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上田貴央 | TOKYO HEADLINE
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メインで一本勝ちの小金がZSTの再興とRIZIN参戦をアピール【5・11 ZST】

2019.05.12 Vol.Web Original

最後は腕十字固めががっちり
「ZST.65」(5月11日、東京・新宿FACE)のメインでライト級王者の小金翔が韓国のクォン・ドヒョンに2R、腕十字固めで一本勝ちを収めた。

 小金は昨年10月に平信一に挑戦し、判定勝ちを収め王座奪取。第3代王者に就いた。この日は、ここ数戦判定勝ちが続いていたことからフィニッシュすることを自らに課しての試合だったが、見事に一本を取り切った。小金の一本、KO勝ちは2017年5月に高橋弘にTKO勝ちして以来。

 ドヒョンは1Rからタックルを多用し、組みついては小金をコーナーに押し込みテイクダウンを狙う。差しの巧みなドヒョンは二本差しで小金の体を浮かせるが、小金も腰の重さを見せテイクダウンは許さない。小金も体勢を入れ替えコーナーに押し込むが、ドヒョンはまたすぐに入れ替えるなどロープ際やコーナーでのポジションの奪い合いが続く。終盤には小金が足をかけテイクダウンを奪いパウンドを落とす場面も作ったが、ドヒョンは粘って脱出する。

 2Rに入ってもドヒョンのしつこいタックルが続く。しかし小金は押し込まれながらも足を払ってテイクダウンに成功するとジワジワと自分のポジションに持ち込み、バックをキープするとパウンドの連打からスリーパーホールドを狙う。ドヒョンも動きを止めず、脱出の機会をうかがうが小金の4の字ロックががっちりと決まり抜け出せない。

 小金はスリーパーが決められないとみるや腕十字に移行。ドヒョンの必死のクラッチを切ってぐいと締め上げるとドヒョンがタップした。

関鉄矢が無念のドロー。竿本樹生も“決めきれず”判定勝ち【8・13 ZST.61】

2018.08.14 Vol.Web Original

関が樋沼との打撃戦制すも「判定ですいません」【3・17 ZST】

2018.03.18 Vol.Web Original

真っ向打ち合うも決着つかず

 総合格闘技イベント「ZST.59」(3月17日、東京・新宿FACE)のメーンでZSTフェザー級王者・関鉄矢が王座戴冠後の第1戦に臨み、樋沼朝光に3-0の判定で勝利を収めた。試合は樋沼のキックに関がパンチを合わせ、そこからともに激しい打ち合いに臨むという展開が繰り返される。ともに倒れてもおかしくないようなパンチを被弾しながらも立ち続け、おかまいなしにパンチを放ち続ける。2R終盤になって樋沼が組み付きからテイクダウンに成功しフロントチョーク、ラウンド終了間際に関がバックを奪いスリーパーホールドにとらえるといった場面はあったが、ともに極め切れずに判定決着となった。

ZSTフライ級王者・伊藤が年末のRIZIN出場目指し11月に2連戦

2016.09.27 Vol.675

 総合格闘技のZSTが27日会見を開き、旗揚げ14周年記念大会「ZST.54」(11月27日、東京・ディファ有明)の一部対戦カードを発表した。
 フライ級王者の伊藤盛一郎がGT(グラップリング)ルール、バンタム級(61.2kg契約)で上田貴央と対戦する。

 2人は2012年にZSTの若い選手を中心とした大会である「SWAT!」のトーナメントでZSTルールで対戦し、伊藤が判定勝ちを収めている。その後、階級が分かれたため対戦の機会はなかったが、上田がフライ級に階級を変更したこともあり、今回の対戦が実現した。

 上田は「チャンピオンと対戦できるのは光栄。前回の試合では公式の発表はなかったが関係者から2-1のスプリット判定でどっちが勝ってもおかしくなかったと聞きました。僕の中でも、僕の勝ちでも良かったのではないかという試合だったので、今度はGTルールで進化した2人の試合ができればいい。大会の中では打撃はないがこの試合が一番面白い試合になると思うので期待してほしい。伊藤選手は実力もファイトスタイルもZSTの中心。今は階級も同じになったので一番の対抗馬として、ライバルといわれるように頑張っていかなければいけない」
 伊藤は「去年の13周年記念大会はケガで出られなかったので、今年は出られてうれしい。上田選手との前回の試合ではしっかり一本決められなかったので、今回はきっちり一本勝ちして、グラップリングルールでも面白い試合を見せたい。これまでは階級が違っていたので敵として意識はしていなかった。階級を落としてきたので、いつかはやる時があるのかなとは思っていたが、まさかのグラップリングの試合。上田選手はここ2試合、KO負けですごい崩れ方をしていたのでダメージが心配。やさしく決めたいと思います」
 とそれぞれ話した。

 バンタム級でグラップリングルールの試合ということについて、上田が「グラップリングはもちろん僕のほうが上。しかも以前僕がやっていた61.2kgでやるので体格的にも相性的にも僕が有利」といえば伊藤は「バンタムだとほとんど減量がないんですが、スピードも力も僕のほうが上だと思う。体格は関係ない」と返した。

ZST.53 柏﨑がバンタム級王座防衛 伊藤はRIZIN出場アピール

2016.08.08 Vol.672

 総合格闘技「ZST.53」(8月7日、東京・新宿FACE)のメーンで行われたバンタム級タイトルマッチで王者・柏﨑剛が渡部修斗を2R4分59秒TKOで破り2度目の防衛に成功した。

 1R、柏﨑のキックをキャッチしてグラウンドに持ち込みフロントチョークを狙う渡部だったが、強引に立ち上がった柏﨑は逆に組みついて、テイクダウンに成功。肩固めからバックに回るとスリーパーホールド、パウンドで渡部を削る。2Rも柏﨑のキックをキャッチしグラウンドに持ち込む渡部。今回は反撃を許さず、バックを取ってスリーパーホールド、バックマウントからパウンドと、1Rとは逆の展開に持ち込む。あわやの場面も作った渡部だったが、自力で勝る柏﨑は一連の攻撃をしのぐと、体勢を入れ替え、バックを取ってスリーパー。決まらないと見るやパウンドを落とし続け、渡部の動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。

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