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卜部功也 | TOKYO HEADLINE - Part 5
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4・24「K-1」皇治インタビュー「トーナメントは1vs7で十分、仲良しこよし7人全員かかってこい」

2016.03.25 Vol.662

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」のトーナメントに出場する皇治のインタビューを公開。

――今回が皇治選手にとってK-1初参戦になります。試合が決まった時の心境を聞かせてください。
「素直にうれしいですね」

――2月のKrushでKO勝利した直後に「もうK-1決まりでしょう」というマイクもありましたが、ご自身ではトーナメントに出るつもりでしたか?
「そうですね。でも自分としてはもっと前からK-1に出るもんやと思っていたし、そのためにずっとキックボクシングをやってきたんで」

――もともと皇治選手が最初に始めた格闘技は何だったのですか?
「一番最初に始めたのは空手です。自分が歩き始めたくらいのころからやっていて、物心がついた時には道衣を着ていました」

――それはご両親の影響ですか?
「親父ですね。親父が格闘技好きで、親父にやらされている感じで、当時はむちゃくちゃ空手が嫌いでしたね(苦笑)。でも小学生の時には魚本流の大会で全国1位になったり、中学の時に日本拳法の大会で全国2位になってます」

――空手以外にスポーツ歴はあるのですか?
「空手と並行してサッカーをやっていて、セレッソ大阪のジュニアチームにも入ってたんですよ。年齢が2つ上の試合に出ても1人で9点取ったりして、めちゃめちゃ上手かったです。柿谷曜一朗とも一緒に練習していました。あっちは覚えてないと思いますけど。小学校の文集にも『将来の夢はK-1選手かプロサッカー選手』って書いてました」

――本格的に格闘技一本に絞ったのはいつだったのですか?
「中学3年生の時です。最初はサッカーで高校まで行こうと思ってたんですけど、中学最後の大きな試合で負けちゃって。その時に『こいつらが下手くそやから負けたんや!』って人のせいにしてもうたんです。その時に負けを人のせいにしてるようじゃチームプレイは無理やなと思って、個人競技の格闘技を選びました。あと自分は大阪の池田市という田舎の出身なんですけど、喧嘩ばっかりやっとったんですよ。それで自分が一番強いっていうのをみんなに分からしたかったんで、それやったらキックボクシングで世界一になったろうと思いました」

――ずばり皇治選手はやんちゃだったんですか?
「やんちゃというか喧嘩はしてましたね。舐められるのが嫌いやったんで。ただ自分より弱いやつとか年下とは絶対に喧嘩しなかったです」

――ちなみに喧嘩の戦績のほうは?
「全勝・全KOです。格闘技やったらメイウェザー級ですね(笑)」

――格闘技に専念してからはK-1が目標だったのですか?
「はい。やるならK-1、それしか目標にしてなかったです。ただ自分がプロになってから旧体制のK-1が寂しいことになってしまって…。モチベーションを保つのが必死やったんですけど、こうやって新生K-1として復活してくれてうれしいです」

――K-1という舞台で自分の存在をより多くの人に知らしめたいですか?
「そうですね。K-1には目立っている選手がいっぱいいると思うんですけど、そいつらより俺のほうが強いっていうのをやっとみんなに分かってもらえるなと思って楽しみです」

――しかも1回戦の相手が元-60kg王者の功也選手です。試合が決まった時はどんな心境でしたか?
「自分は兄ちゃん(弘嵩)とやりたいと思っていたら、ジュニア(功也)が来たんでびっくりなんですけど」

――対戦相手としての功也選手はいかがでしょうか?
「ジュニアが実力あるのは分かっているんで、しんどい時に当たるより元気な時に当たるほうがいいかな、と。自分は『兄弟喧嘩を止めたる』と言っていて、いきなり1回戦で止めさせてくれるんでラッキーですね。今、K-1が売り出しているK-1の顔が1回戦でいなくなっちゃうとあれなんで、決勝でやりたかったんですけど、いいタイミングで決めてくれたなって感じです」

――ずばり日本代表決定トーナメントを制して、狙うは現-60kg王者の卜部弘嵩選手ですか?
「悪いけど兄ちゃんには楽勝で勝てると思います。兄ちゃんよりジュニアのほうが強いと思います」

――皇治選手は発言でも注目を集めていますが、注目されることは気持ちいいですか?
「気持ちいいです! もっといいことも悪いことも言って、みんなが自分の名前で遊んでくれたらいいですね。あっ、そういえばジュニアが『こういう選手がチャンピオンになっちゃダメ』って言うてましたけど、もし俺がK-1に出なかったら今回の-60kg日本代表決定トーナメント終わってたでしょ? だから7人は俺に感謝せえよ(笑)。トーナメントは1vs7で十分、仲良しこよし7人全員かかってこいって。それで俺だけ見てればいいって感じです」

4・24「K-1」卜部功也インタビュー「はっきり言ってかすりもしねえよって感じです。僕がダントツで優勝します」

2016.03.25 Vol.662

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」のトーナメントに出場する卜部功也のインタビューを公開。

――今大会が今年のK-1初参戦となり、日本代表決定トーナメントからの再スタートになりました。初代王者として抵抗はなかったですか?
「それはなかったです。現役時代の魔裟斗さんも日本トーナメントで2年連続で優勝したあと、世界トーナメントから出るようになりましたし、小比類巻(貴之)さんや佐藤(嘉洋)さんもそうですよね。日本を代表するファイターや本当に強いファイターは日本トーナメントに出ても必ず勝つと思うので、僕もその道を進みたいと思いました」

――初代王者という実績・肩書きを抜きにして、まずは日本トーナメントからもう王座返り咲きを目指す、と。
「はい。このトーナメントで日本一を証明して、チャンピオンに返り咲くことが目標です」

――日本代表の座を争う7選手の顔ぶれを見て、どんな感想を持っていますか?
「面白い選手が揃ったと思いますし、基本的に戦ったことがない選手が多いので、今の日本人選手のレベルがどうなのかを感じたいですね」

――確かにここ最近の功也選手は外国人選手との試合が主で、日本人選手との対戦が少なかったように思います。
「そういう意味でもトーナメントが楽しみですし、僕自身も挑戦していかないといけないと思っています」

――昨年は-60kg王者としての試合が続きましたが、他の日本人選手のことは気になっていましたか?
「僕はそのレベルではなくて、自分自身の戦いだと思って戦っていました。だから全然気にしていませんでした。-55kg初代王座決定トーナメントで準優勝した大雅選手が階級を上げて来ているので、そこは気になっていますけどね」

――他のトーナメント出場選手からは気になる選手として功也選手の名前が多く上がっており、7選手からマークされている中でのトーナメントになります。
「はっきり言ってかすりもしねえよって感じです。僕はそのレベルじゃないんで。ダントツで優勝します」

――日本代表の座を争う戦いには混じるけれど、力の差を見せて勝って当然という気持ちなのですね。
「逆にそう思わなきゃダメだと思います。K-1を背負って世界の強豪と戦っていくファイターは1つ上のステージにいなければいけない。日本レベルでずっと戦っていてはどうしようもないと思います、僕の中では」

――ずばり他の選手とは見ているものは違いますか?
「勝つのは当たり前です。そうじゃなきゃK-1のベルトの価値が下がります。K-1のベルトを巻いた人間の強さを必ず証明します」

――皇治選手との1回戦はトーナメントの中でも注目を集めるカードです。皇治選手にはどんな印象を持っていますか?
「色んな団体で試合をしていますけど、あまり印象はないですね。悪口を言っている男だな…くらいで(苦笑)」

――お互いに舌戦があったり、皇治選手から挑発的な言葉もありました。どういった心境でそれを聞いていましたか?
「なんかごちゃごちゃ言ってるな、くらいです。そうやって言われるのはしょうがないと思うし。ただ僕には何一つ響かないです」

――やはり目標は日本代表として9月の世界最強決定トーナメントに挑み、そこで再び世界一の座に就くことですか?
「そうですね。とにかく今は日本代表決定トーナメントで勝つことしか考えていません。そこをしっかり突破して、世界最強決定トーナメントで優勝する。そして兄が巻いているベルトをもう一度、僕自身の手で勝ち獲りたいと思います」

K-1の武尊、功也、山崎がトークライブ

2016.03.16 Vol.662

 K-1ファイターが出演するトークショー「K-1 TALK LIVE2016」が5月29日に文化放送12階のメディアプラスホールで開催される。
 出演はK-1公式サポーターの関根勤と自他ともに認めるK-1の大ファンである平子祐希(アルコ&ピース)。
 K-1ファイターは現在のところ、武尊(初代K-1 WORLD GP -55kg王者)、卜部功也(初代K-1 WORLD GP -60kg王者)、山崎秀晃(K-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント優勝者)の3人の出演が決定している。
 トークショーは13時と17時の2回行われ、チケットは3月26日より発売される。

4・24 「K-1」-60kg日本代表決定トーナメントの組み合わせ発表で功也と皇治が一触即発

2016.02.22 Vol.661

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で開催されるトーナメントに出場する8選手と組み合わせが21日、発表された。
 1回戦の組み合わせは①山本真弘vs大雅、②レオナ・ぺタスvs. 闘士、③大沢文也vs. 明戸仁志、④卜部功也vs 皇治。①と②の勝者、③と④の勝者で準決勝を行う。優勝者には9月19日に行われる世界最強決定トーナメントへの出場権が与えられる。なお世界王者の卜部弘嵩は世界大会へのエントリーとなる。

Krush.63 小澤が-58kg王座獲得 功也は不本意な判定勝ち

2016.02.06 Vol.659

 立ち技格闘技「Krush.63」(5日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「Krush -58kg王座決定戦」で小澤海斗が2-0で神戸翔太を破り、第2代王座に就いた。
 小澤は昨年行われた同級の「WILDRUSH League 2015」を勝ち抜きこの日の舞台へ、神戸は大滝裕太との出場者決定戦に勝利しこの場に上がってきた。
 試合は1Rから激しい打撃戦を展開。キックを打たれれば、キックで、パンチの連打にはパンチの連打で対抗。ともに一方的に攻め込まれる場面を作らせず、判定が微妙なラウンドが続いたが、その中でも2人が30-29で小澤を支持。小澤が念願のベルトを手にした。
 小澤はリング上で「このベルトを取ってからがスタートだと思っている。そしてKrushチャンピオンとして、これからK-1にかちこんでいきたい。武尊選手! やらせてください!」とアピール。
 会見ではキャリアの豊富な神戸との対戦について「Krushは上に行きたい奴が上にいける団体だと思っているので、キャリアは関係ない。神戸選手はパンチの打ち分けがうまかった」と振り返り、リング上でのアピールについては「K-1と武尊選手のことは決めていた。Krushでは58kg、K-1では55kgでやっていきたい」と再度のK-1参戦と武尊戦をアピールした。

11・21「K-1」兄弟対決は兄・弘嵩が鮮やかな跳びヒザで悲願の王座奪取

2015.11.22 Vol.654

『K-1 WORLD GP 2015 〜THE CHAMPIONSHIP〜』(11月21日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で三大タイトルマッチが行われ、-60kg王者の卜部功也に卜部弘嵩が挑戦。3R 2分14秒、KOで弘嵩が悲願の王座奪取を成し遂げた。

 試合は1Rから明らかに功也のペース。左のパンチを軸に弘嵩をコーナーに追い詰めるなど、有利に試合を進める。2Rには功也は左ストレートを何度もクリーンヒット。試合後のコメントで「練習中にふくらはぎを肉離れを起こしていた」ことを明かした弘嵩は明らかに動きが悪く、左ストレートにバランスを崩し、あわやKO負け?と思わせるなど、予想外の展開に。
 功也は前蹴りで弘嵩の顔面をとらえ、パンチの連打でコーナーに追い詰める。しかしフィニッシュを狙った功也にできた一瞬の間に、弘嵩が跳びヒザ一閃。見事に顔面をとらえ、功也はもんどりうってダウン。立ち上がった功也に右ストレート、左フックで追撃する弘嵩だったが、功也も打ち返すことで、攻撃をしのぎゴング。形勢は一気に逆転した。
 3R開始後、2人は抱擁を交わすが、離れるや一気に攻撃を始める。功也はパンチ、弘嵩は蹴りと互の長所をぶつけ合う。功也の左ハイキックからの左ストレートにパンチの連打で応ずる弘嵩。そこから距離を詰めて打ち合う2人。残り1分で、今度が弘嵩がコーナーに功也を詰めパンチの連打から、またも跳びヒザ一閃。今度は前のめりに倒れた功也は立てず、弘嵩がKO勝ちを収めた。

 試合後、弘嵩は「弟の功也と世界最高の舞台で試合ができてうれしい。功也、ありがとう」と弟に感謝とねぎらいの言葉をかけた。

11・21「K-1」試合順が決定 メーンはゲーオvs木村

2015.11.09 Vol.654

 K-1は8日、東京スカイツリータウンでファンイベント「『K-1ワールドグランプリ2015』11.21代々木決戦・大決起集会!」を開催した。
 4階級のタイトルマッチに出場する武尊、卜部兄弟、スーパーファイトに出場する左右田泰臣、野杁正明ら11人の選手が参加し、前田憲作K-1プロデューサー、K-1公式サポーターを務めるタレントの関根勤らを相手に大会に向けた現在の心境などを語った。

 この日は『K-1 WORLD GP 2015 〜THE CHAMPIONSHIP〜』(11月21日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の試合順が発表されるとあって注目を集めた。プレリミナリーファイトから順に発表し、前田プロデューサーが見どころを解説していく。

11・21「K-1 WORLD GP」で防衛戦の功也と武尊がファンの前で公開練習

2015.11.07 Vol.654

「K-1 WORLD GP 〜THE CHAMPIONSHIP〜」(11月21日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で防衛戦を行うK-1 WORLD GP −60kg王者・卜部功也と−55kg王者・武尊が3日、東京・大久保のK-1ジム総本部で公開練習を行った。

 この日、2人はシャドーボクシングと3分1Rのマススパーリングを披露。
 K-1では一部の記者会見や公開練習をメディアだけではなくファンにも公開しているのだが、テレビの地上波放送『新K-1伝説』が開始以降、こういった会見や練習に詰めかけるファンも目に見えて増え、練習後の会見で武尊も「こんなにたくさんの人が来てくれると思わなかったし、7月の時より見に来てくれる人たちが倍くらいに増えてうれしかった。マススパーはもっと軽くやる予定だったんですけど、これだけの人が来てくれたので、刺激があるものを見せたくてちょっと強めにやりました」と話すほど。

 功也は兄・弘嵩との対戦が決まって以来、どうしてもそれに関する話題が多くなっているのだが、本人は「どの試合も大切に、どの試合も全力で臨んでいる。前までは意識していましたけど、最近はもう意識していない。数ある試合の中の一つ」と持ち前のクールさ完全に取り戻した様子。そして「木村”フィリップ”ミノル選手ともスパーリングをしている」と、ファンの頭の中で妄想が広がりまくるような発言もポロリ。

 ちなみに2人は公開練習後はアメーバスタジオから生放送された「古坂大魔王のカツアゲ!」にゲスト出演。11月21日の大会をしっかりPR。これも王者の務めなのだ。

11・21「K-1 WORLD GP」で禁断の兄弟対決再び!! 卜部弘嵩インタビュー

2015.10.13 Vol.

11・21「K-1 WORLD GP」で禁断の兄弟対決再び!! 卜部功也インタビュー

2015.10.12 Vol.

11・21「K-1 WORLD GP」 卜部兄弟が会見 辛辣発言飛び交う

2015.10.10 Vol.651

「K-1 WORLD GP 2015 ~THE CHAMPIONSHIP~」(11月21日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される-60kg級タイトルマッチの記者会見が9日、都内で行われ、王者・卜部功也と挑戦者・卜部弘嵩が登壇した。カード決定後、この2人が公の場で揃うのは初めて。

 弘嵩が「今年の1月18日に決勝で負けてしまいました。あのときから、このときのために備えてずっとやってきました。ただ純粋に強くなるために、そしてチャンピオンを叩き潰すためにやってきました」と語れば、功也も「僕も兄だとか、そういうのは関係なしに、一人の選手として卜部弘嵩にこのベルトは渡せないという気持ちが強い。お客さんには兄弟だとか、そういう感じで観てもらうのではなく、卜部弘嵩と卜部功也、純粋にどっちが強いのかというのを見てもらいたいと思います。そして最後にこのベルトを巻いているのは僕です」と応えた。

 その後の質疑応答では互いについて、弘嵩が「何も感じない。ただ、勝ってるだけ」と話せば、功也は「爆発力はあると思いますが、危なっかしい。選手としてパーフェクトじゃない。僕のほうがパーフェクト」と互いに辛らつなコメントを残した。
 K-1の地上波放送開始後の最初の大会。テレビを見てK-1の会場に来るファンも多いだろう。当然、中身も問われる中でも戦いとなる。
 弘嵩が「完全にKOすることしか考えていない。リングに上がれば容赦はしない」と語れば、功也は「僕も全力で倒しにいく。勝つのはあたりまえなので、あとは内容。そこの部分でもっと奮起したいと思っています。さらに強くなった卜部功也を見せたい。期待してください」と語った。

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