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フロイド・メイウェザー | TOKYO HEADLINE - Part 2
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メイウェザーと対戦の那須川天心「獣の姿を見せられれば」【12・31 RIZIN.14】

2018.12.30 Vol.Web Original

自分が勝っている部分も見つけている
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、東京都内で開催された。

 メーンイベントで行われるスペシャルエキシビションマッチでフロイド・メイウェザーと対戦する那須川天心はコンディションについて「減量がないので、普通にいつも通りの感じかなと思う。試合は絶対やると思っているので、自分を100%出したい。これまでの迎え撃つ立場から、今回はチャレンジャーということでメンタル面もしっかりしています」などと話した。

 試合については「相手は全部自分の攻撃をよけようと思って来ると思うのですが、試合が決まってからやって来たことをしっかりやってパンチを絶対にメイウェザー選手に当てたいと思っています。メイウェザー選手のほうがハンドスピードとかだったり全体的なスピードは上ですが、自分が勝っている部分も見つけているので、うまく利用して、キックの技術を最大限に利用して勝ちたいと思う。一瞬のスピードや間合いはボクシングより遠いと思うのでその点は有利だと思っている」などとしたが、10キロ以上の体重差がある中でメイウェザーが那須川を倒しに来た場合は「全身体能力を使い、“もらわない”ということ。そういう動きをしたいと思っている。仮にもらったとしても、なんとかなる」と最悪のケースも想定していることを明かした。

大晦日のメーンはメイウェザーvs天心【12・31 RIZIN.14】

2018.12.23 Vol.Web Original

タイトルマッチ2試合はメイン前、RENAは第1試合からリスタート
 大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN.14」と「RIZIN 平成最後のやれんのか」の試合順が12月23日、発表された。

「RIZIN.14」のメーンの第14試合はフロイド・メイウェザーvs那須川天心のスペシャルエキシビションマッチとなった。カード発表会見時の囲み取材で榊原信行RIZIN実行委員長はメーンにはしないことを示唆していたが、那須川の公開練習に海外のメディアが駆けつけるなど世界的に大きな反響を呼んでいることからメーンで行われることになったと思われる。

 セミの第13試合で堀口恭司vsダリオン・コールドウェルの「RIZINバンタム級タイトルマッチ」、その前の第12試合には浅倉カンナvs浜崎朱加の「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」と新設される2つのタイトル戦が並んだ。

 第1試合はRENAvsサマンサ・ジャン=フランソワ。これはRENAが会見でリスタートということで「第1試合でやらせてもらえれば」と希望したことから実現したもの。RENAは総合格闘技初戦となった2015年のRIZIN初の大晦日大会でも第1試合を務めている。

那須川天心がメイウェザーの挑発に「一発蹴ってやりたい」【12・31 RIZIN】

2018.12.18 Vol.Web Original

「体重差はあってもパンチをもらわなければいい」
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でフロイド・メイウェザーと対戦する那須川天心が12月18日、千葉・松戸のTEPPEN GYMで公開練習を行った。

 那須川は3分のシャドーと3分のミット打ちを行い、時折、裏拳にも似たジャブやスーパーマンパンチといったキックボクシング特有の動きを見せた。

 那須川は12月2~17日までアメリカで元プロボクシング3階級王者のホルヘ・リナレスのもとでボクシング特訓を行ってきたのだが、練習後の会見では「本当に変わった。こんなに変わるんだと思うくらい。周りから見ても自分の中でも変わったと思う。濃い2週間だったと思う。一番はステップ。だからといってボクシングボクシングするつもりはない。スーパーマンパンチとか驚かせる動きを見せたい」などとその成果を話した。

 契約体重は66.7kg以下と発表されたが那須川は61~62kgのナチュラルな体重で臨むという。それでもメイウェザーとはかなりの差がある。那須川は「一発ももらえない。3分×3R、しっかり集中してやらないといけない」と慎重な姿勢を見せながらも「体重差はあってもパンチをもらわなければいい。そのパンチも速いと思うが見えないことはないと思う。自分が当てられるポイントを探していきたい」などと続けた。

メイウェザーが天心戦について「KOしてもされても公式な戦歴には残らない」【12・31 RIZIN】

2018.12.07 Vol.Web Original

「世界的にはとても有名だが日本では知名度が高くない。無敗の自分と戦えば盛り上がると思ったんだと思う」
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でフロイド・メイウェザーと対戦する那須川天心が12月7日(現地時間12月6日)、アメリカにあるメイウェザーボクシングクラブで公開練習を行った。

 天心はメイウェザーが練習しているであろうリングに上がると3分のシャドー2ラウンド、ミット打ち1ラウンドを行った。

 その後、現地メディアの取材に応じた天心はこの対戦が決まったことについて「まず信じられなかったというのがあるが、こういうチャンスが来て受けない選手はいないと思うのですぐ受けました」と話した。

 試合については「メイウェザー選手に一太刀いれるために練習をやっているので、人生を懸けてメイウェザー選手に全てぶつけていきたい。3分3ラウンドというルールをうまく使っていきたい。メイウェザー選手も速いが、自分にも速さはあるのでそこを生かして思いきってやりたい」「(マクレガーより)いい結果を残す自信はある」「メイウェザー選手をKOする事は難しいと思うが、チャンスがないわけではない。その機会を多く作りたい」「ボクシングボクシングした戦い方はしない。キックの技術を生かして戦う」などと話した。

 なぜメイウェザーが自分と戦うことを選んだのかと問われると「世界的にはとても有名だが日本では知名度が高くないと思うので、無敗の自分と戦えば、盛り上がると思ったんだと思う」と話した。また日本人の持つメイウェザー像についても「ボクサーということと、世界で一番稼いでいるアスリートということしか知らないと思う」とばっさり。ただし自身は「メイウェザーは完璧な選手。目が良い。反応も素晴らしい。パンチを当てさせない。安全な戦い方をするファイター」との認識を示した。

髙田延彦がメイウェザーと対戦の天心にエール「ノックアウトしようぜ!」

2018.11.27 Vol.Web Original

「ラウンド数以外に関しては完璧な真剣勝負の倒し合い」
 RIZINの髙田延彦統括本部長が11月26日、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏と21時から「髙田横粂の世相談義」(FRESH!)を生配信。この中で大晦日の「RIZIN.14」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる「那須川天心vsフロイド・メイウェザー」の一戦についての見解を語った。

 2人の対戦は11月5日に両者揃っての会見で発表されたものの、その3日後にメイウェザーがSNS上で「話が違った」と一方的にキャンセルを宣言。RIZINの榊原信行実行委員長が渡米し、直接交渉の末、両者の間のミスアンダスタンディングを解消。榊原氏は17日に帰国すると改めて2人が対戦することを発表した。

 そもそもこの試合はボクシングの「公式戦」ではなかった。しかし日本における「エキシビション」という言葉の印象が真剣勝負とはかけ離れていることから、RIZIN側があえてその言葉を使わなかったことが両者の「ミスアンダスタンディング」につながっていた。

 改めてこの試合がエキシビションという形で行われることが発表されたことでファンの間でこの言葉が一人歩きしていることに髙田氏は懸念を示した。

 髙田氏はまず「あくまでもメイウェザーはエキシビションというワードにこだわっている。しかし内容はガチのファイト」と話す。そして「何がエキシビションなのかというところがポイント。あえていうならそれはラウンド数」とメイウェザーはボクシングでは通常12Rで戦っているのだが、今回は3Rというところについてはエキシビション的であるという認識を示した。

 しかし「日本人のエキシビションに対する印象は顔見せとか50〜60%の力で戦うというもの」としたうえで「契約の中ではエキシビションだけれども、倒すか倒されるかの試合をすることで双方合意していることは間違いない。ラウンド数だけがエキシビションという捉え方をしてもらって結構だと思う。それ以外に関しては完璧な真剣勝負の倒し合い。通常の勝つか負けるかの戦いになる」と念を押した。

「格闘技を通じて、何か社会貢献を」那須川天心がピースプロジェクトを発足

2018.11.24 Vol.Web Original

 フロイド・メイウェザーとの異種格闘技戦で何かと話題の格闘家がリアル・タイガーマスクに変身! 11月16日、都内で「那須川天心ファミリープロジェクト」設立記者会見が行われた。

 これはデビュー以来無敗の快進撃を続ける那須川が「自分がここまで頑張ってこれたのは応援してくれた皆さんのおかげ。これからは格闘技を通じて何か社会に恩返ししたい」という思いが高じて立ち上がったプロジェクトだ。

 養護施設やグループホームなどで暮らしている子供たちを那須川が出場する大会に招待したり、那須川が直接施設に出向いて格闘技を教えることを計画しているという。

 すでに会見の翌日に両国国技館で行われた「RISE129」には千葉のグループホームの子供たちを招待し、那須川とシュートボクシングの元日本王者・内藤大樹の一戦を観戦した。会見に出席したRISEの伊藤隆代表は大晦日に那須川がメイウェザーと対戦するRIZINにもプロジェクトの輪を広げたい意向だ。

 同プロジェクトの代表を務めるピースプロジェクトの加藤勉代表は「那須川選手や格闘技を通して勇気や夢をもってもらえたら」と語る。運営資金の一部はこれまでに那須川が着用したガウンをオークションにかけ、その売り上げをあてる。那須川は、このプロジェクトに格闘技の新たな可能性を見出す。「自分は子供の時から格闘技しか経験していないけど、格闘技を通じて困っている人や何か悩みを抱えている人を助けたい」

 格闘技の善用に期待大!
(スポーツライター・布施鋼治)

那須川天心vsメイウェザー戦「限りなくボクシングに近い」ルールで実現へ【12・31 RIZIN.14】

2018.11.17 Vol.Web Original

当初発表の「スペシャルチャレンジバウト」が海外で誤解を招く
 RIZINの榊原信行実行委員長が11月17日、羽田空港で会見を開き、大晦日の「RIZIN.14」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「那須川天心vsフロイド・メイウェザー」戦を予定通り行うことを発表した。

 2人の対戦については11月5日、両選手の出席のもと開かれた会見で発表されたものの、8日になってメイウェザーが自らのインスタグラムで「話が違った」と一方的にキャンセルを表明。世界を股にかけた騒動となっていた。

 榊原氏は10日に渡米し、メイウェザー側と直接会談。この日、帰国し急遽の会見となった。今回の騒動に関しては「互いのミスアンダースタンディング」によるもので、今回の直接交渉の中で誤解が解けたとしたいる。

 榊原氏は「アメリカでは公式戦以外はエキシビションマッチと言われている」ということを前提に、今回の「聞いていた話と違う」というメイウェザー側の発言について、もともと「ノンオフィシャルファイト」ではあったが、日本では「エキシビション」という言葉を使うとスパーリング的なものと取られることが多いことから「スペシャルチャレンジバウト」という発表をしたところ、海外では受け入れられなかったこと。メイウェザー側は天心戦以外にもさまざまな企画が進行中なのだが、今回の言葉の行き違いから,そういった関係先から天心戦について「どうなっているんだ?」と言われる状態になってしまっていたことを説明した。

 今回の騒動に伴い、「スペシャルチャレンジバウト」という名称はわかりにくいことから「スペシャルエキシビションマッチ」として海外を含めてアナウンスしていくことになるという。もっとも、榊原氏は「日本で思われているようなエキシビションではない」と強調した。

 一方で、メイウェザー側が条件のつり上げのための行動ではないかという見方もあるが、榊原氏は「今回の件で契約内容が変わることはない。そういう問題ではない」と否定した。

 メイウェザーのインスタグラムの中での「富裕層の限られたメンバーに向けての試合」というくだりに関しては榊原氏は「そういう話は最初から出ていない。彼らの中でのミスアンダスタンディング」とこちらも明確に否定した。

 また今回の交渉の中ではルール問題についても話されたようで、榊原氏は「天心にはなんとか蹴らせてあげたかったが、それは認められなかった。限りなくボクシングに近い打撃攻撃のみのスタンディングバウトになる。シューズを履くのか?裏拳を認めるのかなど、細かいルールはまだまだこれから詰める」などと話した。

 ただエキシビジョンといっても「KO決着ありについてはメイウェザーサイドも納得している」と非公式戦=エキシビジョンマッチではあるが、「リングの中では何が起こってもおかしくない」という互いの認識のもと試合が行われるよう。

 榊原氏はこの状態について「メイウェザー側からすると、ボクシングに近いスタンディングのルールの中で天心を相手に“全力でぶっ飛ばしてやる”とはさすがに言えないのだろう。天心はなめられているのかもしれない。天心側から見れば、メイウェザーが軽い気持ちできたとして、メイウェザーに本気のスイッチを押させることができるかどうか」と話した。

髙田延彦が天心vsメイウェザー戦について言及「本人がリングに上がってゴングが鳴るまで、いくら契約しても分からない」

2018.11.13 Vol.Web Original

「記者会見の後のメイウェザーのコメントに関してはまったくその意図が分からない」
 RIZINの髙田延彦統括本部長が11月12日、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏と‪21時から‬生配信したワイドショー番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH!)内で現在、世界的な騒動となっている那須川天心vsフロイド・メイウェザー戦について言及した。

 この2人については両者そろい踏みのもと5日に会見が行われ、「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)での対戦が発表されたものの、3日後の8日にメイウェザーが自らのインスタグラムで一方的にキャンセルを宣言するという事態に陥っている。

 髙田氏は番組の後半「私自身も話が決まって、記者発表の直前までのストーリーはすべて把握していた。報告も受けていた。しかし、この記者会見の後のメイウェザーが世界にSNSで発信したコメントに関してはまったくその意図が分からない。コメントのしようがない。何も分からない。“どうなっているんでしょうか? 逆に教えていただきたい”というのが今の私の本音。これ以上でもこれ以下でもない」と前置きしたうえで、今回の騒動について語った。

RIZINが天心vsメイウェザー戦についてコメント発表

2018.11.10 Vol.Web Original

世紀の会見から3日後、メイウェザーがキャンセル発言
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月10日、「RIZIN.14」(‪12月31日‬、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる予定だった「那須川天心vsフロイド・メイウェザー」の一戦についてコメントを発表した。

 2人の対戦は5日、両者登壇のもと「スペシャルチャレンジバウト」を行うことが発表されていた。

 このニュースは世界を駆け巡り、昨年メイウェザーとボクシングルールで対戦した総合格闘家のコナ・マクレガーが写真投稿サイトのインスタグラムに2人をからかう投稿をすると天心が英文でマクレガーに「あなたの仇を討ってあげると約束します、だから僕の試合を見てください」と返答。思わぬ余波を呼ぶなど、大きな盛り上がりを見せつつあった。

 しかし発表から‪3日後‬の8日、米国に戻ったメイウェザーがインスタグラムに「私、フロイド・メイウェザーは、那須川天心との公式対戦には1度も同意していないことをはっきりさせたい」「キャンセルする」といった文章を掲載。

 それによるとRIZINとの交渉は「少数の裕福な観客向けの非公式戦に出場する」というもので公式戦でも世界中でテレビで放送されることもないと聞いていたなどと主張した。

大晦日にメイウェザーvs那須川天心。那須川「ルールはこの際なんでもいい」【12・31 RIZIN】

2018.11.05 Vol.Web Original

那須川「拳一つで世界を変えられることを証明する」
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月5日、都内で会見を開き、ボクシングで5階級を制覇したフロイド・メイウェザーが大晦日の「RIZIN.14」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に参戦することを発表した。

 注目の対戦相手は9月の大会で堀口恭司との世紀の一戦に勝利した那須川天心となる。

 この日は両者揃っての会見となった。

 メイウェザーは会見の冒頭「東京に戻ってこられたことをうれしく思っている。東京には8~10回来ているが、世界の中でも、大好きな場所。こうして今回来られたので、これからはもっと頻繁に日本に来たいと思っている。だからRIZINへの参戦がかなったことは自分にとっても喜ばしいこと。まずは大晦日の対戦を楽しみにしていてほしい。素晴らしいエンターテインメントをお届けする」などと挨拶した。

 この後、入場した那須川は「自分のできることは日本の格闘技をしっかり盛り上げることなので、この試合、オファーもらった時に、すぐにOKしました。自分の人生の中で最大の出来事だと思うのですけど、それが今こうして現実になって、とてもうれしい。皆さんもびっくりしていると思いますが、僕も正直、びっくりしています。世界中、誰もが、成し遂げられなかったことを、この僕が必ず証明して、僕がこの拳一つで世界を変えられることを証明しますので、みなさん期待していてください」と挨拶した。

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