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中川淳一郎 | TOKYO HEADLINE
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【2018年をぶった斬り!】中川淳一郎「“ネットなんだから真に受けないでよ”は通用しない 」

2018.12.29 Vol.713

 そろそろ2018年を振り返る時期となってきた。今年もいろいろな出来事があった。海外では南北首脳会談、米朝首脳会談と画期的な出来事が続いたが、国内ではモリカケ問題で安倍晋三首相が窮地に立たされながらも、自民党の総裁選で3選を果たすなどどうにもよく分からない状況が続いている。スポーツ界に目を移すと冬季五輪、サッカーW杯とビッグイベントで日本選手が大活躍したものの、国内では各競技で不祥事が相次いだ。そんな2018年を識者に振り返ってもらった。

蓮舫氏は“謝ったら死ぬ病”にかかって墓穴を掘った ネットニュース編集者 中川淳一郎氏インタビュー

2016.12.26 Vol.681

2009年に出版した『ウェブはバカと暇人のもの』で日本におけるウェブ、ひいてはウェブメディアの現状をばっさりとぶった切り、注目を浴びたネットニュース編集者の中川淳一郎氏。最近はさまざまなウェブメディアの編集に携わる一方で、雑誌や新聞で連載を持つなど枠にはまらない活動をしている。

アドバイスなのかバカの図鑑なのか…『バカざんまい』著者・中川淳一郎

2016.10.09 Vol.676

 ネットニュース編集者の中川淳一郎氏の週刊新潮での連載コラム「この連載はミスリードです」が本になった。

 日本中にあふれる「バカ」な人たちや現象を「コメンテーター編」「社会編」など大きく8分野に分け、そのならではの視点でツッコミ、そして切り捨てる。

 仕事柄ネット上のニュースをくまなくチェックし、ネット界隈の有象無象に絡まれる日々を送る中川氏だけにバカを見極める選球眼にはさすがなものがある。

 ただバカをあげつらうだけではなく「こういうことをするとバカにされますよ」というアドバイスが込められているようにも思えるし、その一方でひょっとしたらただひたすらにいらっとしているだけかもしれない…とも思わせるのが中川氏の巧みなところ。相変わらずの底の丸見えの底なし沼テイストに今回も手の平の上で泳がされる。

 最近バカな話が多すぎて忘れかけていた話題も思い出させてくれるというありがたい側面もある。

人気トークライブから生まれた「読書で賢く生きる。」ための一冊

2015.04.12 Vol.640

 トークライブハウス阿佐ヶ谷ロフトAの人気イベント「ビジネス書ぶった斬りナイト」をきっかけとして一冊の本ができた。それが『読書で賢く生きる。 ビジネススキル探しを超えて』(KKベストセラーズ)。著者はネットニュース編集者の中川淳一郎、編集者でライターの漆原直行、著作家・ブロガー・投資家・経営者の山本一郎の3氏。

「ビジネス書ぶった斬りナイト」というのは漆原氏の著書である『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』をきっかけに2012年に第1回が行われ、現在8回を数える人気イベントだ。三者三様それぞれの見方で語る本、読書へのこだわりが半端なく、そこから派生する深いうんちく、トークライブならではの裏話など盛りだくさん。

 著者の一人である中川氏はこの本について「本、新聞、雑誌をオワコンという人もいますが、そんなことは決してありません。特に書籍、読書から得られる知識・見識、ノウハウといったものはビジネスのみならず、人生を生きていくうえでとても重要なものだと思います」と語る。

 3人それぞれの読書術やオススメ本とその理由などが書かれているのだが、常人にはなかなか考えつかないことばかり。

「読み方は人それぞれなので、僕たちのような読み方を真似することはないと思います。自分でもできそうなことからやってみてはどうでしょう。あと最後に、ただ“売らんかな”のビジネス書なんかにはだまされないようにしてください、ということは言っておきたいですね」

 テーマは読書なのだが、それを越え読み進めるうちに論理的な思考法といったまさに“賢く生きる”ために必要なことが身につく内容。ビジネス書を読むくらいならこちらを読んだほうが腑に落ちるのは間違いない。

 5月11日には「ビジネス書ぶった斬りナイト9(仮)」が開催。本では書ききれなかったこと書けなかったことが語られるので、その前に予習で一読しておきたい。

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