「義理チョコをやめよう」というキャッチコピーが話題になった今年。
義理の意味は人によってきっと違うけど全部の義理チョコがなくなったら哀しいな、と大きなブラウニーを焼くことに。
赤いストウブ鍋で、雪印のバター200gをまるまる溶かし、ダーククチュールベールチョコレートを加えて弱火のまま混ぜる。
お鍋いっぱいのチョコもバターの香りは、深くて濃厚でキラキラ。
たまご6個を思い切り泡立てて砂糖を加えてさらに混ぜる。
溶かしたチョコレート、それから少しのココアと、10グラムのベーキングパウダーを入れた玄米粉を80グラム。
ゴムべらでさっくり切るように混ぜボウルをまわしてすべてを合わせてく。
グルテンフリーの玄米粉とたっぷりすぎるほどの砂糖、バター、たまごもチョコも合わせる矛盾。
矛盾のない恋なんてきっとほとんどない、からちょうどいい気もするような。
18cm×18cmのスクエア型に四隅に切り込みを入れたクッキングシートを敷いたらそこに生地を半分流し込む。オレオの1袋分、半分だったり4分の1だったり適当に生地の中に入れこんで並べる。
200度のコンベクションオーブンで上下に10分焼いてから表面が焦げないようにアルミホイルをかぶせて20分。
それを2度、繰り返して米粉のオレオブラウニーが2台。
冷ましてから綺麗な四角にカットして粉砂糖をふるう。
大きめのブラウニーを冷やしてから切り分けてフライングタイガーで買った赤いハートに包んでおいた。
小さく切り分けられた同じようなブラウニーひとつひとつ込められた想いの違いはきっと誰も知らない、それがバレンタインの義理チョコの醍醐味でしょう?
NorahJonesの「TheStory」を、久しぶりに聴いて家を出た。
【わたしの米粉オレオブラウニー】
18cm×18cm 2つ分
バター 200g
チョコレート 400g
砂糖 90g
ベーキングパウダー 10g
玄米粉 80g
オレオ 2袋
粉砂糖 少々