特別展『大哺乳類展2ーみんなの生き残り作戦ー』がきょう21日開幕する。哺乳類が、変化し続ける地球上の環境に適応しながら、どのように生き残ってきたのかがテーマで、およそ540点のはく製や骨格見本と、最新の解析映像などを交えながら、「哺乳類が、命をつなぐために地球環境に適応し発達させてきた、さまざまな姿や能力を紹介」する。哺乳類の特徴的な能力であるロコモーション(移動運動)、食べる、産む・育てることにも迫る。
ハイライトのひとつは、会場中央に位置する、200種類ものはく製標本を系統と分類別に展示しているもの。あたかも行進しているかのようで圧倒的だ。
主催である国立科学博物館の林良博館長は「哺乳類の多様性を理解し、地球上に住む生物の多様性を維持するために、私たちにできることは何かを考えるきっかけになれば」と、話した。
6月16日まで同所で。