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ヴァンダレイ・シウバ | TOKYO HEADLINE
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RIZIN無差別級トーナメント カーウィンの欠場理由に榊原代表「こっちから願い下げ!」

2016.12.19 Vol.680

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが12月19日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる無差別級トーナメントの対戦カードの変更とリザーブマッチを発表した。

 先日、ケガの回復の遅れを理由に欠場となったヴァンダレイ・シウバの代わりにBellatorのキング・モーが参戦。ミルコ・クロコップと対戦する。
 またアミール・アリアックバリと対戦予定だった元UFCヘビー級王者シェーン・カーウィンに代わりかつてPRIDEなどで活躍したヒース・ヒーリングが参戦することとなった。
 リザーブファイトはワジム・ネムコフ vsアリソン・ヴィセンテ。

 モーは昨年行われた「RIZIN 100kgトーナメント」の優勝者。12月16日にイギリスで行われた「Bellator 169」において、石井慧に判定勝ちしている。

 カーウィンの欠場については、離婚に伴う子供の親権問題で12月までに法廷に立つこととなり、トレーニングが思うように進められずベストなコンディションで試合に臨むことが困難となったことが理由。

 榊原信行RIZIN実行委員長はこのカーウィン側の言い分について「僕からすると何を言っているのかな?ということ。誰にだってプライベートはある。その中でいろいろなトラブルを抱えながら(生きている)、一度自分が出ると決めて契約書にサインしたものをそんな簡単にあきらめられるとは。僕としては今も信じられない。弁護士を通じて彼らとコミュニケーションを取っているが、いずれにしてもその程度の奴はこのトーナメントにはいらない。出てきてほしくない。こっちから願い下げです。いろいろなプライベートの問題を抱えながら、このトーナメントに命を懸けてチャレンジしてくれているファイターに失礼です」と強い口調で断じた。

 またこの日は試合順も発表された。
 29日の第1試合は「北岡悟vsダロン・クルックシャンク」、メーンはトーナメントの「ミルコ・クロコップvsキング・モー」。31日の第1試合は「チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネットvs木村“フィリップ”ミノル」、メーンはトーナメント決勝となった。

RIZINが無差別級トーナメント組み合わせ発表。高阪がバルトと対戦

2016.11.09 Vol.677

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月9日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2 ND ROUND/FINAL ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる無差別級トーナメントの組み合わせを発表した。

 9月大会で行われた1回戦で勝利を収めたイリー・プロハースカが練習中に右足の前十字靭帯断裂の大怪我を負い、出場を辞退。昨年末の大会で現役復帰を果たした高坂剛が代替選手として出場する。

 組み合わせは29日に行われる準々決勝が①ミルコ・クロコップvsヴァンダレイ・シウバ、②高坂剛vsバルト、③シェイン・カーウィンvsアミール・アリアックバリ、④ワレンティン・モルダフスキーvsシモン・バヨル。31日に行われる準決勝は①と②の勝者、③と④の勝者が対戦。その勝者が決勝を戦う。

 RIZINではツイッターなどでファンから希望する対戦カードを募集していたが「カーウィンvsアリアックバリ」が一番要望が高かったカードで、その次が「プロハースカvsバルト」だったという。

 高阪は当初、「トーナメントには興味がない」としてワンマッチでの年末大会への出場を希望していたが、9月大会後に「ワイルドカードで出場させてくれ」と直訴。しかしその時点でRIZINはビッグネームの米国人選手の出場を模索中でその後、カーウィンの出場が決まったことからリザーバーでの出場を打診していた。
 そんななかプロハースカ側から欠場の申し入れがあり、高阪の代替出場が決まった。

 高阪は「9月の大会で藤田(和之)がバルトに敗れた試合で、藤田の特訓につきあい、セコンドも務め、戦略も考えた。藤田の勝ちたいという思いを受け止め、自分も同じ気持ちで戦い挑んだんですが、結果バルト選手の腕が上がった。その時の藤田の無念さ、自分自身の無念さ、言葉には表せないんですが、自分の中で何かが起こって何かが変わった気がするんですね。46年間生きてきて今まで経験したことのない感情が生まれ、自問自答を繰り返した。そのなかでひとつ出た答えは、自分との戦いもそうなんですが、“表の戦い、外の戦いというものも、お前(バルト)は見据えてるのかよ?”ということ。リングに上がる以上はプロの選手ですし、お客さんとも戦わなければいけない。見ている人も満足させなければいけない。なおかつ勝利しなければいけない。すべてに勝ってこそプロのファイターだと思っていて、その思いに新たに火をつけられたのが藤田の敗戦だったと思うんです。それを受けて “トーナメントに出たい。バルト選手と試合がしたい”と自分の心の中で何か突き進むものが起こったことを覚えています。それで榊原さんにお願いした。バルトと戦いたかったので、リザーブマッチだったらお断りしようと思っていた」と参戦の経緯を話した。

9・25 RIZIN トーナメント2回戦でシウバvsミルコ決定 藤田は引退宣言

2016.09.26 Vol.675

 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でトーナメントの1回戦6試合が行われ、ミルコ・クロコップは韓国のミョン・ヒョンマンと対戦。1R2分20秒、肩固めで勝利を収めた。
 試合後、マイクを握ったミルコは「ヴァンダレイ・シウバが試合をしたいと言っているらしいが、どうするんだ?」とリング下で観戦中のシウバを挑発。シウバがリングに上がると、ミルコは高田延彦統括本部長も呼び込み、カードの決定を迫った。
 一度は結論を持ち越そうとした高田氏だったが、2人の強い要望に本部席の榊原実行委員長と協議。「ここでヴァンダレイ・シウバvsミルコ・クロコップを決定していいですか?」と会場のファンに問いかけたうえで、特別に2回戦のカードとしてシウバvsミルコ戦を決定した。

RIZINが無差別級トーナメント開催発表! ミルコがサプライズ参戦

2016.07.16 Vol.670

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONがが16日、都内で会見を開き『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント』の開催を発表した。
 トーナメントには14人が参加。9月25日の開幕戦は1回戦を行い、12月29日の2ND ROUNDで準々決勝、31日のFINAL ROUNDでは準決勝と決勝が行われる。会場はいずれもさいたまスーパーアリーナ。
 会見には藤田和之、バルト、ヴァンダレイ・シウバ、そしてサプライズでミルコ・クロコップが登場した。
 この日は日本人代表決定戦という位置付けも兼ねた藤田vsバルト戦とシウバが1回戦をシードされ、2ND ROUNDから出場することが発表された。またもう1人「主催者推薦枠」を設けることから、開幕戦ではミルコのカードを含む1回戦6試合が組まれるが、出場選手と対戦カードについては8月中にも発表される見込みだ。
 榊原信行RIZIN実行委員長は「主催者推薦枠」について「夏のリオ五輪後に何かが起こると思っている」とオリンピアンのサプライズ出場に期待を寄せた。他の出場者については「世界中の30団体からオファーをいただいている。世界中のプロモーションの熱きファイターを日本に集結させる」と語った。続けて高田延彦統括本部長が「ファンの声もいただきたい」と提案。その場でツイッターのハッシュタグ「♯RIZIN2016」を決定し、選手選考にファンからの声を参考にすることとなった。

今秋から「RIZIN無差別級トーナメント」開催。シウバが参戦

2016.04.19 Vol.664

『RIZIN.1』(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の二夜明け会見が19日、都内で開催され、9月下旬と12月31日にさいたまスーパーアリーナで大会を開催し、そこで8選手による「RIZIN無差別級トーナメント」を行うことを発表。出場選手の一人としてシウバが決定したことが合わせて発表された。
 シウバは「世界中の“シウバに勝てる”と思っている選手たち全員にチャンスを与えたかったので無差別級を提案した。このイベントが世界で最もアグレッシブなルールを持っている。このルールなら私は誰とでも戦える。参加する選手はよく準備してこないといけない。なぜなら私は対戦する全選手の頭を踏みつけますから、そのつもりで来てください」と早くもやる気まんまんだった。

『RIZIN.1』デビュー戦勝利の村田に高田本部長が際どいアドバイス

2016.04.19 Vol.664

『RIZIN.1』(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の二夜明け会見が19日、都内で開催され、出場した桜庭和志、ヴァンダレイ・シウバらが登壇。大会について振り返った。
 デビュー戦で判定勝ちを収めた村田夏南子については、冒頭の総括の中で高田延彦統括本部長は「100%に近い形で試合を支配していた。動きが男性のもの。女性特有の体幹のブレがない。男子の試合を見ているようだった。目標はロンダ・ラウジーというが、デビュー戦を見る限り、年間4~5試合やって自分を磨き上げれば、4~5年先にはロンダを越える可能性はある。ただそのためには時間の使い方が大事。お酒はほどほどに。タバコは吸わない。変な男にだまされない。カジノに手を出さない。本気であそこを目指すならば、今日からのすべての時間をこの競技に費やす。それくらいの思いがあれば五輪にもUFCに上がっているんじゃないかと思う」と話した。
 それを受けた村田は「5分3R戦えたのは大きな経験となった。これから練習をしっかりやって、生活は自分がどこを目指してやっているのかを常に考えて、しっかり切り替えて行動していきたい。デビュー戦ということで力が入りすぎて腕がパンパンになってしまってレスリングの試合よりきつかった。でも楽しかった」と話した。
 グラップリングダブルバウトに出場した所英男は「今回はグラップリングダブルバウトということで、絶対にありえないマッチメークをしていただきました。本当に夢見心地で過ごしました。桜庭さんと一緒に練習させていただきリングで一緒に戦えたことや、シウバ選手には自分の存在を知っていただいたこと、田村選手とは回転体のような試合ができたことは凄く幸せに感じています。また桜庭さんと組んでダブルバウトがしたいです」と振り返り、「今回戦う予定になっていたクロン・グレイシー選手とぜひ年内に試合ができればと思っています」とクロン戦の実現を訴えた。
 榊原信行実行委員長は「クロンから了解はもらっていたが、ヒジの怪我で流れてしまった」としたうえで、「順当にいけば、9月に所vsクロンをセットアップしていきたい。5カ月あるので間に合うと思っている」と語った。

4・17『RIZIN.1』プロハースカが藤田に圧勝 女子レス村田は悔しい判定勝ち

2016.04.18 Vol.664

 昨年末に開催された『RIZIN』のナンバーシリーズの第1弾となる『RIZIN.1』が4月17日、愛知・日本ガイシホールで開催された。
 メーンではイリー・プロハースカが藤田和之と対戦。1R3分18秒、TKOで勝利を収めた。プロハースカは昨年行われた100kgトーナメントで準優勝し、この日出場したテオドラス・オークストリス、ワジム・ネムコフとともに“RIZIN三銃士”と称されるヘビー級期待の新星。藤田は言わずと知れた日本総合格闘技界のヘビー級を支えてきた存在。23歳vs45歳という世代の威信をかけた戦いでもあった。
 蹴りで牽制するプロハースカに対し、タックルで臨む藤田。足をつかむものの、テイクダウンには至らない。しかしプロハースカの右ハイキックを交わすと藤田はバックを取ってパンチの連打。かつての藤田だったら試合はここで秒殺決着だったかもしれない。
 しかしプロハースカはこのピンチにも動じず冷静に立ち上がる。そしてプレッシャーをかけて藤田をコーナーに追い詰めると左ジャブ、右ストレート。崩れ落ちる藤田に返しの左フックも決めダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

4・17「RIZIN.1」グラップリングダブルバウトに田村潔司が出場

2016.04.01 Vol.663

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが1日会見を開き、「RIZIN.1」(4月17日、愛知県・日本ガイシホール)で行われるグラップリングダブルバウトに田村潔司が出場することを発表した。
 3月5日に「桜庭和志、所英男vsヴァンダレイ・シウバ、X」のカードが発表された時から榊原信行RIZIN 実行委員長は「田村潔司に交渉したい」と明かしていた。
 田村が「巌流島」(3月25日)に出場することから、正式決定はその後とみられていたが、田村がジャッキー・ゴーシュとの対戦で大きなダメージを受けたことからその動向に注目が集まっていた。
 田村は怪我について「鼻と頬骨を3か所骨折。1か所は完全骨折で、手術を勧められた」と説明。一度はRIZINへの出場を断念したが、「1~2日経つにつれて自分の不甲斐なさも含めて、RIZIN.1(出場)の機会をいただいて、僕自身そんなに先も長くないですし、お話をいただける時点で光栄だという気持ちになり、出場することが自分にとってもいいのかなと決断し、出場に至りました」と出場に踏み切った経緯を語った。
 高田延彦RIZIN 統括本部長は「本来であれば年末に出てもらいたかったファイターの一人。それは実現しなかったがRIZINのレギュラーイベントとなるRIZIN.1に、怪我を背負った形ですがカードがラインアップできて、この場に一緒に並んでいることを私自身幸せに思うし、ファンの方には大きな期待を持って見てもらいたい。1発目のグラップリングのダブルバウトはこの4人だから任せられるというところもあると思う。毎大会見たいと言われるような作品を残してもらいたい」と期待を込めた。
 ルールについては現在検討中で、15分3本勝負、10分×2R、15分のうちに一本を奪った数で勝敗を決めるケースなどさまざまな案が候補に上がっている。
 なお同大会はスカパー!のスカチャン0で独占ノーカット完全生中継されることも合わせて発表された。

4・17「RIZIN.1」で桜庭、所組vsシウバ、X組がグラップリングで対戦

2016.03.05 Vol.661

 昨年末に開催された総合格闘技イベント「RIZIN」が5日、会見を開き、「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の一部対戦カードと参戦選手を発表した。
 12月29日大会にともに参戦した桜庭和志と所英男がタッグを組みヴァンダレイ・シウバ、X組とRIZINグラップリングダブルバウトで対戦する。桜庭とシウバがリングで対峙するのは約13年ぶり。
「X」については榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司を考えている。直接口説きに行く」と発言。ルールについても「最も過激なグラップリングルール。掌底ありの可能性も」と型破りなルールになりそうだ。
 シウバはネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を拒否したため、現在は来年5月まではMMAの試合ができない。しかし、榊原氏は「それはネバダ州でのこと。シウバは今年、RIZINで総合格闘技の試合をする」と話した。
 スペシャルワンマッチとして、DEEPウェルター級王者の悠太と、愛知県を拠点にし現在はべラトールに参戦中の加藤久輝が対戦する。

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