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内山高志 | TOKYO HEADLINE
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宇野薫がKIDさんとの思い出語る「僕は彼にあこがれていたんだと思う」

2018.11.04 Vol.Web Original

2005年にHERO’Sで対戦「試合中に楽しくなったのはあの試合だけ」
 9月18日に逝去した総合格闘家の山本“KID”徳郁選手の「お別れの会」が11月4日、都内の青山葬儀場で行われ、多くの格闘家がKIDさんに別れを告げるため足を運んだ。

 2005年にHERO’Sで対戦経験のある宇野薫はKIDさんの訃報を聞いた時に「言葉が出なかった」と話した。

 その対戦については「試合中に楽しくなったのはあの試合だけ。試合中、彼の打撃が怖かった。その中で自分がトレーニングしてきたボクシングテクニックをうまく出せた。パンチが当たらなかったことに対してのうれしさもありながら、怖さとのぎりぎりの瀬戸際。それが逆に楽しくなってきた」などと振り返った。

 そして「楽しい時期を一緒に過ごさせてもらった。彼のお陰で楽しかった。僕は彼にあこがれていたんだと思う。ファイトスタイルもそうだし、期待に応えられるというところにあこがれていた。交流的なものは現役生活が終わったらしたいとは思っていたが、それはかなわなかった」と悔やんだ。

 最後に改めて「KID選手にはありがとうというお礼の言葉しかない。僕はもうちょっと、彼の分とは言わないまでも、まだやらせてもらえるんで、挑戦していきたい」と話した。

ボクシング 内山が12度目の防衛に失敗

2016.05.06 Vol.666

 世界ボクシング協会(WBA)トリプル世界戦が4月27日、東京・大田区総合体育館で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が暫定王者で同級1位ジェスレル・コラレス(パナマ)に2階2分59秒KO負けを喫し、12度目の防衛に失敗した。変則的でなおかつスピードもあるコラレスの動きに戸惑う内山は1Rから主導権を握られる。2Rに入って左フックをまともに食らい、最初のダウンを喫する。立ち上がろうとしたときにバランスを崩す内山の姿を見て、会場から悲鳴があがる。続いて連打を食らい2度目のダウン。WBA は3ノックダウン制を取っていることから、なんとかこのラウンドを逃げ切ろうとなりふり構わずクリンチにいくが、最後はロープ際で左ストレートを食らい残り1秒で崩れ落ちた。

 プロ初黒星を喫した内山は試合後、進退については「終わったばかりなので、何も考えていない」したが、翌日「一夜明けて悔しさがこみ上げてきました。今後についてはきちんと考えて改めてお話しします」とコメントを出した。

 またライトフライ級王者の田口良一は同級7位フアン・ランダエタ(ベネズエラ)に11回終了TKO勝ち。スーパーフライ級王者の河野公平は同級7位インタノン・シッチャモアン(タイ)に3−0の判定勝ちで、いずれも3度目の防衛に成功した。

内山高志も熱いエール! 真夏の「HIT MAN」

2013.08.08 Vol.597

 2日渋谷duoにて岡本隆根のソロライブが行われた。岡本はボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志のイメージソング『HIT MAN』を内山と共作したがことで知られる今注目のアーティストだ。

 オープニングアクトは折井敦子。夏を感じさせるナンバーで、会場を涼し気なリゾート気分にさせた。

 そして、今回のメインである岡本はバラードからのスタート。ロックやポップチューンナンバーを披露し、彼自身の魅力を余すところなく発揮した。

 ライブ中盤のトークコーナーでは、内山が登場。「隆根とは2~3年前からの友人だが、“ありがとう”って大きな声で言っていたの初めて聞いたよ(笑)」と会場をなごませた。共作した『HIT MAN』については「ボクサーの孤独な感情が、もの凄く出ていて気に入っています。はやく武道館でこの歌を歌える歌手になってほしい」と岡本にエールをおくった。

 ライブ後半では、『HIT MAN』を含む5曲を歌い上げ会場の熱気は最高潮に。

 

ボディーに一発!! 内山が5回KOで7度目の防衛

2013.05.13 Vol.591

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチが6日、東京・大田区総合体育館で行われ、チャンピオンの内山高志(ワタナベ)は同級9位のハイデル・パーラ(ベネズエラ)を5回2分15秒、KOで下して7度目の防衛に成功した。内山は21戦20勝(17KO)1分け。

 5回2分過ぎ、内山の左ボディーブローが無敗のパーラの脇腹をまともにとらえた。「当たれば倒れると思っていた。バキッと当たったなという感触」。倒れ込んだ相手が再び立ち上がることはなかった。

 2回まではノーモーションでパンチを放つ挑戦者を攻めあぐねたが、距離感をつかむと、ジャブとフックで追い詰めた。4回終了間際にラッシュで追い込み、KOも時間の問題だった。

 世界戦は1度の負傷引き分けを除き、すべてKO勝利。「慣れないためにも、きつい練習をやっている」。長いラウンドを戦い抜くスタミナに加え、瞬発力強化をテーマに追い込み、鮮烈なKO劇に結びつけた。
 試合後には解説席に座っていたWBC世界同級王座の三浦隆司とエールを交換。

 三浦は11年1月の内山の3度目の防衛戦で完敗しており、「まだ100%勝てる自信はない」と言いつつも、リベンジに虎視眈々。両者がベルトを守り続ければ、来年には統一戦が実現する見込みだ。

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