上がるも、内藤はまたしつこくテイクダウンを狙う。猿丸は下になってもパンチやヒジでダメージを与え、すきを見て立ち上がり、タックルから逃れた――と思いきや、内藤はその足首をつかみ、再びグラウンドに引きずり込みついにテイクダウンに成功。