エンダムとの再戦は完全決着を約束
スポーツチャンネルの「DAZN(ダ・ゾーン)」は10月19日、プロボクサーの村田諒太を「DAZNアンバサダー」に起用したことを発表した。
村田は22日、「WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(東京・両国国技館)で王者アッサン・エンダムと対戦。フジテレビで放送される試合中に村田を起用した新CMが公開される。
2人は5月20日に王座決定戦で対戦。村田が4Rにダウンを奪い優勢に試合を進めたものの、倒しきれず決着は判定に。1人が117-110で村田、残る2人が116-111、115-112とエンダムを支持。1-2の判定で村田はよもやの敗戦。エンダムが新王者に輝いた。
しかしこの判定は波紋を呼び、WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長は両者に再戦を命じ、今回の対戦につながった。
村田はアンバサダー就任について「僕でいいのかなという気持ちが強いですね。常に“僕みたいな人が”と思っているので、ちょっと恥ずかしい」と謙遜。
エンダムとの再戦を前にした現在のコンディションについては「順調にできている。良い時と悪い時もありますが、それを含めてコンディションの調整だと思っている。あとはリングの上でどういったパフォーマンスを出せるかが一番だと思っています」とコメント。そして「前回が本当にすっきりしない形でしたし、僕もすっきりしていないので、皆さんにすっきりした形を見てもらおうと思っています」と完全決着を約束した。