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約9年ぶりのK-1復帰の才賀がローブローのアクシデントで反則勝ち【K-1】

2020.12.14 Vol.Web Original

卜部が計量オーバーで減点2からのスタート

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)で、約9年ぶりのK-1復帰を果たした才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)が元K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦した。

 前日計量で卜部がまさかの1.9kgオーバーとなり、協議の結果、第1R、卜部は減点2からのスタート。規定では卜部が10オンス、才賀が8オンスのグローブハンデとなるが才賀が拒否したため、ともに8オンスのグローブで試合が行われることとなった。なお卜部にはファイトマネーから30%の減額も課せられた。

約9年ぶりのK-1復帰の才賀紀左衛門 対する卜部弘嵩がまさかの計量オーバー【K-1】

2020.12.12 Vol.Web Original

「人それぞれ事情もあると思うから」と複雑な表情

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の前日計量が12月12日、都内で開催された。

 -58.5kg契約のスーパーファイトで約9年ぶりのK-1復帰を果たす才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)は58.4kgで規定体重をクリアした。

 一方、対戦する卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は計量会場の到着が遅れ、全選手の最後に計量したものの1回目は60.5kg。トランクスを脱いではかりに乗ったものの60.4kgの1.9kgオーバーで計量をクリアできなかった。

 才賀は会見で「久しぶりにK-1で試合ができるので楽しみにしている。一番輝いて、目立ってやろうと思っている」と挨拶。

 卜部の計量オーバーについては「…まあ、それぞれみんな思うことはあると思う。僕らはプロだから、こうやってしんどいけど落としているが、そこは人それぞれ事情もあると思うから、明日いい状況でね。彼もこうやって試合ができるのは彼の力だけではなく、周りのサポートもあるから。それは僕もそうやし。だから明日はとにかくいい状態で、お互いのパフォーマンスをしっかり出せるようにしたい」と複雑な表情を見せた。

元王者・卜部弘嵩がK-1復帰の才賀紀左衛門を迎撃【12・13 K-1】

2020.10.28 Vol.Web Original

-58.5kg契約のスーパーファイトで対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(12月13日、東京・両国国技館)の第2弾カード発表会見が10月28日、東京都内で開催された。

 元K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)が-58.5kg契約のスーパーファイトで対戦する。

 卜部は昨年11月の横浜大会以来、約1年ぶりの試合となる。才賀は8月にK-1への電撃復帰を発表。9月の大阪大会で武尊とのエキシビションマッチでリングに上がったが、正式な試合は今回が初めてとなる。

対戦アピールのレオナ・ペタス「武尊選手は逃げているのかな?」【12・15 K-1 KRUSH】

2019.12.16 Vol.Web Original

武尊の「K-1で実績を積めば」という発言に痛烈なお返し

「K-1 KRUSH FIGHT.109」(12月15日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が12月16日、都内で開催された。メインでK-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王座の初防衛に成功したレオナ・ペタスが改めて武尊戦をアピールした。

 レオナは「無事に防衛できてホッとした。弟がKO勝ちだったのでプレッシャーを感じたが、2人でKO勝ちできて良かった」と試合を振り返った。

 試合後のリングからテレビ解説を務めた武尊に対戦をアピールしたのだが、武尊は「K-1で実績を積めば」と発言。これについては「K-1王者にKRUSH王者が挑戦するのは普通のことだと思う。K-1で実績を残せと言われたが、世界大会2位の小宮山選手にも勝っているので、実績も十分あると思う。そこで武尊選手が(対戦を)濁すということは逃げているのかな?と思う。そうじゃなかったらただ単に言っているのか? じゃあ誰に勝てば実績になるのか? 世界大会2位の小宮山選手に勝っているので、それ以上は武尊選手しかいないじゃないですか。なので武尊選手は逃げているのかな?と思いますね」と痛烈な発言が飛び出した。

2階級制覇目指した卜部弘嵩が準決勝で惜敗。西京春馬は2年連続のアクシデント【11・24 K-1】

2019.11.25 Vol.Web Original

1回戦では「新世代」のスペインに判定勝ち

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」で元K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者・卜部弘嵩は準決勝でタイのジャオスアヤイ・アユタヤファイトジムに敗れ、2階級制覇を逃した。

 卜部は1回戦でブランドン・スペインと対戦。

 今回のトーナメントで優勝と並び「新世代との対決」をもうひとつのテーマに掲げる卜部にとって、それは「対日本人」だけではない。20歳のスペインとの対戦もそのひとつ。

 卜部は1R序盤、距離を詰めパンチを放ってくるスペインにコーナーに詰められる場面が目立つが、ラウンド中盤、左ミドルでガードを下げさせたところに左ハイを決めダウンを奪う。立ち上がったスペインに追撃するも、1Rでは決めきれず。しかしラウンド終盤に放った飛びヒザでスペインが鼻血を出す。

 2Rもスペインはプレッシャーをかけ前に出てはコーナーに詰めパンチを放つが、卜部はしっかりガード。しかしスペインのローが目立つようになり、終盤は遠めからの右ストレートを被弾する場面も。それでも足を使って連打を許さず、主導権は渡さない。

 3Rもスペインの突進は止まらない。しかし卜部は右ロー、左ミドル、そしてパンチの連打で反撃。それでも前に出るスペインだったが、ややガス欠気味でスピードがガクンと落ちる。卜部は要所でロー、パンチと多彩な攻撃でスペインの攻撃を分断。最後まで冷静にスペインをさばいて、試合は判定に。ジャッジ3者とも卜部を支持。危なげない内容で卜部が準決勝に駒を進めた。

西京春馬「準決勝の江川戦にすべてをかける。決勝は気合」【11・24 K-1】

2019.11.16 Vol.Web Original

「第3代フェザー級王座決定トーナメント」に出場

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)に出場する西京春馬が神奈川県内の所属ジム、K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTで公開練習を行った。

 西京は「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」に出場。1回戦でフランスのアーサー・メイヤーと対戦する。

 この日は2分間のミット打ちを行い、パンチ、キック、ヒザと多彩な動きを見せた。

 練習後の会見では「追い込み終盤で疲れもあり、減量の真っ最中ですが、それを感じさせないいい動きが今のところできているという感じ」と話す。そして今回もタイ修行を敢行したのだが「前回行ってみて、けっこう自分にマッチしていたので、追い込みの前に体づくり、下地を作りのために2週間ちょっと行ってきた。蹴り込んで下半身も強くなって、体も大きくなった。オフはしっかり休んで遊んで、いい2週間が過ごせた」と心身ともに順調な仕上がりで進んでいることをうかがわせた。

 1回戦で対戦するメイヤーはムエタイ色の強い選手。会見ではまだ試合映像を見ていないと話していたが、「僕はあまり試合の映像を見ない人で、まだ試合の映像は見ていない。公開練習みたいなものがアップされていたので見たんですが、まあめちゃくちゃムエタイだなって思います(笑)。蹴りで削られるのが、ちょっとうっとうしいかな、というくらい。早いラウンドで仕掛けるかもしれないし、ムエタイで勝負したいというところもあるので…。まあ試合をやってみないと分からないですね」と話した。

卜部弘嵩が元ラグビー日本代表の木津武士とラグビー特訓敢行【11・24 K-1】

2019.11.05 Vol.Web Original

第3代フェザー級王座決定トーナメント1回戦でブランドン・スぺインと対戦

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)で行われる「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」に出場する卜部弘嵩が11月4日、公開練習を行った。

 弘嵩は「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」に出場し、1回戦でオーストラリアのブランドン・スぺインと対戦する。

 通常の公開練習は所属ジムなどでのミット打ちやスパーリングを行うことがほとんどなのだが、この日は弘嵩と親交のある元ラグビー日本代表・木津武士の指導のもと、弘嵩が木津がセレクトしたラグビーのトレーニングを行うという特別なものとなった。

 これは「ラグビーワールドカップでの日本代表の活躍はもちろん、以前からラグビー選手にはリスペクトがあった。ラグビーはいろいろな競技がある中でメンタル・フィジカル両面で本当に高いレベルにある競技で、学ぶことがたくさんある」と弘嵩自身がリクエストしたもの。

 ラグビーではオールブラックス(ニュージーランド代表)のソニー・ビル・ウィリアムズがボクシングとの二刀流で話題になった。木津も相撲・空手の経験者で、格闘技とラグビーの親和性について「ラグビーは漢字で闘球と書くぐらい、格闘技の要素がめちゃめちゃある競技。少しでもK-1に使えるものがあったらいいなと思い、協力させてもらいました。これが何か良いきっかけになればうれしいです」と語った。またラグビーと格闘技で通じる部分については「気持ちの部分は絶対必要ですね。フィジカルも大事なんですけど、やっぱり最終的には“絶対負けへん!”という気持ちです。ラグビーも身体をどんどん相手に当ててやらなやられる。そういうところはK-1にも絶対あると思うんで、ラグビーと格闘技には近いものがあると思っています」と話した。

「フェザー級王座決定トーナメント」開催。30歳・卜部弘嵩が新世代に宣戦布告【11・24 K-1】

2019.09.06 Vol.Web Original

卜部弘嵩「テーマは“対世界”そして“対新世代”」
 新体制になってからの初めての横浜大会となる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)の第1弾カード発表会見が9月6日、都内で開催された。

 先日、村越優汰が返上した王座を争う「K-1 WORLD GP 第3代フェザー級王座決定トーナメント」を開催することが発表された。

 1回戦の組み合わせは(1)卜部弘嵩vsブランドン・スペイン、(2)安保璃紅vsジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム、(3)江川優生vsホルヘ・バレラ、(4)西京春馬vsアーサー・メイヤー。1と2、3と4の勝者が準決勝を争い、その勝者が決勝で対戦する。

 この日は日本人選手4人が会見に登場した。

 第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の卜部は「もう一度チャンピオンになるために、チャレンジャーとして臨もうと思う」と2階級制覇に意欲を見せた。そして他の3人が20代前半のなか、自分だけが30歳とあって「テーマは“対世界”そして“対新世代”だと思っている。これ以上言葉はいらない。集中して準備するだけ」と世代闘争もテーマに掲げた。

 対戦するスペインはジュニア時代はアマチュアムエタイで実績を残し、ISKAの地区タイトルも手にしている。超好戦的なファイトスタイルで現地では「ダイナマイト」の異名を持つファイター。

卜部弘嵩と高橋ユウの理想の夫婦像は「健介&北斗」。卜部が浮気したら「引きずり回します!」

2019.07.14 Vol.Web Original

今年5月のハワイでの挙式に続き都内で2度目の結婚式
 昨年10月に結婚したことを発表した元K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩とモデルでタレントの高橋ユウが7月14日、都内で結婚式を挙げ、挙式後、会見を開いた。

 今年5月のハワイでの挙式に続き、2度目の挙式となるのだが、ハワイでは家族のみでの挙式とあって、「今回はハワイに来れなかったきょうだいや、親戚、大切な友達をまじえて式ができたので、より一層結婚したんだなという実感がわいた、素敵な時間でした」(高橋)という。

 今回はハワイの時とは衣装を替えたとのことで、卜部は「ドレスも前回と違いますし、すごいきれいだなって感動しています」、高橋は「ハワイの時はネイビーのタキシードだったんですけど、今回はオールホワイト。毎日一緒に式の準備をしていたはずなのに、タキシードを着たヒロ君に会った瞬間にすごくときめいちゃって、“わあ、すごいカッコいい人と結婚している”と思っちゃいました(笑)」とともに笑顔を見せた。

林健太が卜部功也を破り涙の初戴冠【3・10 K-1】

2019.03.11 Vol.Web Original

林健太が延長にもつれ込む熱戦制す
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で4つのタイトル戦が行われた。

 ライト級タイトルマッチは王者・卜部功也に林健太が挑戦。林は昨年12月の大阪大会で行われた「ライト級世界最強決定トーナメント」を制し、今回の挑戦にこぎつけた。2人はSAGAMI-ONO KREST所属で同門対決となるのだが、林は家族を養うために仕事を持っていることからジムのプロ練習にはほぼ参加することはなく、他のジムで練習する日々を送っている。

 1R、功也は左ミドルで試合を組み立てる。林はパンチで反撃も功也はその打ち終わりにパンチの連打を合わせる。そして左のミドルとストレートを打ち分け林を翻弄する。2Rになると林がプレッシャーをかけ距離を詰めてパンチで攻め込んでいく。カウンターのミドルやストレートで林の突進を止めにかかる功也だったが、林のプレッシャーは止まらない。一進一退の攻防が続く中、功也の左ミドルがローブローとなり試合が中断。気遣って駆け寄る功也だったが、以降、左のミドルの軌道がやや上に。

 3Rも林の突進は止まらず。功也のカウンターの左ストレートをもらっても林はパンチを出し続ける。終盤には林の右フックが炸裂し功也が大きくバランスを崩す。この最大の勝負どころで林は連打を繰り出すも確実性に欠け、倒すまでには至らない。しかしこの一発が効いて、判定は3者ともイーブンとなり試合は延長へ。

 延長ラウンドになっても林の前進は止まらない。コーナーに詰めパンチの連打で追い込む林に対し、功也はカウンターのストレートで反撃する。しかし3Rのダメージが残る功也は手数も少なく、残り30秒、林がパンチの連打で一方的に攻め込む展開に。功也は王者の意地で最後まで立ち続けることしかできなかった。

 判定は3者が10-9で林を支持。林が涙の初戴冠を果たした。

4階級でタイトルマッチ開催。大阪大会で優勝の林が功也に挑戦【3・10 K’FESTA.2】

2018.12.27 Vol.Web Original

K-1での2つ目のベルトへ弘嵩が村越に挑戦
 K-1平成最後のビッグマッチとなる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(2019年3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)の第一弾カード発表会見が12月27日、東京都内で開催された。

 この日はフェザー級、ライト級、ウェルター級、クルーザー級のタイトルマッチ4試合と「日本vs世界7対7」と題して行われる3試合が発表された。

 フェザー級では王者・村越優汰に卜部弘嵩が挑戦する。村越は初防衛戦となる。

 村越は6月に行われた「第2代フェザー級王座決定トーナメント」で王座に就いたものの、戴冠後最初の試合となった11月大会でアレックス・リーバスに敗れるという失態を犯した。一方の弘嵩は3月のスーパー・フェザー級王座決定トーナメントで敗れた後にフェザー級に転向。転向初戦で芦澤竜誠にKO勝ちを収め、今回の挑戦を勝ち取った。

 弘嵩は「タイトルマッチはずっとアピールしていたので形になって気合が入りました。村越選手は6月の過酷なトーナメントで優勝していて、実績もある選手。強敵だと思います。僕も今まで以上に仕上げていきたい。特に蹴り技には気を付けたいです。僕も蹴りが得意なのでそういう対決ができればいい」

 村越は「チャンピオンになって1発目の試合で負けてしまって結構落ちていた部分もあったが、今回はベルトがかかった落とせない試合。1からやり直して3月にはバッチリ仕上げたい。弘嵩選手の試合は前から拝見していて、何でもできる選手だと思っている。自分は蹴りを得意としているので、そこは自分のいいところなので、蹴りでは特に上回りたい。こうやって大きい大会でタイトルマッチの防衛戦は光栄なこと。しっかりインパクトを残したい」とそれぞれ話した。

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