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マルシア | TOKYO HEADLINE
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ジャニーズJr.林翔太がミュージカル! 英国が舞台の現代版シンデレラボーイストーリー

2018.12.08 Vol.Web Original



 ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』が2019年3月に上演されることが8日、発表された。英ロンドンの歓楽街を舞台にした現代版シンデレラボーイストーリーで、ジャニーズJr.の林翔太が主人公を演じる。本作が日本初演。

 ロンドン中心部のソーホーを舞台に主人公の青年ロビーと、彼の恋人で市長選の候補者ジェイムズを中心に繰り広げられるストーリーで、多様ながら純真な愛情を描く。ミュージカル「メリー・ポピンズ」の追加音楽などで知られる作曲家ジョージ・スタイルズと作詞家アンソニー・ドリューのコンビによる作品だ。

 ジェイムズを松岡充が演じるほか、マルシア、「FOSSE」「CHICAGO」の来日公演で唯一の日本人ダンサーとして出演、俳優・振付家と幅広く活躍する大澄賢也がわきを固める。 翻訳・訳詞は高橋亜子、演出は元吉庸泰。

 2019 年3 月9 ~21 日まで、 よみうり大手町ホールで。大阪、金沢、愛知、神奈川公演もある。

 チケットの一般発売は 2019 年 1月 26 日。

ブレヒト×ヴァイルの問題作『マハゴニー市の興亡』

2016.08.07 Vol.672

 もともとジャンルや名前にとらわれることなく独創的なラインアップが並ぶKAATなのだが、今春、正式に白井晃氏が芸術監督に就任。今後ますますその傾向は強まりそう。

 そんななか上演される本作は、劇作家ブレヒトと作曲家ヴァイルが組んで作られた作品。ブレヒトらしく毒に包まれた内容で、1933年にはナチスが上演を禁止するほどの問題作。その後、1960〜70年代には多く上演されるようになり欧州では著名な作品となった。しかし日本ではほとんど上演されることはなく、今回はかなり貴重な公演となる。

 白井は時に、舞台上に限らず観客をも巻き込んだ大胆な演出を取り入れる。架空の街の隆盛と衰退を描く物語ということもあって、今回は劇場全体をひとつの街ととらえ舞台上に「マハゴニー市民席」という客席を用意するという。観客もいつも以上に油断のできない作品だ。

 また昨年、白井が演出した『ペール・ギュント』で音楽を担当し生演奏で舞台に参加したピアニストのスガダイローを今度は音楽監督として起用。ヴァイルの音楽とスガがどのよう化学反応を起こすのかにも注目が集まる。

『マハゴニー市の興亡』
【日時】9月6日(火)〜22日(木・祝)(開演は6・7・9・13・14・20・21日19時、10〜12・16・18・19・22日14時、17日14時/19時。8・15日休演。開場は開演30分前)
【会場】KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
【料金】S席8500円、A席7500円、B席5000円、3階席2000円、マハゴニー市民席(舞台上特設客席・自由席/入場整理番号付)5000円/U24(24歳以下)4250円/高校生以下1000円/シルバー(満65歳以上)8000円/プレビュー公演(6〜7日)一般5000円、マハゴニー市民席3000円【問い合わせ】チケットかながわ(TEL:0570-015-415=10〜18時 [公式サイト] http://www.mahagonny.jp/ )
【作】ベルトルト・ブレヒト
【作曲】クルト・ヴァイル
【演出・上演台本・訳詩】白井晃
【音楽監督】スガダイロー
【振付】Ruu【出演】山本耕史、マルシア、中尾ミエ、上條恒彦、古谷一行 他

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