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加藤良輔 | TOKYO HEADLINE
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舞台の真ん中で演劇を見た! VR演劇『僕はまだ死んでない』を体験

2021.02.26 Vol.Web Original

 新型コロナウイルスの影響が続く中で、ライブエンタテイメントは大きな変化を求められている。音楽ライブを筆頭に無観客や有観客での配信型の興はすでに広く浸透、多くの演劇公演でも行われ、少しずつ進化も遂げている。

 現在配信中のVR演劇『僕はまだ死んでない』(原案・演出:ウォーリー木下)もそのひとつ。生死の境をさ迷い病院のベッドに寝たきりとなっている男が主人公で、彼を介在として、友人、父、妻、医師が会話を展開していく。終末医療についても盛り込まれたメッセージ性のある作品だ。

「VRで演劇を楽しむ」ことを目的に作られた作品。鑑賞者はステージの真ん中にいて、そのポイントから舞台上360度ぐるりと見渡すことができる。ウォーリー木下によれば、ステージの真ん中にたった一人でいる、見たり聞いたりはできるけれど見ている方からアクションは起こせないという状況にハマるテーマと作品を、脚本家、役者たちと創り上げたという。

 なんとなく想像はつくものの、実際どんな演劇体験ができるのかと、記者も自前のiPhoneと借り物のVRゴーグルで視聴してみることにした。

錦織一清演出のミュージカル「人間が変わっていくさまを描く」

2018.06.08 Vol.web Original

 錦織一清が演出するミュージカル「GRIEF7」の製作発表会が8日、都内の会場で行われ、錦織をはじめ、キャストのカラム、碕理人、SHUN、加藤良輔、米原幸佑が登場した。

 同作は「7つの大罪」をモチーフにしたオリジナル作品で、野村桔梗の原作を三浦香が脚本化。

 錦織は「ちょっと前まで僕もこっち側(キャスト側)にいたんじゃないかと思っているんですけど」と会場を笑わせると「僕もしょっちゅう後輩とやらせてもらうんですけど、若い人とやるのは大変面白く、気持ちだけはいつでも若くいられるのでありがたいですね」とフレッシュなキャストに目を細めていた。

 また、キャストに期待することを聞かれると「役作りというより、まだまだみんな若いので、それぞれのキャラクターや個性を尊重したい。自由に楽しく、自分を見つけることを目標にやって欲しいです」とコメント。作品については、「社会派のミュージカルで、ダークサイドの作品。そこをミュージカルという華やかな場所でどう演出していくかが僕の中のテーマになっている。若くても大人でも人間は欠落している部分がある。その欠落した人間同士が、紆余曲折もありながら成長していく話です。そんな人間が変わっていくさまを大切にしながら、かつ楽しめるものにしたい。一度見たぐらいじゃ分からないものを作りたいと思います」と意気込みを語った。

【キャストのコメント】

カラム「今回素晴らしいキャスト、そして演出の錦織さんと一緒に舞台ができるのは光栄で胸がいっぱいです。今回はアイドルグループのメンバーの役で、自分自身も大国男児という韓国のアイドルグループのメンバーなので、だからこそ分かることを表現したい。こういう役は初めてだけど、やってみたかった役なのでとても楽しみです」

米原「前々から製作の人とこういう話をやりたいと言っていた。そこから発展し、演出に錦織さんを迎えてミュージカルという形になり、とてもワクワクしています。錦織さんにいろいろ教えていただき、素晴らしいショーを見せられるように頑張っていきたいと思います」

加藤「オリジナル作品ということで、僕らが最初に作るものになる。最高のエンターテインメントをお届けしたいと思います」

碕「僕の演じる役の、親に捨てられた悲しみや孤独をうまく表現したい。また、他の人たちとの関係性も見どころです。話自体は重たいものですが、それを歌とダンスで華やかに演じたいです」

SHUN「こういう素敵な作品に出演できることをうれしく思います。サムという役の強い部分や、逆に弱い部分を精一杯サムとして生きて、みせていきたいと思っています」

「GRIEF7」は7月26~31日まで、俳優座劇場(六本木)で上演される。

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