東京メトロは19日、都内で新制服発表会を開き、4月1日から導入する新制服を初お披露目した。発表されたのは、駅長用制服冬用、係員の夏と冬の制服、サービスマネージャーの夏と冬の制服。東京メトロの新制服は16年ぶりで、東京メトロが発足してからは初。
新しい制服は、安心・安全・信頼のイメージを基本に、「東京らしさを感じさせる洗練されたデザイン」。動きやすさなど機能面も向上させている。
駅長と係員の制服のデザインは「東京らしいシンプルスタイリッシュ」。ネイビーカラーを基調に、全体的に細身のデザインになっている。襟にはコーポレートマークを刺繍した。また、社員の要望を反映しシャツの両胸に大きなポケットをつけた。これは多言語で案内する際の情報端末などを入れるのに便利だという。
サービスマネージャーは「スタイリッシュ メトロ」なデザイン。利用客が一目でサービスマネージャーと分かるようなデザインで、シルエットが膨らまない工夫もされている。また、ポケットの収納機能も向上させた。
リニューアルは、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とその先に向けて、行われるもの。
東京地下鉄株式会社の山村明義代表取締役社長は「新制服により、東京2020大会とその先を含めて、東京メトロをご利用になる国内外のあらゆるお客様をおもてなしさせていただきたい」と話した。