健康維持に役立つリラクゼーション系の福利厚生サービスを、もっと活用し社員の健康意識を高めたい。そんな企業の声に応える試みとなりそうなのが、専門家による“出張講習”だ。全日空(ANAホールディングス株式会社)も、そんな社員向け講習を定期的に行っている。9月29日には、都内で鍼灸治療院やリラクゼーションサロンを経営する医学博士・劉勇氏を招いての社内講習を開催。「今日は忙しい皆さんも仕事の合間にできるマッサージやストレッチをお教えします。ストレッチの手助けを同僚とお互いにやれば、コミュニケーションもより円滑になるかもしれませんよ」と劉先生。講義ではエコノミー症候群にも役立つ“脚のむくみをとる方法”などを、ときに先生自ら指導しながら、参加者に伝授。さらに「大きな病気にならないためにも日々ストレッチやマッサージ、ツボで体を整えたり、上手にリラックスしてストレスを溜めないことが大事。身近な鍼灸院・リラクゼーションサロンを利用してみてください」と、アドバイスした。劉先生は今後も同様の講習を行っていきたいとのこと。
忙しい社員の健康意識を高めたい。 企業がドクターを招いてリラクゼーション講習
2016.10.10
Vol.676