川尻は執念のタックルもパンチの連打に沈む
「RIZIN.19」(10月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で「ライト級トーナメント」が開幕し1回戦4試合が行われた。
日本から出場した川尻達也、上迫博仁、そして日本人枠として出場したホベルト・サトシ・ソウザが敗れ、日本陣営は全滅となった。
川尻はパトリッキー・“ピットブル”・フレイレと対戦。
公開練習時に「触れればテイクダウンできる」と話していた川尻。そして「下がったらテイクダウンは取れない」と勇気をもって距離を詰めていくことを宣言していた。
その言葉通り、川尻は試合開始からプレッシャーをかけ前に出る。そして片足タックルに行くがフレイレはテイクダウンは許さない。
川尻は左フックを打ちながらタックルにいくが、ここもフレイレはタックルを切って脱出。
今度はフレイレが反撃。飛びヒザが川尻の側頭部にヒットると、川尻は食らいながらもその右足をつかみテイクダウンを狙う。しかしフレイレは慌てることはなく、構わずパンチの連打。それでも右足を離さない川尻だったが、激しいパンチの連打に朦朧となったところでレフェリーが割って入り試合を止めた。