ラグビーワールドカップ(W杯)での日本代表の活躍の記憶も新しいなか、ラグビーのトップリーグが13日に開幕した。
この日は東京・秩父宮ラグビー場でパナソニックvsサントリー戦が行われ、3連覇を狙うパナソニックが38−5で勝利を収めた。
両チーム5人ずつのW杯代表が先発。そのなかでも存在感を発揮したのがパナソニックの山田。前半6分、バーンズのキックに素早く反応してインゴールで押さえ、39分にも懸命に手を伸ばして2つ目のトライを奪った。
注目の開幕戦とあって前売りチケットは「完売」だったのだが、スタンドには空席が目立つという不思議な光景が…。これは計9000枚を購入した両チームの関係者の来場が少なく、実際の来場者が1万792人に終わったため。せっかく盛り上がってきたラグビー人気に水を差すことになるだけに関係者には猛省してほしいところ。
翌日の14日には各地で6試合が行われ、昨季、準優勝のヤマハ発動機がトヨタ自動車と対戦。18−11で勝利を収めた。日本代表FBの五郎丸は前半9分にゴールキックを決め、史上2人目のリーグ通算1000得点を達成した。