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上野樹里 | TOKYO HEADLINE
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斎藤工“妊娠”する主人公に挑む「古き悪き常識に対する新時代のアンチテーゼになる可能性」

2021.04.08 Vol.web original

 

 俳優・斎藤工が“妊夫”を演じる社会派コメディードラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』の製作・キャストが8日、発表された。共演は上野樹里。

 Netflixがテレビ東京と共に企画・製作するNetflixオリジナルシリーズ。原作は坂井恵理による「もし男性が妊娠したら?」がテーマの同名コミックス。男性が妊娠・出産するようになった世界を舞台に、男女逆転生活やギャップをコミカルに描きながら、主人公が「妊娠」をきっかけに、社会に潜むさまざまな問題と向き合い、成長していく姿を描く。

 斎藤が演じるのは、広告代理店の第一線で仕事をバリバリこなしていたが、想定外の妊娠により、これまで思いもよらなかった数々の問題に直面していく主人公・桧山健太郎。

 斎藤は「坂井先生による原作コミックスのあまりのリアリティーに、すぐさま“男性妊娠”の実例を調べました」と明かしつつ「男女の役割の入れ替わりを描く本作は、古き悪き常識に対する新時代のアンチテーゼになる可能性を秘めている気がしています」と意気込みのコメント。

 また、健太郎のパートナーで、実家からの結婚へのプレッシャーをものともせず仕事にまい進するフリーライター兼エディターのヒロイン瀬戸亜季役に上野樹里。上野は自身の役柄を演じるにあたり「亜季の抱く家族や家庭というものへのネガティブな概念への葛藤や、一人の女性として自由でありたいと願う亜季の価値観の変化があったりと、桧山と共に成長していくキャラクターを楽しんで演じたい」と語り「気軽に楽しめる作品でありながら、ジェンダーやマイノリティー、LGBTQなどへの理解を深めるきっかけとなる作品になれたらなと思います」と期待を寄せた。

 原作者の坂井氏も「世界からすっかり“男尊女卑の国”というイメージで見られてしまっている日本も、少しずつ変わってきているのを感じます。そのことを、この作品を通じて国内外に示せたら」としつつ「いち視聴者としてとても楽しみにしています!」とコメントを寄せた。

 監督は『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の箱田優子と、『望郷』の菊地健雄。脚本は『全裸監督』シリーズや『新聞記者』の山田能龍をはじめ『あのこは貴族』の岨手由貴子、『ミセス・ノイズィ』の天野千尋という話題のクリエイター3名が担当している。

 Netflixオリジナルシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』は2022年、Netflixにて全世界同時独占配信。

THL編集部オススメMOVIE『お父さんと伊藤さん』

2016.10.09 Vol.676

 20歳年上の彼氏・伊藤さんと同棲する彩のアパートに突然、父が転がり込んでくる。彩たちの穏やかな生活は一変。ハプニング続きの日々を送るうち、いつしかひとつの家族のようになりかけたかに見えたが…。

監督:タナダユキ 出演:上野樹里、リリー・フランキー、藤竜也他/1時間59分/ファントム・フィルム配給/新宿バルト9他にて公開中  http://father-mrito-movie.com/

東京タワーに”江”登場 柴田・大地が本心漏らす

2011.03.07 Vol.500

 東京タワーで「江」展が2月26日にスタートした。江戸時代の大奥の世界を展示などで楽しめるイベントで、現在放送中のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の最新情報も分かる内容。25日のテープカットセレモニーには、ドラマに出演中の大地康雄と鈴木砂羽が出席、現場のエピソードを紹介した。柴田勝家を演じる大地康雄は、江を演じる上野樹里をはじめ、鈴木保奈美、宮沢りえ、水川あさみらとのシーンが多いことについて「美女に囲まれ演技をするのは俳優になって初めて。最初は舞い上がってしまいました」と苦笑い。入場は一部有料アトラクションを除き、無料。12月25日まで。

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