千代田区・丸の内の丸ビル外構部および丸の内仲通りにて、有名シェフと日本各地の食材とのコラボラーメンが屋外で楽しめるイベント「丸の内×Japan47 ストリートレストラン」が行われている。丸の内と47都道府県が連携し、都心や丸の内エリアの活性化だけでなく、地方創生のハブとなることを目指す「丸の内×Japan47」事業の一貫という本イベント。今回は日本を代表するアイアンシェフが、出身地などの地域特産食材を使って創作した“奇跡のラーメン”を、スペシャルキッチンカーから日替わりで提供する。
初日と14日に提供されるのは、パークハイアット東京「梢」の大江憲一郎元料理長が、出身地である山形県の食材とコラボした『さくらんぼ鶏の鯛スープそば』。鯛と鶏の出汁をベースに庄内浜の藻塩を使用した塩味のスープと、山形さくらんぼ鶏のチャーシュー、もがみねぎ、山形産のニラ、庄内浜で獲れた天然岩のり、山形の食用菊「もってのほか」を具材にした山形県のおいしさが詰まった一杯だ。麺は全メニュー“ラーメン界のカリスマ”塚田兼司がプロデュースし、長野県産と北海道産の小麦粉をブレンドしたもの。一つひとつの具材がしっかり主張しつつ、ゆずの香りと澄んだ鯛スープで上品な味わいにまとまっている。