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卜部兄弟、武尊らの「チームドラゴン」離脱問題で会見 「前田先生と奥様に、もうお二人にはついていけませんと伝えました」

2016.10.01 Vol.675

 K-1やKrushに参戦する有名選手が多く所属するジム「チームドラゴン」から9月25日にほとんどのプロ選手と代表の渡辺雅和氏が退会した問題について、1日、都内で会見が開かれた。
 会見には渡辺氏と卜部弘嵩ら退会した選手たちが登壇した。

 事の経緯は9月25日の夜に卜部弘嵩がツイッターでチームドラゴンからの退会を発表したことをきっかけに、次々と選手たちが退会を発表。最後に代表の渡辺氏までが退会を発表した。9月20日にジムの創始者の前田憲作氏がK-1のプロデューサーを退いていたこともあり、SNS上ではさまざまな噂が飛び交っていた。

 渡辺氏は冒頭「今回こういう経緯になった理由は、2年ほど前から前田代表の変化に気づき始め、我慢はしていたのですが我慢の限界にきて、9月25日をもって退団という形になりました。(しばらくの間があって)そして僕はここにいる仲間たちと新チームを作りたいと思います。新チームは『KREST(クレスト)』。頂上を目指すという意味を込めています。Cの部分をKに変えております」と挨拶した。続けて「そして最後に言いたいことがあります。いまツイッターやSNS上で、僕たちは…お金で動いた。みんなをおいしい話でたぶらかしたということが言われていますが、そんなことは絶対にありません。むしろ僕が選んだ、僕たちが選んだこの道は元いた所よりも険しい道だと思っております。なので、そのようなことは絶対にありません。僕は選手たちを何があっても守り続けます」と涙を流しながら訴えた。

 続いて選手を代表して卜部弘嵩が「前田先生には大変お世話になりましたが、いつからか方向性の違いを感じるようになり、退会することになりました。これからは最後まで僕ら選手のことを親身になり指導してくれた雅和さんについていこうと決めました。僕らが見ているのは前だけ。強くなること、勝つことためにさらに努力していきます。期待してください」と挨拶した。

 方向性の違いについては渡辺氏は「具体的なことは言えません」とし「積もり積もったもの」と話すにとどめた。ただ具体的な退会日を話す中で「9月25日に前田先生と奥様に伝えさせていただきました。もうお二人にはついていけませんと伝えました」と説明した。
 現在の練習環境については「相手に迷惑がかかるので言えないが、ちゃんとみんな揃って練習しています」とし、今後については「ジムは作りたいと思っていますが、未定」と話した。
 ツイッターでの発表については「ファンのみなさまにはすぐにお伝えしたかった」と話し、その後この日の会見までタイムラグができたことについては「昨日の試合(Krush.69)もあったのと、みんなとミーティングをしながら考えました」とした。この日の会見ではなく25日の突然の発表になったことについては「気持ち的に限界だった」とした。

 ファンが最も気になる今後については「使っていただけるのなら継続して参戦したい」とK-1、Krushへの参戦を希望した。

4・3「 K-1代々木大会・大決起集会!」出演選手決定

2016.03.28 Vol.663

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg世界最強決定トーナメント~」(4月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に先立って4月3日(日)13時より、東京スカイツリータウン・ソラマチイーストヤード5F、J:COM Wonder Studioにて開催される「『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~』4.24代々木大会・大決起集会!」の、出演選手が決定した(下記参照)。
 大会出場選手のほかに「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に出場が決定しているK-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント優勝者・山崎秀晃も登場。トークに加え、ミット打ちを披露する。

4月3日に東京スカイツリーで恒例の「K-1大決起集会」

2016.03.08 Vol.661

 K-1が8日会見を開き、4月3日に東京スカイツリータウン・ソラマチイーストヤード5FのJ:COM Wonder Studioで「『K-1ワールドグランプリ2016~-60kg日本代表決定トーナメント~』4.24代々木大会・大決起集会!」を開催することを発表した。

 大会前の恒例行事ともいえるイベントで、大会出場選手が登場し、ファンの前でK-1公式サポーターの関根勤、前田憲作K-1プロデューサーらと試合の見所から現在の調整具合といったさまざまなトークを繰り広げる。
 イベントは午後1時から。出場選手は後日改めて発表される。

4・24 「K-1」-60kg日本代表決定トーナメントの組み合わせ発表で功也と皇治が一触即発

2016.02.22 Vol.661

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で開催されるトーナメントに出場する8選手と組み合わせが21日、発表された。
 1回戦の組み合わせは①山本真弘vs大雅、②レオナ・ぺタスvs. 闘士、③大沢文也vs. 明戸仁志、④卜部功也vs 皇治。①と②の勝者、③と④の勝者で準決勝を行う。優勝者には9月19日に行われる世界最強決定トーナメントへの出場権が与えられる。なお世界王者の卜部弘嵩は世界大会へのエントリーとなる。

3・4「K-1」ヘビー級スーパーファイト 上原の対戦相手が訓-NORI-に決定

2016.02.02 Vol.659

 K-1実行委員会が2日、会見を開き「K-1 WORLD GP 2016 ~-65kg日本代表決定トーナメント~」(3月4日、東京・国立代々木競技場第二体育館大会)のヘビー級スーパーファイトに出場する上原誠の対戦相手を発表した。
 上原はK-1ジム総本部チームペガサス所属の訓-NORI-と対戦。訓-NORI-は梶原龍児の愛弟子で11戦7勝(2KO)3敗1分。
 前田憲作K-1プロデューサーに上原との対戦をアピールしてきたという訓-NORI-が「新生K-1で初のヘビー級スーパーファイトで日本のトップである上原選手と戦えることにワクワクしている。日本のトップと戦えるチャンスは逃す手はない。倒すか倒されるかの試合をしたい。上原選手はヘビー級なのに動きが早い。パンチもキックも破壊力がある。そういう怖い攻撃を持っている選手のほうが試合をしていて楽しいと思う」と話せば、上原は「対戦相手が決まって、やっと戦えるという気持ち。試合当日はKO狙って戦う。65kgのトーナメントやほかのスーパーファイトもありますが、今大会は僕が全部持っていくつもり。今回は1RでKOしたいと思っているんですが、すぐに倒したら意味がないので2分くらいでKOしたい。訓-NORI-選手にとっては怖い時間になると思うんですが、じわじわと倒していきたい。最近はほとんど外国人と戦ってきて、久々の日本人との対戦で、どれだけ日本人同士では力の差があるのかということを久々に見せられるのでワクワクしている。上原はこれだけ強いんだというところが分かってもらえるのではないかと思っています」と話した。
 なお上原はRISEのライトヘビー級のベルトを保持していたのだが、ジムを通じて返上したという。

「K-1 GYM GOTANDA」記者発表会で、”微笑みスナイパー”久保優太選手の「過去最高の仕上がり」を目撃!

2016.01.28 Vol.659

 昨年12月にオープンした「K-1 GYM GOTANDA」の記者発表がさる1月23日に開催されました。現役K-1ファイターによる経営が注目されているこの五反田ジム! 代表を務める選手とは、来る3月4日「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg日本代表決定トーナメント~」に出場する、”微笑みスナイパー”こと久保優太選手(28)なのです!
 ということで、大会への仕上がりのチェックも兼ねて(?)発表イベントに潜入してきました!

「K-1 GYM GOTANDA」は、久保優太選手とともに、チーフトレーナーとして元プロボクサーである弟の賢司さんが支えているという点が特徴であり素敵なポイント。
 まずは、兄弟並んで来場者ひとりひとりをお迎えしてくれました。

K-1現役ファイターの久保優太がジムをオープン「夢は教え子と一緒にチャンピオン」

2016.01.24 Vol.658

 K-1の現役トップファイターである久保優太が代表を務める「K-1 GYM GOTANDA」(2015年12月1日オープン)の記者発表会とレセプションパーティーが23日、同ジムで開催された。
 発表会には前田憲作K-1プロデューサー、小比類巻貴之、尾崎圭司といった他のK-1ジムの代表ら久保と縁の深い関係者が訪れ、ジムのオープンを祝った。
 会の冒頭、久保“代表”はあらかじめ用意した書面を手に挨拶。しかし緊張のあまり途中で読む場所を間違ってしまうというハプニングが発生。
 しかし久保の人柄を知る列席者から暖かい励ましの声が飛び、事なきを得た。
 祝辞では前田プロデューサーが「弟の賢司くんと力をあわせて、今まで培ってきた経験とテクニックと人間味で、ジムをにぎやかにしていってほしい。K-1ジムは格闘技というスポーツを通じて地域に貢献することをモットーとしています」、また久保がこれまで所属していたFighting Kairosの海老根隆広代表が「彼の功績や頑張りはものすごいものがあって、わたしたちも日々久保から学んだことがあり、いまのカイロスがあります。これからも兄弟そろって頑張ってもらいたい。3月には、うちの木村(“フィリップ”ミノル)とあたる可能性もあるので、ぜひ1回戦で負けてほしいと思います(笑)。いまのは冗談ですが、ぜひ決勝であたってほしい」と挨拶した。

11・21「K-1」試合順が決定 メーンはゲーオvs木村

2015.11.09 Vol.654

 K-1は8日、東京スカイツリータウンでファンイベント「『K-1ワールドグランプリ2015』11.21代々木決戦・大決起集会!」を開催した。
 4階級のタイトルマッチに出場する武尊、卜部兄弟、スーパーファイトに出場する左右田泰臣、野杁正明ら11人の選手が参加し、前田憲作K-1プロデューサー、K-1公式サポーターを務めるタレントの関根勤らを相手に大会に向けた現在の心境などを語った。

 この日は『K-1 WORLD GP 2015 〜THE CHAMPIONSHIP〜』(11月21日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の試合順が発表されるとあって注目を集めた。プレリミナリーファイトから順に発表し、前田プロデューサーが見どころを解説していく。

テレビ東京木曜深夜 K-1の地上波レギュラー番組決定

2015.09.21 Vol.

K-1甲子園2014 11・3決勝は佐野天馬vs平本蓮

2014.07.22 Vol.622

 新体制で復活したK-1の第1回目の大会となる『K-1甲子園2014~高校生日本最強決定トーナメント~』が21日、東京・新宿FACEで超満員札止めの800人の観衆を集め開催された。
 K-1甲子園は2007年に高校生を対象にスタートしたアマチュア大会。この大会からはHIROYA、卜部功也、松倉信太郎といった現在の立ち技格闘技を引っ張る選手たちが生まれている。
 約2年ぶりの開催となった今大会には 全国から多くの高校生がエントリー。
 32人が4つのブロックに分かれてのワンデイトーナメントで、準決勝までが行われ、決勝に勝ち残った2選手が11月3日に東京・国立代々木競技場第二体育館で行われる『K-1 WORLD LEAGUE 2014』で決勝戦を戦う。
 1回戦、2回戦、準々決勝、準決勝と勝ち進むうちにどんどんレベルの高い戦いが繰り広げられる。大会を締める準決勝2試合の第1試合は「佐野天馬vs朝久裕貴」。
 佐野はすでにKrushでプロデビューしており、新人王にも輝いている優勝候補の一人。朝久はここまで3試合、すべて3-0の判定勝利と危なげなく勝ち進んできた。
 試合はやはり経験に勝る佐野がリードする。ルールでは手で相手をつかんでの膝蹴りは反則なのだが、佐野は体を密着して、つかむことなく強烈な膝蹴りを朝久のボディーに連続で叩き込む。3-0の判定で佐野が決勝戦に進んだ。
 2試合目は「平本蓮vs篠原悠人」。
 平本はアマチュアでさまざまなトーナメントで優勝経験のある強豪。篠原は1R2分という短時間の戦いの中で、2回戦でKO勝ちを収め、準々決勝では先日プロデビューし、優勝候補の西京春馬を3-0の判定で破って勝ち上がってきた。
 試合は1Rはジャッジの一人が篠原に旗を上げたものの2人がドローで延長に。延長では逆にジャッジ一人が平本に上げたものの2人がドロー。再延長戦にもつれ込む熱戦となったが、最後は2-1で平本が制した。
 11月3日の決勝は「佐野天馬vs平本蓮」で争われる。

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