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又吉直樹 | TOKYO HEADLINE - Part 2
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ピース又吉が“総選挙”アンバサダー就任 子供と本の出会いを応援 

2017.12.12 Vol.Web Original



芥川賞受賞作家でお笑い芸人の又吉直樹(ピース)が『小学生がえらぶ! “こどもの本”総選挙』のアンバサダーに就任することになった。11日、児童書出版社のポプラ社が発表した。この総選挙は、全国の小学生たちの投票によってトップ10を決定するもので、2018年5月5日に結果発表会が実施される予定。又吉はその会に出席する。

 就任に際して又吉は、「僕の場合」としてメッセージを寄せている。メッセージは以下の通り。

僕の場合、最初から本が大好きだったわけではありません。教科書で読んた宮川ひろさんの『沢田さんのホクロ』や、中学時代に読んだ芥川龍之介や太宰治の作品によって、本に出てくる人物は、正しいだけではなくて、僕と同じように傷ついたり、悩んだり、失敗することを知って、好きになりました。
「自分と同じだ。自分だけではないんだ」と勇気を与えてくれたのです。みなさんも、そういう本と出会えるはずです。

 投票は2018年2月16日まで。詳細は、公式サイト https://www.poplar.co.jp/company/kodomonohon/ で。

又吉直樹、初の恋愛小説『劇場』発売で「デートしたい」

2017.05.11 Vol.690

 又吉直樹の最新作『劇場』が11日発売され、同日、銀座の博品館劇場で、又吉本人が記者会見した。発売日を迎えて又吉は「多くの人に手に取っていただければ」と、笑顔を見せた。

 最新作は自身初となる恋愛小説だが、「どんなにうまく話したと思っても記事になると僕の恋愛が書かれているという話になっているので、慎重に話さなければと思っているんですが……」と前置きしたうえで、「僕の話です、というと嘘。どんな話でも自分の経験や見てきたものは入っているので、どちらともいえないです。主人公が僕かといえば僕ではなく、女の子側も僕でもあるし僕ではないという感じ」。
 
 作品はすでに文芸誌で発表されており、読者の感想もすでに耳に入っている。「全体的に面白く読んだというのが多いですが、登場人物に本当に怒っている人がいて。自分が書いた人物にそんなに怒ってくれたり、幸せになってほしいって思ってくれたり、作品の中に入り込んで楽しんでくださった方がいるというのがうれしいですね」
 
 作品発表時のインタビューで「恋愛がわからないからこそ、書きたかった」と言及している。「(書き終えて)恋愛はどう?」という質問には「やっぱり、分からないところのほうが多いし、難しいもんだなと思います。書いている時には自分の恋愛のことは考えられなくて、小説のことを考えていたので……デートはいっぱいしてみたいですね」と話した。

『劇場』は、成功を夢見て劇団を立ち上げた劇作家と、女優を夢見る女子大生のれない模様を描く。

 新作の予定については、「今年すぐ書き始めるかは分からないですけど、書き続けていきたい」。すでに構想や興味のあるテーマはいくつかあるとしたうえで、「小説として書き上げるのか、エッセイであるとか、コントなのか。自由律俳句として出したこともあります。人と人の関係性が変わっていくのが好き。いろんなものに興味を持って探していきたい」と、意欲的だった。

ピース又吉&綾部、憧れのティム・バートンから笑いを取る!?

2017.01.31 Vol.683

 映画『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』の公開に合わせたPRイベントが30日、都内にて行われ、来日した監督のティム・バートンと、宣伝隊長を務めるピースの綾部祐二と又吉直樹が登場した。

 本作は、孤独な少年が亡き祖父の謎を追ってたどり着いた洋館で、空中浮遊する少女や、体内でハチを飼っている少年など、不思議な能力を持った奇妙な子供たちと出会う冒険ファンタジー。
「僕自身、子供のころから“奇妙な子”だと言われていた」という監督は「現実とファンタジーが入り乱れている作品です。現実とファンタジーを分けたがる人もいるけれど、僕は人生とはその2つが同時に存在しているものだと思っています」と、バートン流の視点を明かした。

 ピースの2人も、そんな監督の大ファン。とくに綾部はアメリカ挑戦を控えているとあって、バートン監督に「あなたの映画に出させてもらえませんか」と猛アピール。すると監督は「何か特殊能力はある? 演技は? アクションは?」と質問攻め。さらに、綾部が劇中の特殊能力のうち、ハチを体内に飼う能力を敬遠したためか「ハチはどう? ミツバチじゃなくてもスズメバチとか…」と、終始“ハチ”推し。タジタジになった綾部が「僕の相棒は特殊能力を持ってます!」と振ると、又吉が空中浮遊の能力を持つ少女エマさながら宙に浮かび上がった。シュールな光景に監督は「髪がいい感じでなびいてるね。(エマのように)金髪だったら完璧だったね」と大喜び。

 映画『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』は2月3日から全国公開。

林遣都 × 波岡一喜 SPECIAL INTERVIEW Netflixオリジナルドラマ『火花』

2016.06.13 Vol.668

 第153回芥川賞を受賞した、ピース・又吉直樹の中編小説『火花』が待望の映像化。漫才の世界に身を投じた青年の10年を追い、お笑いにかける芸人たちの喜び、悲しみを通して、普遍的な人生のドラマを綴る珠玉のドラマが誕生。主人公の売れない芸人・徳永役の林遣都と、徳永とかけがえのない絆を結ぶ先輩芸人・神谷役の波岡一喜が“その人物として生きた”4カ月間を振り返る。

トータル藤田、高校野球新書で「ナオキ狙う」

2016.06.10 Vol.677

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーと小学館がタッグを組んだ「小学館よしもと新書」が創刊、10日、渋谷のヨシモト∞ホールで、創刊記念会見が行われた。会見には、同レーベル第1弾となった『夜を乗り越える』が13万部を突破した又吉直樹、今後作品の出版が決定しているトータルテンボスの藤田憲右、千原兄弟の千原せいじが出席した。

「これでナオキ(直木賞のこと)狙う!」と、トータル藤田が意気込む一方で、又吉は苦笑いしかできなかった。当人によれば同レーベル創刊で、又吉への要求が多いそうで、「せいじさんに楽屋で家族がいる!と楽屋で言われた」という。この日も、離島に全員で握手会に行く、作品の連動企画、帯を書くのは当然など、多くの注文が飛び出した。

 今後、同レーベルから続々作品がリリースされる。

 第2弾はトータル藤田の『ハンパねぇ!高校野球』(7月3日発売)。高校野球好きである藤田が、高校球児だった自分自身の経験を踏まえながら、高校野球の見方を伝授する内容。これまでの甲子園での逸話、各都道府県のチームを取り上げるなど、高校野球ファンでなくとも楽しめるような構成を心がけたそうだが、「女性はダメかもしれない」。千原も「(芸人が)野球、プロレス、サッカーを(テーマにして)やって滑ってきたの見てきた」と不敵な笑みを浮かべた。
 
 第3弾は、千原の『がさつ力』(8月3日発売)。人からがさつだと言われ続けるなかで、「自分で自分のことを見つめ直してみた本。自分の取り扱い説明書です」と、説明した。

 会見には、芥川作家の羽田圭介に扮したレイザーラモンRGが登場し、芥川賞「あるある」を披露した。レイザーラモンRGはレーベル第4弾の新書を今秋発売予定。

Tシャツはピースが選ぶ? ユニクロが新サービス

2016.04.08 Vol.664

 ユニクロのTシャツブランド『UT』の新サービス『UT Picks(ユーティー ピックス)』が5日スタートした。同日都内で記者発表が行われ、ピース、シシド・カフカ、道端カレンらサービスへの参加者が出席した。

 新サービスは、ピースの又吉や綾部を筆頭に30人がピッカー(選者)となって同ブランドの1200種類以上のUTのなかからそれぞれ5枚を選ぶというもの。購入者は、好きなピッカーを選び月額990円を支払うと選ばれたTシャツが一枚ずつ送られてくる。個々のデザインよりも、選ぶ「人」で購入するというものだ。

 綾部は一通りの挨拶を終えると、「これって(ピッカーの)順位は出るんですか……できれば出ないとうれしいんですけど」と及び腰。又吉も「すごいものが送られてくるって期待しないで! 楽しくなるようなのを選んでます」と話した。

 現在発表されているピッカーのなかから誰に選んでもらいたいかという質問に、綾部はファッションブロガーのダニエル・バーンスタイン氏を挙げた。「女性に選んでもらうのがいいかなって。女性に選んでもらうって、お母さんとそのあとはねえ、それぐらいですよ。(ダニエルさんと)1回恵比寿の鍋とかを食べに行きたい」。又吉は一方、「綾部」との答え。「自分の知らない世界を知りたい」と説明した。

 男性、女性のそれぞれのサイズ、子供向けのものもある。

ピースらがTシャツ選ぶ新サービス!「順位は出るの」と心配顔

2016.04.05 Vol.663

 ユニクロのTシャツブランド『UT』の新サービス『UT Picks(ユーティー ピックス)』が5日スタート、同日都内で記者発表が行われ、ピース、シシド・カフカ、道端カレンらサービスへの参加者が出席した。

 新サービスは、ピースの又吉や綾部を筆頭に30人がピッカーとなり1200種類以上のUTのなかからそれぞれが5枚を選びリコメンド。好きなピッカーを選び月額990円を支払うと選ばれたTシャツが一枚ずつ送られてくるというサービス。個々のデザインよりも、選んでくれた「人」で購入するというものだ。

 綾部は一通りの挨拶を終えると、「これって(ピッカーの)順位は出るんですか……できれば出ないとうれしいんですけど」と及び腰。又吉も「すごいものが送られてくるって期待しないで! 楽しくなるようなのを選んでますので」

 現在発表されているピッカーのなかから誰に選んでもらいたいかという質問に、綾部はファッションブロガーのダニエル・バーンスタイン氏を挙げた。「女性に選んでもらうのがいいかなって。女性に選んでもらうって、お母さんとそのあとはねえ、それぐらいですよ。(ダニエルさんと)1回恵比寿の鍋とかを食べに行きたい」。又吉は一方、「綾部」との答え。「自分の知らない世界をしりたい」と説明した。
 
 同サービスは、毎月一定の金額を支払うことから、Tシャツのサブスクリプションサービスもしくは信頼もしくは気になる誰かが手に入れた方がいいとレコメンドしてくれることかキュレーションサービスとして紹介された。

吉田羊が圧倒的な活躍をした女性に!「人生にマルをつけてもらった」

2015.11.26 Vol.655

 女性ファッション誌『VOGUE JAPAN』が行う『VOGUE JAPAN Women of the Year 2015』の授賞式が26日、都内で行われた。吉田羊、広瀬すずらが受賞した。

 一輪の花をイメージしたトロフィーを受け取った吉田は、「ファッションの最高峰であるVOGUEからこの賞をいただくという未来は私の人生のなかで予想だにしないできごと。お仕事に一生懸命向き合ってきた結果として、このようなあまりあるご褒美をいただけたことは、君はそれでいいんだと今までの人生にマルをひとつ付けてもらったような気がしています」と、受賞の喜びを語った。

 授賞式には、吉田があこがれの人と公言してきたお笑いコンビ、ピースの又吉直樹も出席。又吉にエスコートされてレッドカーペットを歩いたことについて聞かれると「自分が尊敬する方と肩を並べて歩くという経験はみんなが与えられるものじゃないと思うので、ご褒美のひとつとして噛みしめながら歩かせていただきました」。なぜか同席したピースの綾部祐二が又吉のどこに魅力を尋ねると「飄々としていて言葉が豊かなところ。自分が悩んでいるとき、思いがけない角度からアドバイスをしてくださるような気がする」とコメント。又吉はそれを聞いて感激したのか言葉を失い、すかさず綾部が「止まっちゃだめだよ。まとめとけよ! あとで文書でお出しします」とフォローし、笑わせた。

 同じく受賞した広瀬は「すごくキラキラしたみなさんの中に私が……」と緊張ぎみ。女性で良かったと思うときを聞かれ、「きれいなワンピースを着たりメイクをかわいくしてもらうときいつも女の子でよかったと思う」と笑顔を見せた。

 他受賞者は、デザイナーの阿部千登勢、ダンサーの菅原小春、作家の西加奈子、メタルダンスユニットのBABYMETAL、競泳選手の渡部香生子、そして染織作家で随筆家の志村ふくみ。授賞式には、志村をのぞく全員が出席した。

『VOGUE JAPAN Women of the Year 2015』は、それぞれの分野において圧倒的な活躍をするとともに、同誌の読者をインスパイアする女性たちを称えるもの。28日発売の『VOGUE JAPAN』最新号には、受賞者のポートレイトとインタビューが掲載されている。

 この日はまた、今後の活躍が期待される女性に贈る『Rising Star of the Year 2015』も発表。ファッションデザイナーの黒河内真衣子が受賞した。

五郎丸、又吉ら2015年最も輝いた男性に

2015.11.20 Vol.655

 今年最も輝いた男性を表彰する『GQ Men of the Year 2015』の授賞記者会見が19日、都内で行われた。受賞者は、ラグビー日本代表の五郎丸歩、俳優の鈴木亮平、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎、作家で芸人の又吉直樹、テニス選手でスポーツキャスターの松岡修造、俳優の吉田鋼太郎の6名。

 集まった輝く男たちのなかでも特に注目を集めたのは、ラグビー日本代表の五郎丸。「私個人というよりも日本ラグビー界の代表として私が受け取ったという印象。2019年にはラグビーワールドカップも開催されますので、皆さんのお力添えをよろしくお願いします」と、あいさつした。2015年は「ラグビー一色の一年」と振り返り、「日本のみなさん、世界のみなさんに日本のラグビーに注目してもらえた非常に思い出に残る年になった」とした。2月からオーストラリアのレッズでプレーするが、「ここまで海外での経験がないのでメイドインジャパンでしっかりと期待に応えられるように力を発揮したい」と意気込んだ。

 同賞は、男性誌『GQ JAPAN』が、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈るもの。また、生き方や仕事、スタイルにおいて、同誌の読者をインスパイアする人物を選んでいる。

 この日はまた、世界で活躍するBABYMETALに『Discovery of the Year』が贈られた。

ピース又吉の『火花』が朗読CD化、ドラマ化も決定

2015.10.09 Vol.

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