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ドラマ | TOKYO HEADLINE - Part 3
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鈴木伸之 SPECIAL INTERVIEW BRAVE ーー月刊EXILE

2021.03.01 Vol.Web Original

3月12日(金)公開の映画『ブレイブ -群青戦記-』に出演している鈴木伸之が登場。今作は学園ものでもあり、主演の新田真剣佑さんを筆頭に、生徒役ではエキストラなども含めて同年代の俳優が多数出演している。そんな同志たちと過ごした現場での時間は、鈴木にとってかけがえのないものになったようだ。

──映画『ブレイブ -群青戦記-』のオファーが来たときの率直な感想からお教えください。
お話をいただいたときに、主演が新田(新田真剣佑)さんだということを知ったのですが、彼とは以前から友達だったので、まず初めて共演できるということがうれしかったです。作品的にもすごくエンタテインメントがギュッと詰まっている感じがして、とてもワクワクしました。さらに、今回ご一緒させていただいた本広(本広克行)監督は、『踊る大捜査線』シリーズなど、多くのヒット作を手がけている方だったので、そういった意味でもすごく楽しみでしたし、自分のなかで作品への期待も大きかったです。実際の現場では、本広監督からは特にアドバイスはありませんでした。本広監督は役者を信じて映画を撮る監督なので、見えない信頼関係がありながら撮影は進んでいったという印象があります。

──新田さん演じる西野蒼とは幼なじみという設定で絡みも多かったですか、撮影前にふたりで相談をしたりしましたか?
特になかったですね。現場では、新田さんが率先して場の空気を和ませてくれていたので、みんなはその流れに乗っかってお芝居をさせてもらったという感じです。あと今回の現場を通じて、みんなでご飯に行ったりするなど、演者同士の仲がすごくよくなりました。撮影中はカメラの回っていないところで他愛もない話をしたりして、すごく和気あいあいとしていましたね。

──本作は人気コミックが原作ですが、特別に意識したことはありますか?
原作は撮影前に拝読してとてもおもしろかったですが、自分のなかでは“コミックはコミック、映画は映画”という気持ちがありましたので、撮影で特に気負うことはありませんでした。ストーリーはまったく同じで、これまで『ブレイブ』を知らなかった方はもちろん、原作ファンの方も楽しんでもらえる作品になったかなと思います。

──ご自身が演じる松本考太は剣道部の主将で、実力は日本一という設定ですが、役作りはどうされましたか?
剣道の経験がなかったので、まずは基本的な所作から習い、身体になじませるようにしました。また、生徒会長であり剣道部主将でもあるという、生徒みんなをまとめて引っ張っていく役どころで、人としての器(うつわ)がなるべく大きく見えるようなお芝居を心がけつつ、考太はすごくまっすぐな性格なので、そういう実直な部分が表れるように意識をして演技をしました。ただ、アクションシーンでは少し苦労しました。日本屈指のスポーツ強豪校の剣道部部長として見せるのは、ちょっと難しかったですね。

──すでに試写をご覧になったそうですが、観ての感想をお聞かせください。
この映画に出てくるキャラクターはみんな、常に人のことを思い葛藤しながら行動をし、言葉を発するなど、ある意味「人間らしい」部分がたくさん描かれているなと思いましたし、人が人を思う気持ちというものが、しっかりと観ている人に伝わる作品だなと感じました。約2時間という上映時間のなかで、いろいろと考えさせられる作品になったと思います。言い方としては伝わりにくいかもしれないですが、すごく「眩しい」作品だなって思いました。

──もしも鈴木さんがタイムスリップをするとしたら、何時代に行ってみたいですか? 
今の記憶や経験はそのままで、一度行ったら戻ってこられないという設定であれば、過去がいいですね。未来はいずれ勝手に訪れるので、あまり興味がないです。自分は今28歳なのですが、好きな過去に戻れるならいろいろやり直しもききますから(笑)。個人的に10代後半〜20代前半のころは人並みに大変なこともありましたが、すごく楽しかったという記憶が強いので、またそのころに戻って友達と一緒にワイワイしたいですね。

──本作を通じて、役者として得たことはありますか?
撮影中は、とにかくがむしゃらにやっていたので、まだ実感としてはわからないです。あとまだ映画が公開されておらず、作品が視聴者の方の目にどう映るのかわからないということもあります。いろいろな反響や作品を観てくれた方からの感想を聞いたときに「あのシーンはそういう風に見られていたのか」とか、自分なりの新たな気づきや発見があると思います。また、今回の現場では、新田真剣佑という俳優として実直に生きている素晴らしい人間を筆頭に、多くの素敵な俳優さんと出会うことができたので、そういった部分は、これからも役者の道を歩んでいく自分にとって、かけがえのない財産になったと思います。本当にたくさんの刺激を受けました。出番の少ないエキストラの方やセリフのない方も、早朝からずっと待機して、ほんの数秒のために人生をかけてお芝居をしています。そういう姿は自分にとってもすごくモチベーションになりますし、仲間意識が強くなる感じもありました。

──最後に、『月刊EXILE』の読者の皆さんにメッセージをお願いします。
いつも応援してくださって本当にありがとうございます。『月刊EXILE』では、ドラマや映画など、自分が作品に出させてもらうたびに、いつも載せていただいて感謝しています。今回出演させていただいた作品は、現実では起こりえないファンタジーな物語ですが、そのなかには本物の感動や友情、絆など、人生を送るうえで大切なテーマがたくさん詰まっています。映画を観た人がいろんな感情を抱ける作品となっていますので、ぜひ劇場に足を運んでご覧になっていただきたいです。

 

月刊EXILE ( http://www.exilemagazine.jp/ )4月号より

HiHi Jets 井上瑞稀がキーパーソン!竹野内豊主演の「さまよう刃」

2021.02.25 Vol.Web Original

 

 HiHi Jetsの井上瑞稀が、竹野内豊が主演する『連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃』(WOWOW)に出演する事が分かった。

 東野圭吾の最高傑作のひとつ『さまよう刃』を連続ドラマ化。主人公は、男手ひとつで育ててきた娘を残忍な手口で未成年の男たちに殺害され、復讐に突き進む。 

 井上が演じるのは、竹野内演じる主人公の娘の事件に加担してしまう少年役。気弱な性格で、グループのリーダーの言いなりになって犯罪の片棒を担がせられるが、自らの罪と向き合う中で、主人公の復讐劇に大きな影響を与えていく。

 井上は、オファーをもらってすぐ原作を読んだそうで、「読み終わった際、やるせなく行き場のない怒りにふと本作の題名が頭をよぎりました。少年法についてすごく考えさせられる作品でした」と、コメント。演じる役については「主人公を復讐へ突き動かす原因、そしてきっかけを作るすごく曖昧な人物です。“トモダチ?”や警察の間で揺れ動く弱い人間であり、とても人間味が強い人物」だという。

 コロナ禍での撮影は大変だったというが「皆様にお届けできることを本当にうれしく思います。『自分だったらどうする?』と考えながら、ぜひ皆さんご覧ください」と呼びかけている。

 他出演に、石田ゆり子。

 5月15日スタート。毎週土曜22時放送。全6話。 第1話は無料放送。配信もある。

白石聖、石井杏奈らが女子高舞台に特撮ドラマ! ドラマ『ガールガンレディ』発表会

2021.02.19 Vol.Web Original

 

 白石聖が主演するオリジナル特撮ドラマ『ガールガンレディ』(MBS・TBS、4月6日スタート)のオンライン番組発表会が19日行われ、白石、石井杏奈、大原優乃らのキャスト8名と、瀧悠輔監督が出席した。

 大人向けの特撮ドラマ。女子高生たちがプラモデルの銃を使って生き残りをかけたバトルを展開する。

 白石が演じるのは、自分の居場所を見いだせないでいる地味な女子高生の小春。プラモデルを作ることが唯一の趣味で、骨董屋で購入した銃のプラモデルと「アリス」という名前のプラモデルを組み立てた翌朝、小春は銃弾が飛び交う学校に。目の前には「アリス」もいて、小春に銃を手渡し「ガールガンファイト」の始まりを告げる。

LDHの新ガールズユニットiScream、鈴木伸之主演のドラマ『お茶にごす。』エンディングテーマを担当

2021.02.19 Vol.Web Original

 

 鈴木伸之が主演するドラマ『お茶にごす。』(テレビ東京、2021年放送)のエンディングテーマを、iScream (アイスクリーム)担当することが発表された。楽曲は『Maybe…YES』。

 iScream は、EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSらのLDHに所属する、実力派ガールズユニット。メンバーは2018年に開催された『LDH PRESENTS THE GIRLS AUDITION』でグランプリに輝いたRUI、ファイナリストのYUNA、HINATAの3人で、この秋に本格始動する。

 iScreamは「エンディング曲として多くの方々に楽曲を聞いて頂けること、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです!『Maybe…YES』という楽曲はキュンキュンするような初恋の気持ちを歌った曲でもあるので、主人公の船橋くんの恋心を熱くさせる、そんな楽曲になっていると思います! 心くすぐる歌詞が恋する人に届くよう、両想いの人も、片想いの人も、これから恋をしたい人も、たくさんの方に聴いてもらえたら嬉しいです!」と、コメントを寄せている。

橋本環奈主演『連続ドラマW インフルエンス』に大塚寧々、白洲迅、宮近海斗!ポスタービジュアルも公開

2021.02.11 Vol.Web Original

 橋本環奈が主演する、サスペンスドラマ『連続ドラマW インフルエンス』(WOWOW、毎週土曜22時、3月20日スタート)のすべてのキャストとポスタービジュアルが公開された。

 発表されたのは、大塚寧々、白洲迅、宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)。大塚は、本作のキーパーソンである小説家のトモミをたずねてくる謎めいた女性、白州は事件を追う刑事で主人公と恋仲になる夏目、学校イチの不良で主人公の幼なじみの里子の高校時代の恋人緒方を宮近海斗が演じる。

 出演にあたり、大塚は「私達は普段固い地面の上に立っていますが、彼女達は過去の行いによってまるで蟻地獄の砂の上にいるように足元からサラサラと崩れて地中に埋もれてしまうような場所で生きています。不安感と焦燥感。 毎日毎日何をしていても心の奥にザラザラした物を感じながら不安定さと向き合う日々 人の心の動きの繊細さや感情が、複雑に絡み合い思わぬ方向に大きく流れていく。 そんな中でも必死に生きていく彼女たちの姿は多くの人の心に響くと思います」

 白洲は「夏目は、主人公である友梨に恋心を抱く人物です。それと同時に、友梨が絡んでいるかもしれない事件を追っている刑事でもあります。 恋心を抱きながらも、彼女の周りの人間、もしくは彼女自身を疑わなければいけない状況に、とても葛藤し苦悩します。 恋愛面と、事件を探る刑事。両方の意味で、物語に緊張感を与える存在になれたらと思います」と、意気込む。

 宮近は「不良の役をやりたいという願望は以前からどこかにあったのでとても嬉しく思いました。監督やスタッフさんと共に緒方を作っていけたらと思って臨んでいきます。ぜひお見逃しなく!」と、意気込んでいる。

 ドラマは、近藤史恵の同名小説が原作。友情が引き金となって、3つの殺人事件を犯した女性3人の生涯を描く。

 主人公は、地方の団地で暮らす高校生の友梨(橋本環奈)。同級生の里子(吉川愛)が祖父から性的虐待をうけていることを知りながらも、彼女を守ることができず疎遠になってしまったことで、心に傷を負っている。ある日、友梨の高校に真帆(葵わかな)が転校してくる。友梨は同じ団地で暮らしていることもあって打ち解けるが、その矢先、包丁を持った暴漢に襲われそうなった真帆を助けようとして男を刺してしまう。 正当防衛だと逃げ、恐怖で震えながら眠りについた翌日、逮捕されたのは不良となった里子だった。

 小説家・トモミは鈴木保奈美が演じる。

 全5話。第1話は放送無料 。

白濱亜嵐が初の医師役! 4月スタートのドラマ『泣くな研修医』

2021.02.09 Vol.Web Original

 白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)が4月スタートのドラマ『泣くな研修医』(テレビ朝日、毎週土曜23時)で主演する。

 ドラマは、現役外科医でベストセラー作家・中山祐次郎の同名の小説を原作とした、研修医たちの青春群像劇。
白濱は研修医の雨野隆治を演じる。

 白濱は、「研修医という言葉は知っていても、実際に医療の世界ではどういう立ち位置で、どういう役割なのかなど詳しくはわからなかったのですが、俳優としてどんどん前に進みたいと思っていたので、今回の挑戦はすごくうれしい」。また、「これまで大富豪や貴族など、突拍子もない役が多かったのですが(笑)、久しぶりにすごくナチュラルな人間と言いますか、身近なキャラクターを演じられるということで、すごく楽しみです」と、やる気だ。

 主人公は、地方の大学医学部を卒業して上京し、都内総合病院の外科で研修をしているが、何もできず、何もわからず、先輩医師や上司からただ怒られるばかり。傷ついた患者、時に救えない患者を前に、無力である現実に打ちのめされ、葛藤し、涙を流しながらも、同僚の研修医たちと共に成長していく姿を描く。

 初の医師役。医療現場での所作や医療用語など学ぶことも多く、「わからないことは率先して勉強するようにしています」と準備を進めている。さらに、「おじが外科医、おばが看護師なので、いろいろ話も聞きながら、これから積極的に役作りしていきたいと思います」と、心強い味方の存在も明かした。

 白濱はまた、「このドラマを見て、多くの人に、今日も頑張ろう、明日も頑張ろう、と思ってもらえるような作品にできるように精いっぱい頑張ります!」と意気込んでいる。

劇団EXILE 町田啓太スペシャルインタビュー 『西荻窪 三ツ星洋酒堂』でドラマ初主演 ーー月刊EXILE

2021.02.01 Vol.Web Original

2月スタートの新ドラマ『西荻窪 三ツ星洋酒堂』に劇団EXILEの町田啓太が出演。西荻窪の小さなバーが舞台となった今作は現在も連載中の人気コミックが原作になり、町田はバーテンダー役を演じる。彼にとって初めての主演作となる今作への思いや意気込みに加え、作品にまつわるプライベートな質問を聞いた。

芳根京子と永作博美が『半径5メートル』 のもやもやに立ち向かう

2021.01.29 Vol.Web Original

 芳根京子と永作博美が共演する連続ドラマ『半径5メートル』の制作がスタートした。

 女性週刊誌の若手編集者とベテラン記者の迷コンビが、日々の生活の中で、女性たちが感じる「もやもや」に取り組むことで、人生の機微や時代に迫る。「スーパーでレトルトおでんを買おうとした主婦が、見知らぬ男性に“おでんぐらい自分で作れ”と怒られた」というような、自分の半径5メートルの範囲で起きた出来事やその感情を掘り下げていく。

 芳根は若手編集者の前田風未香(ふみか)を演じる。「実際に聞いたことのあるような出来事が色々と出てくるので私自身とても興味深いです。クスッと笑いながらズシッと感じてもらえたらうれしいです」。

 ベテラン記者の亀山宝子(たからこ)を演じる永作は 「半径 5 メートル」を、「狭いようでたっぷり詰まってるこの範囲」としたうえで、「スタッフと共にゆっくりと対峙していけたらと思っています。誰かの何かの手助けにな ればと祈る気持ちです。でも…きっとそうします」と、コメント。

 芳根も「永作さん演じるベテラン記者の宝子さんとバディを組んで、振り回されながらもどんどん成長する風未香を見守ってください! 」と、アピールしている。

 他出演に、毎熊克哉、真飛聖、山田真歩、北村有起哉、尾美としのりら。

 ドラマ10での放送。4月30日22時スタート予定。全10回。

山本耕史、松坂慶子、市原隼人らが『死との約束』三谷×クリスティー×萬斎シリーズ第3弾

2021.01.28 Vol.Web Original

 スペシャルドラマ『死との約束』(フジテレビ、3月6日21時~)の新たな出演キャストが発表された。

 アガサ・クリスティーの原作を三谷幸喜が脚本にし、野村萬斎が主演する夢のコラボレーションシリーズで、2015年の『オリエント急行殺人事件』、2018年の『黒井戸殺し』に続く、第3弾。クリスティーが1938年に発表した長編小説を、三谷が昭和30年の熊野古道に舞台を置き換え、ストーリーを紡ぐ。

 この度、明らかになったのは、事件の根幹に関わる本堂家の一同。未亡人として一家を束ねる本堂夫人を三谷作品には初参加となる松坂慶子、長男・礼一郎を三谷作品の常連の山本耕史、礼一郎の妻をシルビア・グラブが演じる。次男・主水は市原隼人、長女・鏡子を堀田真由、次女・絢奈をオーディションを勝ち抜いて選ばれた原菜乃華が演じる。市原、堀田、原は三谷作品には初参加となる。

竹野内豊が再び『さまよう刃』 今度は追われる父親役! 共演に石田ゆり子ら

2021.01.20 Vol.Web Original

 竹野内豊が主演する『連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃』(WOWOW)が5月に放送される。共演に石田ゆり子ら。

 犯罪小説史に残る問題作を連続ドラマ化。娘を残虐な手段で殺されてしまった男が、良心と罪の意識、法律の壁の間でもがき苦しみながらも復讐に突き進んでいくさまを描く。

 竹野内は、映画版で主人公を追う若き刑事を演じたが、本作では、法を犯し追われる父親・長峰を演じる。

 竹野内は「誰かの親になったこともない自分に、娘を失う父親役がどこまで務まるのか、正直戸惑いました」というが、「去年、真夏の猛暑の中、限られた時間、ロケ地など、、、なかなか思うようにことが進まない条件で、片山監督に全てを委ねて、スタッフ・キャストが一丸となって、試行錯誤しながら丁寧に作り上げた作品です」と胸を張る。

 石田は、逃亡する長峰が滞在するペンションで手伝いをしている女性という役どころ。長峰が警察に追われていることを知りながらも、ただ家族を思う彼の姿に、思わず手を差し伸べてしまう。
 
 石田は「野内さんと久しぶりに共演できることが楽しみでなりませんでした。考えてみれば15年ぶりだそうで、時の流れの速さに自分でもびっくりです。映画版では織部巡査の役だった竹野内さんが今回は主役の⾧峰さんを演じると知ったときは、そう来たか!と興奮冷めやらぬ気持ちでした。倒れそうなほどの暑さの中走ったり泣いたり叫んだり、芝居をしてるというより役を生きるということの意味を考えさせられました。片山監督の的確でダイナミックで細やかな演出は、役者としてそこにいられることが幸せだなと思えるものでした」と、コメントしている。

 5月スタート。 毎週土曜22時放送・配信。全6話。第1話は無料放送。

吉田鋼太郎、松永久秀の最期は「非常に納得のいく描かれ方」<麒麟がくる>

2021.01.10 Vol.Web Original

 クライマックスとなる本能寺が近づいてきている大河ドラマ『麒麟がくる』。放送開始時からこれまでにない明智光秀像を描いて視聴者を楽しませてきたが、光秀同様、歴史上のスーパースターたちの影に隠れてしまってた魅力的な登場人物たちの姿が映し出され話題となっている。
 
 吉田鋼太郎が演じている松永久秀もそのひとり。登場するたびに、何を企んでいるのだろうとワクワクさせられる。

「松永久秀は非常に謎に包まれた人物ですから、収録が始まる前は、演じるのは大変だなと心配だったんです。ところが、いざ台本を読むと、松永の描かれ方が非常にはっきりしていました。飄々(ひょうひょう)としていて何を考えているか分からないような、実に人間味のある人物として描かれていたので、演じる方としてはとてもやりやすかったですね」

 放送回数を重ねる中で、松永は悪役というイメージは変わった。

「僕としては、台本通りに演じただけですが、やるからには今まで見たことがないような松永像、あるいは型にはまっていないような武将が演じられればという思いで臨みました」と、吉田。そのうえで、「あと心がけたことと言えば、長谷川君を大事にすること、好きになることですね。そもそも役者・長谷川博己は、この作品でご一緒する前から大好きでしたので、これだけ長きに渡ってお芝居をさせていただき、役者としても存分に楽しませていただきました」と、付け加える。

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