Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the all-in-one-seo-pack domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/newthl/www/tokyoheadline/wp-includes/functions.php on line 6114
北川悦吏子 | TOKYO HEADLINE
SearchSearch

今年の新語に「ばえる」辞書づくりのプロが選出! 「そだねー」は選外

2018.12.06 Vol.Web Original



 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語 2018」(三省堂主催)の選考発表会が5日、渋谷の東京カルチャーカルチャーで行われ、大賞にSNSなどに投稿された写真などが際立っている場合やSNSなどに投稿したくなるほどであるときに使われる「ばえる(映える)」が選ばれた。「半端ないって」と「そだねー」は選外だった。

 流行語とは違い、「2018年を代表する言葉(日本語)で、今後、国語辞書に採録されてもおかしくない言葉」という観点で広く募集した候補1296語(応募総数2315通から重複した言葉を除いた数)から、選考委員が選考した。

 大賞の選考理由について、選考委員を務めた『三省堂国語辞典』の編集委員の飯間浩明氏は「去年までは、こんなに“ばえばえ”言わなかった。インスタばえ、あるいはSNSばえってまどろこっこしい言い方をしていたんです。去年から今年にかけて、“ばえるねえ”とか“ばえな感じ”とかいうようになって、何にでも使えるようになった」とし、「急激に見映え表す言葉が普及してみんなが使うようになった、これは無視できない」と説明。

 選考委員で『三省堂現代新国語辞典』の編集主幹の小野正弘明治大学文学部教授は、「新聞の見出しに、“映える”と書いてあったのですが、読むと“ばえる”と読んだほうがいいような内容だった」と、「ばえる」が広く浸透している例を挙げた。

Copyrighted Image