師匠と兄弟子のリベンジ誓い出陣
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで“レジェンド”宇野薫(UNO DOJO)が2019年11月のドイツ王者マーカス・ヘルド戦での勝利以来、約1年6カ月ぶりに修斗に参戦した。
対戦相手は宇野と二度に渡る歴史的な戦いを繰り広げた佐藤ルミナを師匠に持つ内藤太尊(roots)。内藤にとっては同門の土屋大喜がかつて宇野に敗れており、自らのキャリアアップはもちろん、師匠と兄弟子のリベンジを狙っての出陣でもあった。
試合は1R開始早々に宇野が内藤のパンチをかいくぐタックルからテイクダウン。すぐにバックを取る。バックをキープしスリーパーを狙う宇野だが、内藤はその腕を持って防御。立ち上がろうとする内藤の動きに合わせ、宇野はバックをキープ。内藤を逃がさない。それでもパワーで振りほどいた内藤。猪木アリ状態でグラウンドに誘う宇野だったが、内藤は付き合わず、スタンドに。