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【東京五輪24日】日本柔道、男子60キロ級の高藤が金! 日本初メダルは女子48キロ級の渡名喜の銀

2021.07.24 Vol.Web Original


 東京オリンピックの2日目の24日、
柔道男子60キロ級の髙藤直寿が優勝、日本勢初となる金メダルを受賞した。柔道では女子48キロ級の渡名喜風南(となき・ふうな)が銀メダルを奪取し、日本選手団初のメダルももたらした。お家芸の柔道のメダル奪取で、他競技の日本代表にいい刺激を与えそうだ。

 髙藤は、決勝で楊勇緯(台湾)と対戦。延長の末、相手に指導が3度与えられ反則となり、結着。この階級では4大会ぶりの金メダルとなった。髙藤は目を潤ませながら「コーチや井上康生監督に迷惑をかけてばかりだったので、結果を残せて良かったと思っています。こうやって(東京オリンピックを)開催していただいたおかげです」と感謝。「豪快に勝つことができなかったのですが、これが僕の柔道です。今まで応援してくれていただいてありがとうございました。金メダリストとして柔道を磨いていきたいと思います」と話した。

 渡名喜は、準決勝でここまで1勝4敗のダリア・ビロディド(ウクライナ)と対戦。延長に持ち込んで抑え込み一本勝ちで破った。決勝では、ディストリア・クラスニチ(コソボ)と対戦。終了間際に内股で技ありをとられて銀メダル。渡名喜は、悔し涙を拭いながら「自分の弱さが出てしまった。しっかりとこの負けを認めていきたい」とコメントした。

 

4度目出場の内村が五輪 体操男子選手団主将に

2021.06.11 Vol.742

 体操の東京五輪代表最終選考会を兼ねる全日本種目別選手権決勝が6月6日、群馬・高崎アリーナで行われ、内村航平(ジョイカル)が鉄棒で15.100点をマークして2位となり、自身4度目となる五輪代表に内定した。

 五輪2連覇中の個人総合でなく、種目別の鉄棒で出場する。内村が決まった代表の個人枠は、より上位のメダルを狙える得点をマークした選手にポイントを与え、その合計ポイントで選考するシステム。

 内村は離れ技がバーにやや近く、倒立系の技でもミスが出たことからか「五輪に行けないと思ったので、これで行っていいんだろうかと。不完全燃焼すぎて、演技をもう一回やり直したいくらいの気持ちだった」などと演技を振り返った。

 また日本体操協会は9日、オンラインで理事会を開き、東京五輪体操男子の選手団主将を内村航平、団体チームの主将を萱和磨(セントラルスポーツ)が務めることを承認した。

東京五輪出場決めた内村航平「すごく冷静。また頑張ろうかな」

2021.06.09 Vol.Web Original


 プロ体操選手の内村航平がマットレスの『エアウィーヴ』とスポンサー契約を締結、9日、都内で行われた契約締結調印式記者発表会に登壇した。契約開始は6月1日から。

 司会者に呼び込まれて登壇した内村は「3日前に東京オリンピックの代表に決まって、すごく疲れてているので、ここにベッドもありますから、ちょっと休みに来た……わけではないですが、宜しくお願いします」と、ユーモアを交えて挨拶すると、契約書にサインを入れた。

『エアウィーヴ』は選手村にも導入されているマットレス。内村は自宅でも使っているといい、「環境を変えずにできるというのはいいですね」。また普段から睡眠は大事にしているそうで、「毎日、体を動かしているので、1日の疲れをそこで撮らないと次に疲れを持ち越してしまうので、自分で8時間というルールを作って眠るようにしています」と、話した。

ヨネクラ ―体操 跳馬―【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2021.06.09 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

美しさ・橋本大輝【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2021.05.26 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

TUBE 前田亘輝が体操動画! 夏うた曲メドレーで体を動かす

2020.05.08 Vol.Web Original


 ロックバンド TUBEがバンドの夏うたで体を動かす体操動画「TUBE 夏うたメドレー体操」を、バンドの公式 You Tubeチャンネルで公開した。

 緊急事態宣言の期間が延長し外出自粛がさらに続くなかで楽しく体を動かしてほしいと制作。「Only You」「君と夏の日を」「Beach Time」「 いただきSummer」「夏を抱きしめて」「あー夏休み」がシームレスにつながる約8分40分の体操だ。

 動画では、前田亘輝が自ら「サイドステップ!」「手を高く上げて」などと声をかけてガイド。ラストは「結構キツいです、これ」と息を切らしている。

 TUBEとスタッフは、「感染リスクと戦いながら最前線で働く医療関係者の皆さんはもちろん、情報メディアや食品、運送業など、社会生活の維持に不可欠な仕事をされている全ての方々に感謝します。 もう少し、みんなで力を合わせて頑張りましょう」と、コメントを寄せている。

 前田は、子どもたちが夢や目標を持つためのきっかけづくりを目指す「夢の課外授業」の発起人のひとり。

『器』体操・北園丈琉【プロの瞬撮】

2018.10.26 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

アジア大会2018 体操・長谷川智将【プロの瞬撮】

2018.08.28 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

木村佳乃、イライラコントロールで「素敵な大人に」

2017.06.06 Vol.691

 木村佳乃が5日、都内で行われた『怒らない体操』公開記念イベントに出席した。

 女優であり母でもある木村。日常のなかでのイライラについて聞かれると「2人の娘の子育てをする中で、カッとなってしまう事があります。その時に心がけていることは、感情的に物事を伝えないこと。一度心を落ち着かせて、何に怒りを感じているのか、理路整然と娘たちに伝えなければ響かないと思います」と、話した。

 イベントでは、インストラクターによる『怒らない体操』の実演も。木村は「アンガーマネージメントや『怒らない体操』で感情をコントロールして素敵な大人になりたい。もう大人ですけど」と、笑った。

『怒らない体操』は、怒りの感情をコントロールすることの大切さや有用さを広く伝えることを目的に活動する日本アンガーマネンジメント協会がデューク更家とコラボして制作した体操。「ラジオ体操に代わるような体操を作ることが夢だった」というデューク更家が、自身が育んだウォーキングメソッドとアンガーマネージメントを組み合わせ完成させた。同協会の公式サイトで動画視聴できる。

内村が個人総合6連覇 男子団体総合は37年ぶりの優勝

2015.11.06 Vol.654

 体操の世界選手権が英国のグラスゴーで10月23日~11月1日の日程で行われた。

日本は第6日(10月28日)に行われた男子団体総合で270.818点で1978年ストラスブール大会以来、37年ぶりの優勝を飾った。世界大会では2004年アテネ五輪以来の金メダル獲得。

 予選の上位8チームが各種目3人の合計点で競った決勝。日本は内村航平、田中佑典、加藤凌平、早坂尚人、萱(かや)和磨、白井健三のメンバーで出場。内村が予選の床運動でトーマス(後ろとび1回半ひねり前方かかえ込み宙返り転)の着地に失敗し、床に頭を強打し首を痛めるなど不安はあった。しかし、序盤の床運動、あん馬で高得点をそろえ、最終種目の鉄棒の田中、内村が落下するなどのミスを補い、逃げ切った。

 日ごろから団体での優勝にこだわってきたエースの内村は試合後「ずっと2位だったのを塗り替えられた。(2020年)東京五輪の世代も衝撃を受けたと思う。伝統はやっぱり団体の金メダルというのを知ってくれたかな」と話した。

 また内村は第8日(10月30日)に行われた男子個人総合では6種目合計92.332点を挙げ、自身の史上最多記録を更新する6連覇を果たした。

 5種目終了時点で森泉コーチが暫定トップの内村と2位との点差を計算し余裕があると判断。離れ技のカッシーナを抜き“美しさ”にこだわりフィニッシュした。

 テレビカメラに向かって数を数えるように1本、2本と指を広げ、最後に「6」を示した。このポーズについて内村は「『片手じゃ収まらないよ』とやっておこうと思って」と笑顔で語った。

 今大会、男子は団体総合、個人総合、種目別の床運動の白井、鉄棒で内村が金。種目別のあん馬で萱が銅と、計金メダル4個、銅メダル1個を獲得した。

 リオデジャネイロ五輪に向け、水鳥寿思監督はEスコア(実施点)で評価されたと分析し、「世界のトップに立った自信が選手についた」と述べた。ただ、3位の中国は日本よりDスコア(演技価値点)が高く、「実力を出し切っての結果とは思えない」と警戒した。

 女子はメダルこそなかったものの団体5位。村上茉愛と寺本明日香が個人総合でトップ10入りして健闘した。

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