日本人レスラーでは猪木、藤波に続き3人目の快挙
WWEは3月15日、今年1月5日に行われた新日本プロレスの東京ドーム大会で引退した獣神サンダー・ライガーが2020年WWE名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」入りすることを発表した。
2020年度の殿堂者としてはバティスタ、nWo、ベラ・ツインズ、JBL、デイビーボーイ・スミスにつづいて第6号となり、日本人としては2010年のアントニオ猪木、2015年の藤波辰爾、レガシー部門受賞の2017年の力道山、2018年のヒロ・マツダ、2019年の新間寿に続く快挙となった。
獣神サンダー・ライガーは1991年にWCWに参戦するとブライアン・ピルマンとWCWライトヘビー級王座(後のクルーザー級王座)を競い合い、その後もWCWに何度となく遠征してレイ・ミステリオやディーン・マレンコとしのぎを削った。
日本ではIWGPジュニアヘビー級王座を11度戴冠するなどジュニアヘビー級を代表する選手として活躍。2015年8月には「NXTテイクオーバー:ブルックリン」でWWEのリングに初めて上がると、タイラー・ブリーズを破ってファンを熱狂させた。
世界で高い知名度と人気を獲得している獣神サンダー・ライガーは今年1月に惜しまれながらも引退したが、そのキャリアと長きに渡る功績を称え今回のWWE殿堂入りが決定した。 殿堂入りセレモニー「WWEホール・オブ・フェーム2020」は、米国現地時間4月2日にフロリダ州タンパベイのアマリー・アリーナで行われ、その模様は日本では4月3日にWWEネットワークでライブ配信される。