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「ラグビーワールドカップ2019」日本はどこまでやれるのか!?【ギモン解決の1週間】

2018.06.19 Vol.Web Original

 2019年に「ラグビーワールドカップ(W杯)2019」が日本で開催される。2020年に東京で開催される「東京オリンピック・パラリンピック」の話題に隠れているわけではないのだが、いまいち盛り上がりに欠けてはいないか? あの2015年イングランド大会の感動を忘れちゃいないか? ということで、ラグビーについて、そしてラグビーW杯について、など5つのテーマで元日本代表の伝説のラガーマン・吉田義人氏に話を聞いた。

ラグビー元日本代表・吉田義人氏に悪質タックル問題を聞く

2018.05.31 Vol.Web Original

 アメリカンフットボールの試合中、日大の宮川泰介選手の悪質なタックルで関西学院大のQBの選手が怪我を負った問題は、5月22日の宮川選手の謝罪会見を皮切りに、日大の内田正人監督と井上奨コーチ(肩書は当時。ともに辞任)、日大の大塚学長と会見が立て続けに行われ、さまざまなことが明らかになってきた。本紙ではラグビー元日本代表で明治大学ラグビー部の監督も務めた吉田義人氏に話を聞いた。

復興スタジアムで釜石とヤマハがメモリアルマッチ!桜庭監督「次の時代に何かをつなげる熱い試合を」

2018.05.16 Vol.Web Original

「キックオフ!釜石 8.19 鵜住居復興スタジアム オープニングイベント」の発表記者会見が15日、都内で開かれ、スタジアムのホームチームである釜石シーウェイブス RFCがジャパンラグビートップリーグの強豪ヤマハ発動機ジュビロとメモリアルマッチを行うことが発表された。記者会見には、釜石シーウェイブス RFCの桜庭吉彦GM兼監督と小野航大主将、ヤマハ発動機ジュビロの清宮克幸監督と堀江恭佑主将、そして五郎丸歩が登壇し、意気込みを語った。
 
 東日本大震災後、両チームが試合したことがきっかけとなって対戦が実現。震災後活動もままならない状況のなか、釜石シーウェイブスは市民の後押しで2011年5月に活動を再開。そして同6月、ヤマハ発動機ジュビロが釜石シーウェイブスそしてラグビーの街である釜石を応援するために駆け付け、試合を行った。その行動への感謝を込めて、ヤマハを招待し、試合をすることになった。

日本ラグビー界のレジェンド・吉田義人氏が自叙伝出版

2017.12.26 Vol.Web Original

自らのラグビー人生を綴った自叙伝『矜持』
 日本のラグビー界において記録にも記憶にも残る名ラガーマンである吉田義人氏が自らのラグビー人生を綴った自叙伝『矜持』を出版。その出版記念パーティーが12月18日、都内で開催された。

 パーティーは吉田氏と縁のある著名人から友人まで幅広いジャンルの出席者であふれ、改めて吉田氏の幅広い交友を感じさせた。

2019年ラグビーW杯日本大会の試合日程決まる

2017.11.11 Vol.700

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の試合日程が11月2日、発表された。

 日本は1次リーグA組。開幕戦(9月20日)で東京・味の素スタジアムで欧州予選の勝者と対戦。以降は第2戦(28日)はアイルランド(静岡スタジアム)、第3戦(10月5日)欧州・オセアニア・プレーオフ勝者(愛知・豊田スタジアム)、第4戦(10月13日)スコットランド(日産スタジアム)となっている。いずれも中6〜7日を空けての試合。中3日でスコットランドとの対戦を強いられた前回のW杯に比べ、有利な日程となっている。

 初戦の欧州予選勝者は、6月のテストマッチで勝利したルーマニアになる可能性が高いのも日本にとっては好材料。

 初の準々決勝進出を狙う日本。その準々決勝は10月19、20日に大分銀行ドームと味の素スタジアムで各2試合行われる。

 リーチ マイケル主将は「開幕から自分たちの力を出し切って自信をつけたい」、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は「楽な試合はない」としつつ「代表のジャージーを着るからには全勝を狙う」と話した。

スーパーラグビーのサンウルヴズが最終戦で今季2勝目

2017.07.22 Vol.695

 スーパーラグビーに参戦している日本チームのサンウルブズは最終節(15日)に東京・秩父宮ラグビー場でブルース(ニュージーランド)と対戦し48?21で逆転勝ち。参入2年目で初の2勝目を挙げた。3度の優勝を誇るブルースから過去最多の8トライ、48得点を挙げる快勝で最終戦を締めた。

 序盤に2トライを許したが、チームの士気は下がることなく、前半、ラファエレとSH内田がトライをあげ14?21と食らいつく。後半13分には途中出場したCTB山中のトライで追い上げ、18分にはシンビン(一時退場)で1人少ない相手をモールで押し、認定トライで逆転。その後も苦しんだシーズンの鬱憤を晴らすかのように、攻め手を緩めなかった。ティアティア・ヘッドコーチは「今季最高のパフォーマンス。我慢して、しっかり競れた80分間だった」と試合を振り返った。

都民ファ圧勝に一役買った?

2017.07.09 Vol.694

 ラグビーの「リポビタンDチャレンジカップ2017日本代表対アイルランド代表」(味の素スタジアム)が行われた6月24日、隣接する味の素スタジアム西競技場で「東京ラグビーファンゾーン2017」が開催された。これは「ラグビーワールドカップ2019」に向けて日本代表戦をみんなの力で盛り上げようという目的で行われたもの。

 会場はブース、芝生、ステージの3つのエリアでさまざまな企画が催され、実際にラグビーボールを持って体験するエリアも用意されるなど多くの人がラグビーの魅力に触れた一日となった。

 ステージでは都議選が始まったばかりの小池百合子東京都知事とラグビー元日本代表の吉田義人氏、女子ラグビー日本代表の元主将・浅見敬子氏によるトークショーが行われた。

 ここでは吉田氏が小池氏にスピンパスを伝授。その甲斐あってか?小池氏が率いた都民ファーストの会は都議選で圧勝した。

緑じゃない!? ラグビーファンイベントに小池氏が赤と白の横縞で登場

2017.06.24 Vol.692

 ラグビーの「リポビタンDチャレンジカップ2017日本代表対アイルランド代表」(24日、味の素スタジアム)の開催に合わせ同日、隣接する味の素スタジアム西競技場で「東京ラグビーファンゾーン2017」が開催された。

 これは「ラグビーワールドカップ2019」に向けて日本代表戦をみんなの力で盛り上げようという目的で行われたもの。
 
 会場はブース、芝生、ステージの3つのエリアでさまざまな企画が催され、芝生で行われた「人文字でラグビーボールを作ろう」という企画には炎天下のなか831人が参加。その後はそのまま解放された芝生エリアでラグビーボールを使ってのラグビー体験。大人も子どもも慣れない楕円のボールの扱いに四苦八苦しながらも、芝生でラグビーをするという貴重な時間を過ごしていた。

 ブースエリアでは的に向かってパスを投げる「パスターゲット」などラグビーを体感する企画はもちろん、「ウィルチェアーラグビー」「ボッチャ」「ベガーボール」といった障がい者スポーツを紹介・体験するエリアも用意され、多くの人が実際にプレー。またW杯開催都市もブースを展開し、来る2019年に向けての機運を高めた。

ラグビーTLサントリー全勝優勝

2017.01.20 Vol.683

 ラグビーのトップリーグ(TL)は14日、最終節が行われ、サントリーが神戸製鋼を27?15で下し、15戦全勝の勝ち点69で4季ぶり4度目の優勝を果たした。

 サントリーは序盤、0?8とリードされたが、前半終了間際にWTB江見が逆転トライ。後半14分には自陣ゴール前でスクラムを押し込み、相手ボールを奪う。シンビンで1人欠いた直後だっただけに、価値あるターンオーバーだった。過去最低の9位に沈んだ昨季とは一変、15戦全勝で4季ぶりの戴冠と見事な復活を遂げた。

「ラグビー トップリーグ」パナソニックが東芝破り3連覇

2016.01.25 Vol.659

 ラグビーのトップリーグ決勝トーナメント最終日の24日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝が行われ、パナソニックが27-26で東芝を破り、3年連続4度目の優勝を果たした。

 決勝は開始早々からトライの奪い合い。3分にパナソニックがラインアウトからモールで押し込みトライを奪うと、7分には東芝がスクラムからリーチ・マイケルがトライを決めすぐに追いつく。

 ともに前半2つのトライを決め、パナソニックが17-14とリードして折り返す。後半、パナソニックは8分にヘイデがPGを決め、20分には左サイドで華麗なパス回しからピーターセンがトライ。コンバージョンキックも決め27-14と突き放した。

 しかし粘る東芝は28分、流れるようなパス回しから最後はニコラが突き抜け、中央にトライ。コンバージョンキックも決め27-21と食い下がる。その後も地力で勝るパナソニックに自陣まで攻め込まれるも、なんとかしのいだ東芝はロスタイム、知念が左サイドを駆け上がる。これは止められたものの、ボールは右に展開。カフィが蹴り上げたボールがゴールライン付近に転がったところを豊島が押さえ、トライに成功した。

7人制ラグビー日本女子がリオ五輪出場権獲得

2015.12.11 Vol.656

 ラグビー7人制女子のリオデジャネイロ五輪アジア予選日本大会最終日が11月29日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表が決勝でカザフスタンを14−7で破り優勝。アジア予選は11月7、8日の香港大会と日本大会の総合成績で争われ、日本は両大会で1位となり、男子日本代表に続き五輪出場を決めた。

 日本は日本大会の1次リーグ第4戦でスリランカを49−0で下して決勝進出を決めた。勝つか引き分けで五輪出場が決まる同最終戦ではカザフスタンに5−7で敗れたが、決勝は後半に7−7から小出のトライで勝ち越して逃げ切った。

 決勝は敗れても21点差以内であれば五輪出場権獲得という状況ではあったが、主将の中村が「五輪出場の条件なんて関係なかった」と試合後に話した通り、貪欲に勝ちにこだわった。

 この五輪出場は想像を絶する猛練習の賜物。今年の練習日は200日以上にのぼり、1日4、5部練習は当たり前。エースの山口は「翌日がオフで(うれしくて)泣き、合宿最終日に泣く選手もいた。合宿が終わっても、すぐに次の合宿が待っていたんですけどね」と振り返る。勝ち越しトライを決めた小出は「終盤にチャンスが来るのは分かっていた」と、厳しい練習で培った運動量に胸を張った。

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