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ブロードウェイミュージカルの金字塔『コーラスライン』が再来日

2018.08.15 Vol.709

 ブロードウェイミュージカルの金字塔的な傑作『コーラスライン』が再来日。

 新作ブロードウェイミュージカルのコーラスダンサーのオーディション会場を舞台に成功を目指すダンサーたちの姿を描く。わずか8つの枠をかけてニューヨーク中のダンサーたちが集まり選考に臨む。最終選考に残った17名は演出家のザックに「履歴書に乗っていないことを話してほしい」と語り掛けられ、それぞれの過去を語り始める。ダンスに魅了されたきっかけ、落ちこぼれだった過去、身長が足りずにバレエダンサーになるのをあきらめたこと……。それぞれがつらい思い出を赤裸々に話し始める。そしてまた尋ねられる「もし、踊れなくなったらどうする」?

 上演されるのは、1975年にオフ・ブロードウェイで開幕したマイケル・ベネットの初演版を忠実に再現したリバイバル版(2006年)。オリジナルのヒットは触れるまでもないが、トニー賞にノミネートされたリバイバル版は、日本でも2009年に上陸し好評を博し、2011年にも再び来日を果たしている。今回はそれに続く3回目の来日となる。生演奏。英語上演。日本語字幕あり。9月には東京凱旋公演もある。

【STAGE】ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』

2017.09.10 Vol.698

 ブロードウェイミュージカルの新作が日本上陸。時を超えて愛され続ける名作「ピーターパン」の誕生に隠された、作家とある家族の実話を描く。本作は、ジョニー・デップの主演した映画『ネバーランド』をベースにしている。 

 舞台は19世紀後半のイギリス。劇作家のバリは父親を亡くし傷心の少年ピーターと出会い、交流を深めていく。物語の中に希望を見出して成長していく少年やその兄弟の姿から、バリも劇作家としての原点を思い出し……。

 ゲイリー・バーロウによる楽曲はドラマティックで空想想が膨らむ、『ヘアー』や『ピピン』を手掛けたダイアン・パウルスによる演出、セリーヌ・ディオンやシルク・ドゥ・ソレイユに携わったミア・マイケルスによる振付など、最初から最後まで見逃せない場面ばかり。

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