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フェザー級 | TOKYO HEADLINE - Part 2
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新フェザー級王者・椿原龍矢が玖村修平を迎撃。「椿原流の戦い方を作る」【5・23 K-1】

2021.04.20 Vol.Web Original

椿原が王座戴冠後の初戦迎える

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区総合体育館)の第2弾カード発表会見が4月19日、東京都内で開催された。

「K’FESTA.4 Day.1」で行われた「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」で江川優生に挑戦し、延長にもつれ込む接戦を制し第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者となった椿原龍矢(月心会チーム侍)が王座戴冠後の初戦を迎える。対戦相手は玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)となった。

 椿原は昨年9月の大阪大会でスーパーファイトで江川と対戦し判定勝ち。タイトルをかけた再戦でも判定勝ちを収めた。

 玖村はかつてはスーパー・バンタム級で戦っていたが、階級を上げ、昨年9月から「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場。1回戦は勝ち上がったものの、11月に行われた準決勝では王者となった新美貴士に判定負け。今年の「K’FESTA.4 Day.2」で当初は才賀紀左衛門と対戦予定だったが、才賀がケガで欠場したため鷹大と対戦し、判定勝ちを収め再起を果たした。

新王者となった椿原龍矢の理想の王者像は「当てられずに当てて、なおかつ一撃で倒す」【3・21 K-1】

2021.03.22 Vol.Web Original

目指すは無敵のチャンピオン

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)の一夜明け会見が3月22日、東京都内で開催された。

 メインで行われた「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」で王者・江川優生(POWER OF DREAM)を延長にもつれ込む熱戦の末、2-1の判定で破り、新王者となった椿原龍矢(月心会チーム侍)が理想の王者像を語った。

 椿原は「昨日の試合のことは全然覚えていない。必死こいて戦って、とにかく勝てて良かった。昨日の夜は試合が終わって帰って、めっちゃベルトを眺めたり、写真を撮ろうと思っていたが、疲れすぎてすぐ寝ちゃって、すぐに会見の時間になっちゃって、あわあわしながら出てきた感じ。夢にまで見たベルトが目の前にあって、めっちゃうれしい」と目の前のベルトを眺め笑顔を見せた。

 理想のチャンピオン像については「僕って一応、空手をずっとさせていただいていて、“当てられずに当てる”というのが格闘技の理想だと思っている。でも空手家って“一撃必殺”とかもいうので、“当てられずに当てて、なおかつ一撃で倒す”というのが求めている理想のスタイル。それになれるように頑張っていこうと思っている」と語った。

フェザー級のキーマン、クレベル・コイケが連続参戦。摩嶋一整と至高のグラウンド対決【RIZIN.27】

2021.02.12 Vol.Web Original

昨年大晦日ではカイル・アグォン相手に一本勝ちで実力示す

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の第1弾カード発表会見が2月12日、東京都内で開催された。

 昨年、斎藤裕が朝倉未来を破り初代王者となったフェザー級のキーマンとなるクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が大晦日に続き連続参戦。かつて斎藤に敗れた摩嶋一整(毛利道場)と対戦する。

 コイケは元KSWフェザ―級王者、元REBEL FCフェザー級王者。昨年大晦日にRIZINに初出場し、カイル・アグォンを相手にフロントチョークで一本勝ちを収め、国内フェザー級最強との呼び声もあるその実力を見せつけた。

 摩嶋は2018年にRebel FCでフェザー級王座を獲得。昨年8月のRIZIN初参戦で斎藤と対戦し、2RにTKO負けを喫したものの、1Rはグラウンドで斎藤を翻弄する場面もあった。

 コイケはMMAの戦績が32戦26勝5敗1分けで、26勝のうち22勝が一本勝ち。摩嶋は16戦14勝2敗で14勝中12勝が一本勝ち。卓越したグラウンドテクニック誇る者同士の対戦となった。

3.14東京ドーム大会の延期を発表。代わって3.21名古屋で2021年開幕戦【RIZIN】

2021.02.04 Vol.Web Original

秋にフェザー級GP開催へ

 RIZINが2月4日、オンラインで会見を開き、榊原信行CEOが3月14日の開催を予定していた東京ドーム大会を延期することを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止による緊急事態宣言が延長されたため、「収容人数の上限5000人」の規制が解かれるめどが立たず、また入国規制で海外からの外国人選手の参戦が難しいことが理由と考えられる。

 しかし東京ドーム大会については「必ず実現させたいと思っている。なるべく早いタイミング。上期で実現させたい」と開催への意欲を見せた。その時期については「コロナの状況と、世の中を騒がせている東京オリンピックがあるかないか。年間のスケジュールやどこで大会場で大会を開催するかは周りの条件を精査した中で決めていきたい」と話した。

 そしてドーム大会に代わって、3月21日に愛知・名古屋ガイシホールで2021年の開幕戦となる「RIZIN.27」を開催することを発表した。対戦カードは来週発表される。

 また榊原氏は今年のテーマとして「海外」を掲げ、「5年間、磨き上げてきた日本人選手を中心とした戦いの舞台をどうやって世界に広げていくかということが一つのテーマ」として「海外でのライブ配信」「海外での大会の開催」を含め、「海外にマーケットを広げていくようなチャレンジをしていきたい」と語った。

 また今年は秋から外国人選手を含めたワールドワイドなフェザー級のトーナメントを開催し、今年の前半はそれに向けた国内での戦いを進めていきたいという意向を示した。

 フェザー級は昨年、斎藤裕(パラエストラ小岩)が朝倉未来(トライフォース赤坂)を破り、初代王者に就いている。

RIZIN王者となった斎藤裕が凱旋「ここでやってきた経験でRIZINという舞台で勝つことができた」【修斗】

2020.11.24 Vol.Web Original

「大方の予想を覆してRIZINのチャンピオンになることができました」

「RIZIN.25」(11月21日、大阪・大阪城ホール)で行われた「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で朝倉未来(トライフォース赤坂)を破り、初代王者に輝いた修斗世界フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.7」(11月23日、東京・後楽園ホール)に凱旋した。

 斎藤はメインの前にリングに上がると「修斗の関係者や修斗の選手はみんな僕の勝利を信じていたと思うんですけど、2日前にRIZIN.25で大方の予想を覆して、RIZINのフェザー級チャンピオンになることができました。僕はアマチュアから修斗で試合を続けて、プロでもずっと修斗でやってきた。ここで育って、ここでやってきた経験でRIZINという舞台で勝つことができた。修斗の選手としてもチャンピオンとしても、これからもこの強さを証明していきたいと思う。次戦はまだ決まっていないが、次も勝てるように頑張ります」などと挨拶した。

 斎藤は朝倉との試合後、右目と鼻の負傷から会見はオフィシャルの質問のみに答え、病院に直行。ケガの具合が心配されていたが、この日、自らのツイッターで眼窩底の骨折はなかったものの鼻が折れていたことを報告していた。

修斗世界王者・斎藤裕が朝倉未来を破り初代フェザー級王座を獲得【RIZIN.25】

2020.11.21 Vol.Web Original

朝倉はRIZINで初黒星

「RIZIN.25」(11月21日、大阪・大阪城ホール)のメインで行われた「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で修斗世界フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が3-0の判定で朝倉未来(トライフォース赤坂)を破り初代王者に輝いた。

 試合は序盤から緊張感のある打撃の攻防が続く中、斎藤が左ストレートを入れる。朝倉の左ミドルがローブローとなり試合は一時中断。

 再開後、朝倉の左ハイ、斎藤の右インロー。斎藤が前に出たところに朝倉が左フックを振るも斎藤はかわす。斎藤が右インロー。朝倉はほぼノーモーションの左ストレート。残り1分で斎藤がタックルを試みるがテイクダウンはならず。斎藤は右のパンチを入れるが、朝倉は左のパンチ。斎藤は再度タックルに行き、コーナーに押し込むがここもテイクダウンは取れず。

フェザー級王座決定トーナメント出場の玖村修平「2試合ともKOで勝つ」とV宣言【Krush.119】

2020.11.19 Vol.Web Original

準決勝で新美貴士と対戦

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)に出場する玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が11月19日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。

 玖村は「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の準決勝第2試合で新美貴士(名古屋JKファクトリー)と対戦する。ワンデイトーナメントのため、勝てばメインイベントで決勝が行われる。

 玖村はこの日は弟の将史と2分間のマススパーリングを行った後に2分間のミット打ちを披露した。

 追い込みがあと1日あって「今一番きついところだが、それでもしっかり動けている。ベストなコンディションで調整できていると思う」と言いながらも強力なパンチを打ち込んだ。

 そして「ジムで一番レベルが高いのは将史。兄弟というよりはチャンピオンと常に練習をして、レベルを高めているという感じ。将史はスピードがあって、今まで対応できない部分があったが、最近は攻撃をもらわなくなったというか、結構対応できるようになった。これまでは終始、将史のペースだったが今は自分のペースで進められている。そこは成長していると思う」と将史を物差しに自らの実力アップに手ごたえを感じているよう。

斎藤裕が朝倉未来の「クセ伝えて」に「ありがとうございます、とお伝えください」【RIZIN.25】

2020.11.11 Vol.Web Original

「一筋縄では行かないだろうとは思っている」

「RIZIN.25」(11月21日、大阪・大阪城ホール)に出場する修斗世界フェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)が11月11日、東京都内で公開練習を行った。

 斎藤はフェザー級タイトルマッチで朝倉未来(トライフォース赤坂)と対戦する。

 斎藤はこの日は元修斗世界バンタム級王者・上田将勝と3分間のグラップリングのスパーリングを行った。

 練習後の会見では「体重も全く問題なく、コンディションもいつもの試合前のような感じ。いつも通りに試合に臨めると思う。今はコロナの状況が続いているので、練習は一般の会員さんとは時間をずらして、選手同士で連絡を取り合ってやることが多い。CAVEさんによく出げいこに行かせていただいていて、石渡(伸太郎)選手や若手の選手とやっています」と順調な仕上がりのよう。

 対戦する朝倉については「試合はずっと見ているので、試合が決まってから見直すということは特にしていない。相手に集中するより、自分に集中している」と特に対策は立てていないという。過去に試合を見ていた印象については「試合は冷静だなという印象。無理をしない。相手をよく見ている。ここを攻めたらいける、というところを試合前からも試合中もしっかり見つけて、そこを集中して攻める。効率のいい試合をするという印象。RIZINで7連勝ですか? 勝ち続けている選手って何かあると思う。なので、対峙してみないと分からないところもあるが、一筋縄では行かないだろうとは思っている」などと語った。

朝倉未来が自らのクセを明かし「斎藤選手に伝えて」【RIZIN.25】

2020.11.11 Vol.Web Original

対策は一切せずも右ストレートには警戒

「RIZIN.25」(11月21日、大阪・大阪城ホール)に出場する朝倉未来(トライフォース赤坂)が11月11日、東京都内で公開練習を行った。

 朝倉はフェザー級タイトルマッチで修斗世界フェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)と対戦する。

 朝倉はこの日、同じくRIZIN.25に出場する白川陸斗(志道場)を相手に3分間のマススパーリングを披露した。

 練習後の会見では「今朝の段階で71kg。あと5kg。1日8~9ラウンドのスパーリングを1部練で集中してやっている」と自ら仕上がりに太鼓判。

 所属するトライフォース赤坂には元K-1王者の久保優太も出稽古に来ているとのことで「久保さんとは今朝殴り合いをしていた。レスリングの人も来てくれていい練習になっている」という。

 対戦する斎藤については「斎藤対策は一切していない。レベルが違うと思っている。クセはいくつか見抜いた」としたうえで「全局面で俺のほうが強い。直近3試合を10回ずつくらい見た。意外に下からの寝技はできないな、と思った。危ないところはないと思っている」と自信を見せるが、その一方で「右ストレートが伸びてくるので、そこだけ気をつけたい。右のパンチはノーモーション。すごくいいものを持っている。威力がすごくある。いろいろな確率で彼のいう事故が起こった時に俺が倒れる可能性はある。限りなく少ないとは思うが、その可能性もあるとは思う」と斎藤の右ストレートについては警戒。斎藤は自らのYouTubeでKOについて「事故のようなもの」と表現していた。

3連続1RKO勝ちに江川優生「少しは由樹君に肩を並べられてうれしい」

2019.11.25 Vol.Web Original

「全試合1RKOできるとは思っていなかった」

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が11月25日、都内で開催され、「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」を制した江川優生が出席した。

 江川は前日のトーナメントでは1回戦のホルヘ・バレラを皮切りに3試合連1RKO勝ちの偉業を達成した。

 江川は「2試合目は西京選手だと思っていたら外国人選手が上がってきて、決勝も卜部選手が上がってくると思っていたらタイの選手が上がってきたりと予想外のことばかりのトーナメントだった。自分でも全試合1RKOできるとは思っていなかったので、結果としてはすごくうれしい」などとトーナメントを振り返った。

 6月に行われた「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」で、同門の武居由樹が目標に掲げながらも達成できなかった全試合1RでのKOを達成したことについては「自分でも越えるつもりはなかったんですけど…(笑)。でもあとから映像を見たら、3試合の合計タイム自体は由樹君のほうが5分9秒で、自分は5分39秒。時間的には負けてしまいましたが全部1Rだったので、少しは肩を並べた結果になれたのでうれしい」と笑顔を見せた。また試合後に武居からは「お前やりやがったな、おめでとう」と言われたという。

2階級制覇目指した卜部弘嵩が準決勝で惜敗。西京春馬は2年連続のアクシデント【11・24 K-1】

2019.11.25 Vol.Web Original

1回戦では「新世代」のスペインに判定勝ち

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」で元K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者・卜部弘嵩は準決勝でタイのジャオスアヤイ・アユタヤファイトジムに敗れ、2階級制覇を逃した。

 卜部は1回戦でブランドン・スペインと対戦。

 今回のトーナメントで優勝と並び「新世代との対決」をもうひとつのテーマに掲げる卜部にとって、それは「対日本人」だけではない。20歳のスペインとの対戦もそのひとつ。

 卜部は1R序盤、距離を詰めパンチを放ってくるスペインにコーナーに詰められる場面が目立つが、ラウンド中盤、左ミドルでガードを下げさせたところに左ハイを決めダウンを奪う。立ち上がったスペインに追撃するも、1Rでは決めきれず。しかしラウンド終盤に放った飛びヒザでスペインが鼻血を出す。

 2Rもスペインはプレッシャーをかけ前に出てはコーナーに詰めパンチを放つが、卜部はしっかりガード。しかしスペインのローが目立つようになり、終盤は遠めからの右ストレートを被弾する場面も。それでも足を使って連打を許さず、主導権は渡さない。

 3Rもスペインの突進は止まらない。しかし卜部は右ロー、左ミドル、そしてパンチの連打で反撃。それでも前に出るスペインだったが、ややガス欠気味でスピードがガクンと落ちる。卜部は要所でロー、パンチと多彩な攻撃でスペインの攻撃を分断。最後まで冷静にスペインをさばいて、試合は判定に。ジャッジ3者とも卜部を支持。危なげない内容で卜部が準決勝に駒を進めた。

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