「国宝 興福寺仏頭展」開催のプレス発表会が15日、都内の会場で行われ、同展をサポートするみうらじゅんといとうせいこうが出席。仏頭大使の任命式が行われた。
同展は、興福寺創建1300年を記念し、9月3日から東京・上野の東京藝術大学大学美術館で開催。"白鳳の貴公子"と呼ばれる銅造仏頭(国宝)や、銅像仏頭の守護神として鎌倉時代に作られた木造十二神将立像(国宝)、浮彫彫刻の最高傑作である板彫十二神将像(国宝)などが展示される。
仏像マニアと知られ今回、仏頭大使1号に任命されたみうらは「阿修羅展のファンクラブ会長も務めたので、興福寺所属のタレントと言っても差し支えないでしょう」と会場を笑わせながらも「奈良にある仏像が東京に来ることでクローズアップされ、若い人に仏像の魅力をわかってもらえれば。若い女性が集ったらマスコミがブームだと広めてくれるので、仏頭女子とか出てくれたら盛り上がると思う」と大使らしい挨拶。
仏頭大使2号のいとうも「頭しか残っていないのに、国宝になるということは、相当レベルが高いということ。今回は正面からだけではなく、ぐるりと一周あらゆる角度から見られる非常に貴重な機会」とPRした。
2人の大使は会期終了まで、トークショーやオリジナルグッズの開発など、あらゆる方向から同展を盛り上げる。
前売り券は6月1日(土)からローソンチケット、セブン-イレブン、チケットぴあ、イープラス、JTBなど主要プレイガイドで発売予定。
『興福寺創建1300年記念 国宝 興福寺仏頭展』【会期】9月3日(火)~11月24日(日)【会場】東京藝術大学大学美術館【観覧料】一般1500円(1300円/1200円)、高校・大学生1000円(800円/700円)※中学生以下は無料。( )内は、前売り料金/20名以上の団体料金