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佐々木憂流迦 | TOKYO HEADLINE - Part 3
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元UFCファイター佐々木憂流迦が電撃参戦。マネル・ケイプと対戦【12・31 RIZIN】

2018.11.29 Vol.Web Original

バンタム級王座を制定。堀口恭司がBellator現役王者と初代王座決定戦
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表会見が11月29日、都内で開催された。

 同大会はこれまでスペシャルエキシビションマッチ「フロイド・メイウェザーvs那須川天心」、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ「浅倉カンナvs浜崎朱加」、宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ「宮田和幸vs山本アーセン」の3試合が発表されているが、この日は新たに9試合を発表。

 女子スーパーアトム級に続き男子のバンタム級王座を制定し、王座決定戦として堀口恭司とダリオン・コールドウェルが対戦することとなった。

 堀口は昨年行われた「RIZINバンタム級GP」の優勝者。コールドウェルは米総合格闘技団体Bellatorの現バンタムチャンピオン。

 今回の王座新設について榊原信行RIZIN実行委員長は「RIZINとして階級を分けてのベルトを制定することを決めた。これまでグランプリという形で行ってきたが、きちんとしたベルトを制定し、ベルトをめぐる戦いを展開していきたい。普通の団体はUFCを筆頭に契約した選手の中での順位決定戦となる。我々はフェデレーションなので、あらゆる、世界中のプロモーションのチャンピオンクラスの選手にベルトを巡って戦ってもらう」と話した。

 榊原氏によると、これは2015年からBellatorのスコット代表と話してきたことで、それを具現化する形でBellatorの現役王者と堀口が戦うことになるという。堀口が負けた場合はRIZINのベルトが流出。コールドウェルはRIZINでタイトルマッチをすることになるが、そのタイミングはいつになるか分からないためそう簡単に取り返すことはできない。

「全日本グラップリング選手権」UFCファイター佐々木憂流迦がフライ級で優勝

2015.10.26 Vol.653

『第1回全日本グラップリング選手権2015』(東京・GENスポーツパレス)が25日開催された。
 国内の団体の枠を超え、フェザー級、バンタム級、フライ級にそれぞれ8選手、ライト級に4選手が参加。トーナメントで優勝を争った。

 中でも注目を集めたのがUFCファイターである佐々木憂流迦の参戦。
 佐々木は初めてのフライ級での試合となるが、参戦にあたり「試合間隔が空いていて、どうしても試合がしたいと思っていた。階級を下げてチャレンジするが、パフォーマンスは全然問題ない。間違いなく優勝を狙える。全試合フィニッシュを狙っていく」と話した。

 試合は5分1Rで行われ、決勝のみ5分2R。クロスガードが禁止で、極めにいく姿勢が評価されるというルールで行われた。
 フェザー級では1回戦で、「寝技世界一決定戦」ともいわれる『アブダビコンバット』に出場するなどグラップリングの強さには定評がある徹肌ィ郎が竹内稔に敗れるなど番狂わせも起こった。

 佐々木は1回戦で竹中慎と対戦。終始上のポジションをキープするが、竹中は懸命に防御。しかし一瞬のスキを突き、残り4秒、フロントチョークスリーパーで一本勝ちを収めた。
 続く準決勝は正田昭治と対戦。正田は1回戦で杉本寛樹を1分1秒、電光石火のアンクルホールドで破り、勝ち上がってきた。
 佐々木はバックを取るやスリーパーを狙い続ける。正田は序盤に足関節を狙ったが、その後は防戦一方。佐々木が3-0の判定勝ちで決勝進出を決めた。

 決勝に勝ち上がってきたのは八田亮。第2代ZSTフライ級王者で、今年2月の伊藤盛一郎戦を最後に総合格闘技からは引退していたが、「格闘技自体は好き。久しぶりに熱くなりたい。ZSTという団体で日本一の寝技の大会ができるということは僕の中でうれしいこと」ということで今回参戦を決めた。1回戦ではヒートたけしを33秒、ヒザ十字固め、準決勝では澤田健壱を38秒、下からの腕十字固めで秒殺とその実力にまるで衰えはなかった。

 探り合いからもぐって足関節を狙う八田だが、佐々木はそこをしのぐとバックを取る。回転して逃れようとする八田だが佐々木は逃がさず背中に乗り、グラウンドへ。じわじわと首を取るや一気に締め上げ、1R1分38秒チョークスリーパーで一本勝ち。優勝を果たした。

 ライト級決勝は太田裕之と渡部拳士郎が対戦。長い組手争いが続いたが、そのなかでも終始ロープに押し込み、ラウンド終盤に腕十字を狙った渡部が3-0の判定で勝利。
 フェザー級決勝は中村“アイアン”浩士と竹内稔が対戦。竹内のタックルをつぶして上を取った中村が、竹内の下からの腕十字狙いをしのぎ、レッグロックで1R4分10秒、一本勝ちを収めた。
 バンタム級決勝は嶋田裕太と村田卓実が対戦。1R、村田のタックルをいなし、逆にタックルで先手を取った嶋田は終始上のポジションをキープ。サイドからバックを取りスリーパー、終盤には肩固めと攻め込む。2Rも引き込んで足関節を狙う村田をつぶして上をキープするや、バックを取ってスリーパー。村田がしのぎ、下から足関節を狙うが、それを返してマウントからバックに回ってまたもスリーパー。終始主導権を握り続けた嶋田が3-0の判定で勝利を収めた。

ファン投票による最優秀ファイターに佐々木憂流迦

2014.07.26 Vol.622

 初のファン参加型・国内総合格闘技表彰イベント『Japanese Mma Award(JMA)』が、25日、都内のホテルで開催された。会場にはパンクラス、DEEP、ZSTという総合格闘技の国内主要プロモーションの代表・選手が集結。各代表の挨拶のあと、食事をしながら同日出席した団体と選手を紹介。個人の挨拶ではジョークや下ネタ(?)、パフォーマンスなどが飛び出し、リング上とはまた別の顔を見せる選手に会場から笑いや拍手喝采が巻き起こった。
 その後、上半期の年間表彰イベントが行われ、今年の1月~5月までの試合の中からファンの投票により選出された各賞を受賞した選手を発表。その結果、最も活躍が目立ったMVF(モスト・バリュアブル・ファイター) には、佐々木憂流迦が選ばれた。佐々木は「こんなに大勢の素晴らしい選手の中から選んでいただき光栄に思います。上半期はどの試合も1本で決着したし、今もすごく体がいい感じなので、8月のマカオでの試合も勝ってきます」と感謝と決意を述べた。また、功労賞には、今年引退した大沢ケンジが選出。自分の名前が呼ばれると思っていなかった大沢は、発表されると慌てて舞台へ駆けつけ「めちゃくちゃうれしいです。自分の名前が出るとは思わなかったので、全然舞台を見ていなかった。どうすればいいの?っていうか何の賞をいただいたんですか?」とサプライズに驚きつつも喜びを爆発させていた。なお、各賞は以下の通り。

「海外最優秀選手」水垣偉弥選手
「女子最優秀選手」中井りん、富松恵美
「ベストバウト」3月30日 パンクラス ISAO 対 弘中邦佳/4月29日 DEEP 悠太対 奥野“轟天”泰舗
「ベストインパクト」パンクラス 安西信昌、DEEP 元谷友貴、ZST 伊藤健一
「功労賞」大沢ケンジ
「MVF(モスト・バリュアブル・ファイター)」佐々木憂流迦

 今後も同イベントを継続していき、ファンに喜んでもらうとともに、格闘技界を盛り上げていくという。

“血が騒ぐ”カードが並んだ『VTJ 5th in OSAKA』

2014.06.20 Vol.620

 今大会は大阪らしい“血が騒ぐ”カードが揃った。

 まずはVTJフライ級トーナメントの準決勝2試合「神酒龍一vsシーザー・スクラヴォス」「扇久保博正vsカナ・ハヤット」。対世界を掲げるVTJとしては日本人選手に是が非でも勝利を期待したいところだが、揃って敗退という最悪の事態も考えられるほどの強豪相手。果たして決勝に残るのは…。

 そして第3代フェザー級キングオブパンクラシストのタクミと修斗世界ランカーの美木航による「パンクラスvs修斗」、第6代修斗環太平洋ウェルター級チャンピオンの佐々木信治vs岸本泰昭、山本賢治vs中村優作という「修斗vsDEEP」が2試合。団体を背負う戦いはファンの歓声も一段と大きくなる。

 また『VTJ 4th』で佐々木憂流迦と真っ向渡り合った地元・大阪の石原夜叉坊が韓国のジョ・ジュンファンと対戦。こちらはド派手な殴り合い必至の好カード。石原はここで勝利を収め、再度、憂流迦に対戦を迫りたいところだ。

【新連載・初回拡大版 格闘家イケメンファイル】Vol.1 駿河の寝技王子 佐々木憂流迦(ささき・うるか)

2014.06.07 Vol.619

 強いヒーローに憧れる男子に人気の格闘家。しかし最近では、強くてカッコイイ格闘家に女性ファンが注目しているとか。そんなイケメン格闘家を紹介する新連載がスタート! 第1回目は、佐々木憂流迦が登場。

「小学生のころからプロレスラーに憧れていて、兄貴と家でずっとプロレスごっこをやっている子どもでした。ベッドとかを壊して、やりすぎだろっていうぐらい(笑)。で、いろいろな格闘技を見ていくうち、五味隆典さんがすっごい好きになって、格闘家になろうと思いました。中学を出たらジムに入ろうかとも思っていたんですが、親が高校ぐらいは出ておけと。だったら、総合に使えるレスリングを学ぼうと思って、レスリングの強豪校に入ったんです。でも今はそれがすごく役立っていますね。アメリカのメジャー団体でもレスラーのチャンピオン出身者が多いですし、そういう意味では良かったなと。自分のスタイルとしては、寝技が得意ですが、今は打撃もすごく向上してきているので、どこでも勝負できるなと思っています。地方大会でもよく優勝をしていたので、ありがたいことにアマチュアの時から注目をしていただいていましたが、自分では話題のほうが先行しているなっていう感覚だったんです。でも今は実力がついてきて、ちょうどいいぐらいだと思っています」

 リングネームの憂流迦は、サンスクリット語で“天狗”の意味。

「天狗が好きなんですよ。型がないから。人の形してるのに、空を飛んじゃったり、妖術を使っちゃったりして、腕のひと振りで倒しちゃう(笑)。それぐらい強くなりたいし、天狗のように型のないファイトスタイルを目指しています。おかげで、ファンや周りの方が天狗ゆかりの地に行くと、天狗グッズを買ってきてくれるので、自分の周りは天狗だらけです(笑)」
 趣味は天狗グッズ集め?

「いやいや(笑)。漫画と絵を描くことです。試合前はその場の環境や周りの人が毎回違うので、その時の気持ちを留めておくために、なにか描きたくなる。最近は筆が多いかな。美術が好きなので、一人で美術館に行ったりもしますよ。内気なんです(笑)。休みの日には人と会っていることが多いですけど、一人のときはドライブしたり、絵を描いたりして過ごすことが多いですね」

 好きな女性のタイプは意外にも(?)清楚系だとか。

「今は彼女いないので。本当です。募集中って書いておいて下さい(笑)。好きなタイプは笑顔が素敵な人で声がいい人。YUIの声とか好きです。ギャルより、黒髪で清楚な感じがタイプ。彼女ができたら浴衣着て一緒にお祭りに行きたいですね。もちろん僕も浴衣着て。格闘技とか?興味ないほうがいいかも。何それ?ぐらいの感じで(笑)」

 そんな佐々木の目標は格闘技を多くの人に見てもらうこと。

「夢はスーパースターです。バカっぽいと思ってるでしょ(笑)。俺が昔テレビで見た五味さんは、やっぱスーパースターだったので、あんなふうになりたい。格闘家としてみんなの前でアピールして、格闘技に興味がない人にも知られるようになる。それが自分が思うスーパースターです。格闘技って野蛮なイメージがあるかも知れませんが、選手は一人ひとりプロ意識を持ってやっています。それぞれにドラマがあるし、そういうところに注目してもらえれば。殴る蹴るは非日常ですから、それを楽しんでほしい。自分自身は、やばいファイトを見せたいです。こんなのがあるんだって、見ている人が痺れて動けなくなるような。そんな痺れる試合をしますのでぜひ生で見て下さい」

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