その不思議な空気感で、多くのバラエティー番組で活躍中の三四郎。きっちりと作りこんだ漫才には定評がある彼らの単独ライブが今月末、開催される。言葉のセンスと生意気キャラが人気の小宮と、その小宮を自由に操り、時として小宮以上のボケを見せる相田が“三四郎ライブ”の魅力(?)を語る。
相「僕らは基本的に漫才しかやらないんですけど、単独ライブでは多分コントとかもやる…かも(笑)。そこも注目ですけど、見所はやはりハプニングですね。(小宮の)滑舌が悪いので、舞台上で溺れかかったり、(小宮の)スタミナがないので、どんどん疲弊していったりする姿が見られます(笑)」
小「舞台上で動きが合わなくて、正面衝突して裏で大量に鼻血を流したり、僕が疲れすぎて着替えが追いつかなかったりしたことも(笑)。お客さんには見えませんがそんなこともありました」
相「ネタを見たことがある人も、どっちがツッコミでどっちがボケかってあまり分かってないと思うんですよ。実際僕らも決めてなくて、僕がボケの時もあるし、小宮がボケの時もある。また2人ともツッコミというパターンも。だからいろいろなネタというか、型にはまらない漫才がたくさんあるので、多分誰にでも1つぐらいはハマるネタがあるんじゃないかと(笑)。ファンの方も1度ハマると中毒性があるといって、ずっと通って下さるようになった人もたくさんいるので、ぜひその一員になってほしいですね」
小「最初に見ると強烈すぎて苦手って思う人もいるかもしれませんが、1度足を運んでもらって、2回、3回と見ていただけると、他の芸人さんのライブでは味わえない、ネタを見ることができると思います。毎日つまらないと思っている人生を送っている人が、このライブを見て笑顔になって、やりたいことを見つけてもらえたらいいなと思いますね。そして僕が先輩の単独ライブを見て、お笑い芸人を目指したように、僕たちのライブをきっかけに、芸人を目指す人がいてくれたらうれしいです」