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友香の素 | TOKYO HEADLINE - Part 5
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黒谷友香『友香の素』vol.176 最近の「読書」。

2017.06.26 Vol.693

 私は一人暮らしを始めたころ、1人で過ごす時間が増えたからか読書が好きになり、時間があると本屋さんに行っては新刊チェックをし、好きな作家さんの新刊が平積みされていたら迷わず手に取り、タイトルや、本のカバーが気になったらそれも手に取り‥っと、重くて持ち切れないほど、何冊も重ねてレジに向かうと1万円を超えることもよくあった。でも最近はレジで1万円を払わないし、重さで腕が痺れてしまうこともなくなった。

 それを懐かしく思う今でも読書は好きだけど、この何年かは電子書籍で買うことが多い。初めて読んだ時は、慣れるまで戸惑いがあったが、今ではすっかりその恩恵にあずかっている。

 本屋さんに行かずとも夜中だろうが、読みたい! と思ったら何秒後にはある意味「手元」にある。第1に、かさ張らない。しかも「手元」には残るし、何冊も同時に持ち運べる。よく地方に出掛ける私には助かる点だ。本屋さんを探さずとも、いつでも何処でも買えるし、即、読める。ちなみに小説を読む時は本物のページの色に似たセピアを背景にしている。

 一度、同じ小説で、本物の物体としての本と電子書籍で読むのに、何がどう違って感じるのか?と交互に読み進めていったことがある。物体として手に持ち、作家さんが描いた世界観がぎゅっと詰まっているという色んな意味合いでの重みを感じてページを指で捲って読み進むのと、画面に文字が写し出され、次のページもワンタッチでめくるような作業をする電子書籍。ページをめくる事で自分に生まれる間や余韻、ページ構成の違いに、本来そこから感じ取るものに違いを感じた場合もあったが、全体の内容が面白かったらそこは、気にはならないよと思ったのも確か。でも本は手に取って読みたいという思いもやっぱりどこかある。実験自体はどっち付かず、両方の良い点を上手く取り入れるしかないのだった。

黒谷友香『友香の素』vol.175 馬とトカゲ。

2017.05.22 Vol.691

 今日は暑くもなく寒くもない穏やかな日。馬のラルフ(26歳)の放牧にも良さそうな日和。今日一緒に放牧をする仲間の馬は、エイト君(28歳)。この2頭で放牧するのは、今日がなんと初めて。さて、どちらがリーダーになるのでしょうか? 放牧してみないと分からないので、エイト君の飼い主さんと一緒に、気を付けてしばし2頭の様子を見ます。お互い最初はふんふんと匂いを嗅ぎ合い、ちょっぴり威嚇もしましたが、それもすぐに終わり、すんなり仲良くなりました。ラルフがちょっと移動すると、その後をエイト君が追いかけていきます。どうやらリーダーはラルフのよう。エイト君は誰かの下になりたい性格だそうなので、エイト君よりちょっと強気?のラルフとは、ばっちり相性が合って、放牧コンビとしてマッチしたので良かったです。ラルフに放牧仲間ができました。

 馬のお手入れが終わり、次はガーデニングです。お庭を見ると去年の秋に植えた球根類が咲き出していました。紫色のまあるいボールのような形の花が咲くアリウムや、紫色や黄色の花が咲くダッチアイリスやジャーマンアイリスがちょうど見頃を迎えています。ハーブでは、タイムやセージ、ラベンダーが花を咲かせていて、目を楽しませてくれています。セージは葉っぱを卵と炒めると、セージのあの何ともいえない香りがたって、ホント美味しいんですよね。

 これからの季節は植物がさらにぐんぐんと成長するので、鑑賞も収穫も楽しみではありますが、その分、雑草もどんどん生えてくるので、庭のお手入れを小まめにしないといけません。さっき、雑草を根っこからゴソっと引き抜いたら、小ちゃなトカゲちゃんも一緒に土からピョロっと出てきました。土の中で休んでいたところ、いきなり陽の光を浴びてびっくりだったね! ごめんよ。今日はさまざまな動植物から刺激をもらった良い一日でした。

馬とトカゲ。 ーー黒谷友香の『友香の素』vol.175

2017.05.22 Vol.691

 今日は暑くもなく寒くもない穏やかな日。馬のラルフ(26歳)の放牧にも良さそうな日和。今日一緒に放牧をする仲間の馬は、エイト君(28歳)。この2頭で放牧するのは、今日がなんと初めて。さて、どちらがリーダーになるのでしょうか? 放牧してみないと分からないので、エイト君の飼い主さんと一緒に、気を付けてしばし2頭の様子を見ます。お互い最初はふんふんと匂いを嗅ぎ合い、ちょっぴり威嚇もしましたが、それもすぐに終わり、すんなり仲良くなりました。ラルフがちょっと移動すると、その後をエイト君が追いかけていきます。どうやらリーダーはラルフのよう。エイト君は誰かの下になりたい性格だそうなので、エイト君よりちょっと強気?のラルフとは、ばっちり相性が合って、放牧コンビとしてマッチしたので良かったです。ラルフに放牧仲間ができました。

 馬のお手入れが終わり、次はガーデニングです。お庭を見ると去年の秋に植えた球根類が咲き出していました。紫色のまあるいボールのような形の花が咲くアリウムや、紫色や黄色の花が咲くダッチアイリスやジャーマンアイリスがちょうど見頃を迎えています。ハーブでは、タイムやセージ、ラベンダーが花を咲かせていて、目を楽しませてくれています。セージは葉っぱを卵と炒めると、セージのあの何ともいえない香りがたって、ホント美味しいんですよね。

 これからの季節は植物がさらにぐんぐんと成長するので、鑑賞も収穫も楽しみではありますが、その分、雑草もどんどん生えてくるので、庭のお手入れを小まめにしないといけません。さっき、雑草を根っこからゴソっと引き抜いたら、小ちゃなトカゲちゃんも一緒に土からピョロっと出てきました。土の中で休んでいたところ、いきなり陽の光を浴びてびっくりだったね! ごめんよ。今日はさまざまな動植物から刺激をもらった良い一日でした。

コートとマフラーから、Tシャツへ ーー黒谷友香の『友香の素』vol.174

2017.04.24 Vol.689

 先日、1つのドラマ作品を撮り終えました。真冬の2月中旬にインし、気温氷点下の北海道・苫小牧ロケに始まり、はや2カ月。振り返ってみると、あっという間な感じがしますが、北海道以外にも、さまざまな地方にロケで出掛けて行ったので、それぞれの土地でのいろいろな思い出もできて、そうなってくるとたった2カ月の撮影期間でしたが、意外と長かったような気もします。気が付けば、もう5月に突入ですしね。早いですよね、時が経つのは。もうすぐそこまで、夏が来てます。
 今回のドラマは、北は北海道から南は静岡県までのロケだったので、真冬の北海道に行く前にスノーブーツを初めて購入。真冬の雪が降りしきる北海道には行ったことがなかったので、氷点下ってどのくらいの防寒対策が必要?!っと、あれもこれもと準備したことが懐かしいです。撮影のインの日に、真っ白な雪に包まれた住宅街の中で、監督が「撮影が終わる頃には、半袖になっています」とおっしゃったその言葉通り、撮影の後半に、バーベキューをしているシーンの撮影で行った静岡県では、夏のような日差しが降り注ぐ中、スタッフの方々は半袖で動かれていました。私の役の衣装も北海道のコートにマフラー姿から、最終的にはシャツ姿になり、富士山を間近に臨む湖の湖畔のバーベキュー会場でシャツの裾を腕まくって撮影をしていました。
 季節の移り変わりとともに、作品の中の季節も変化していった今回の作品でしたが、私の役は、どこに居ようと常に北海道弁を話す役で、富士山の麓でも「〜だべさ」「なした?」(どうした?)などの北海道弁で会話していたので、この2カ月間は北海道弁とお付き合いしていましたね?。一番、そうなの?と意外に思ったアクセントは、「早く」です。はやくの「や」にアクセントがある事。ちょっと関西弁に近いかも。それでは今回はこの辺で「したっけ!」(またね!)

黒谷友香『友香の素』vol.174 コートとマフラーから、Tシャツへ

2017.04.24 Vol.689

 先日、1つのドラマ作品を撮り終えました。真冬の2月中旬にインし、気温氷点下の北海道・苫小牧ロケに始まり、はや2カ月。振り返ってみると、あっという間な感じがしますが、北海道以外にも、さまざまな地方にロケで出掛けて行ったので、それぞれの土地でのいろいろな思い出もできて、そうなってくるとたった2カ月の撮影期間でしたが、意外と長かったような気もします。気が付けば、もう5月に突入ですしね。早いですよね、時が経つのは。もうすぐそこまで、夏が来てます。

 今回のドラマは、北は北海道から南は静岡県までのロケだったので、真冬の北海道に行く前にスノーブーツを初めて購入。真冬の雪が降りしきる北海道には行ったことがなかったので、氷点下ってどのくらいの防寒対策が必要?!っと、あれもこれもと準備したことが懐かしいです。撮影のインの日に、真っ白な雪に包まれた住宅街の中で、監督が「撮影が終わる頃には、半袖になっています」とおっしゃったその言葉通り、撮影の後半に、バーベキューをしているシーンの撮影で行った静岡県では、夏のような日差しが降り注ぐ中、スタッフの方々は半袖で動かれていました。私の役の衣装も北海道のコートにマフラー姿から、最終的にはシャツ姿になり、富士山を間近に臨む湖の湖畔のバーベキュー会場でシャツの裾を腕まくって撮影をしていました。

 季節の移り変わりとともに、作品の中の季節も変化していった今回の作品でしたが、私の役は、どこに居ようと常に北海道弁を話す役で、富士山の麓でも「?だべさ」「なした?」(どうした?)などの北海道弁で会話していたので、この2カ月間は北海道弁とお付き合いしていましたね?。一番、そうなの?と意外に思ったアクセントは、「早く」です。はやくの「や」にアクセントがある事。ちょっと関西弁に近いかも。それでは今回はこの辺で「したっけ!」(またね!)

チューリップも咲きました! ーー黒谷友香の『友香の素』vol.173

2017.03.27 Vol.687

 だいぶ暖かくなりました。街行く人の装いも軽やかになり、ウインドーショッピングをしていても色合いがパステルカラーのディスプレイやコーディネートが目立ちます。

 私はドラマの撮影で2月、3月と北海道の苫小牧に滞在していたので、毎日ダウンコートに毛糸の帽子を被っていました。2月は寒かった〜。天気予報では当たり前に「氷点下」や「マイナス」という言葉が使われていて、ちょっとした小カルチャーショック(笑)。さすがに3月には、道路脇に雪の山がどーんとあるぐらいで、随分アスファルトが見えてましたが、寒いのでおしゃれじゃなくて本気で毛糸帽を着用、しかも耳が寒すぎるので耳まですっぽりイン! そんな冬でしたので、この暖かさにより有り難みを感じます。お花見シーズンも迫っていて、楽しみですよね!

 開花といえば、このコラムでよくお伝えしているチューリップが開花。またまた10センチチューリップ〜! 何種類も植えたうち、その品種のチューリップだけが地面から高さ10センチで咲きました。特に背丈の低い品種という訳ではないはずなのですが。他のチューリップはまだニョキニョキと葉っぱを伸ばしている最中で蕾も見えてません。ですがチューリップとしては一番に咲いて楽しませてくれてるし、ムスカリやクロッカスと混ざっておんなじくらいの背丈で咲いてる姿がなんとも可愛いらしい。他のチューリップは今年はどうなるのかな? 茎が伸びてほしいな。後、楽しみにしているのが、ヒヤシンスです。あの香り、本当に良い香りじゃないですか? 花が咲いたらお部屋に飾って天然アロマを思いっきり楽しみたいです。

 今からの季節は緑がイキイキとしてくる、生命力あふれる季節。ガーデニングの魅力は、五感を通して、植物パワーのさまざまな形の恩恵を受けられる事。今年も素敵なガーデンを作っていきたいな。

黒谷友香『友香の素』vol.173 チューリップも咲きました!

2017.03.27 Vol.687

 だいぶ暖かくなりました。街行く人の装いも軽やかになり、ウインドーショッピングをしていても色合いがパステルカラーのディスプレイやコーディネートが目立ちます。

 私はドラマの撮影で2月、3月と北海道の苫小牧に滞在していたので、毎日ダウンコートに毛糸の帽子を被っていました。2月は寒かった?。天気予報では当たり前に「氷点下」や「マイナス」という言葉が使われていて、ちょっとした小カルチャーショック(笑)。さすがに3月には、道路脇に雪の山がどーんとあるぐらいで、随分アスファルトが見えてましたが、寒いのでおしゃれじゃなくて本気で毛糸帽を着用、しかも耳が寒すぎるので耳まですっぽりイン! そんな冬でしたので、この暖かさにより有り難みを感じます。お花見シーズンも迫っていて、楽しみですよね!
 開花といえば、このコラムでよくお伝えしているチューリップが開花。またまた10センチチューリップ?! 何種類も植えたうち、その品種のチューリップだけが地面から高さ10センチで咲きました。特に背丈の低い品種という訳ではないはずなのですが。他のチューリップはまだニョキニョキと葉っぱを伸ばしている最中で蕾も見えてません。ですがチューリップとしては一番に咲いて楽しませてくれてるし、ムスカリやクロッカスと混ざっておんなじくらいの背丈で咲いてる姿がなんとも可愛いらしい。他のチューリップは今年はどうなるのかな? 茎が伸びてほしいな。後、楽しみにしているのが、ヒヤシンスです。あの香り、本当に良い香りじゃないですか? 花が咲いたらお部屋に飾って天然アロマを思いっきり楽しみたいです。

 今からの季節は緑がイキイキとしてくる、生命力あふれる季節。ガーデニングの魅力は、五感を通して、植物パワーのさまざまな形の恩恵を受けられる事。今年も素敵なガーデンを作っていきたいな。

寒いんだか、暖かいんだか。 ーー黒谷友香の『友香の素』vol.172

2017.02.27 Vol.685

 早いもので、もう2月も後半となりました。この原稿を書いている今日は、春一番が吹いて気温も関東は20度を超えて4月並みの気温を観測。4月って! 桜が咲く気温ですよ。でもまた冬の寒さに戻るそう。寒いんだか暖かいんだか、毎日の寒暖差にびっくりです。

 そういえば、私の大事なチューリップ、ヒヤシンス、ムスカリちゃんたちは、この気候に土の中で困ってはいないだろうか…。球根類が育つには冬の寒さにあたることが大事なのです。2016年の3月に咲いたチューリップは、なんと、茎の長さが10センチあまりで、その上に普段と変わらない可憐な花が咲きました。茎と花のバランスがすごいことになってたけど、それも可愛かった。なぜ茎が伸びなかったかというと、球根を植えた2015年の冬が暖冬だったからかと思われます。今年、2017年は茎の長いチューリップが見たいなあ。チューリップの背の高さは、30〜40センチくらい。すでに植えてある他のハーブとのバランスも考えて、チューリップが映えるようにガーデンをデザインしているのだが。高さ10センチくらいのビオラとチューリップの取り合わせが素敵になる寄せ植えのプランターも作ってあるんだけどな。2016年秋に植えた球根は257個。ヒヤシンス、ムスカリも寒さが大事なのです。雪が降ったり20度超えたり、忙しいこの冬だけど、今年はぐんぐん伸びてほしいな!

 暖かな日差しの中、チューリップが春の風に揺られてサワサワとそよいでいるのが見たいし、花瓶にガッサリと長い茎がしなった色とりどりのチューリップをたくさん生けて部屋でも春の訪れを楽しみたいし、ガーデンでヒヤシンスのあのうっとりとする香りに包まれたい…。植えた者としては、そんな夢があるのだよ。先日植えた場所をチェックしに行ったら、チューリップの芽が出ていました。今年はどうなるかな、楽しみです。

黒谷友香「友香の素」vol.172 寒いんだか、暖かいんだか

2017.02.27 Vol.685

 早いもので、もう2月も後半となりました。この原稿を書いている今日は、春一番が吹いて気温も関東は20度を超えて4月並みの気温を観測。4月って! 桜が咲く気温ですよ。でもまた冬の寒さに戻るそう。寒いんだか暖かいんだか、毎日の寒暖差にびっくりです。

 そういえば、私の大事なチューリップ、ヒヤシンス、ムスカリちゃんたちは、この気候に土の中で困ってはいないだろうか…。球根類が育つには冬の寒さにあたることが大事なのです。2016年の3月に咲いたチューリップは、なんと、茎の長さが10センチあまりで、その上に普段と変わらない可憐な花が咲きました。茎と花のバランスがすごいことになってたけど、それも可愛かった。なぜ茎が伸びなかったかというと、球根を植えた2015年の冬が暖冬だったからかと思われます。今年、2017年は茎の長いチューリップが見たいなあ。チューリップの背の高さは、30?40センチくらい。すでに植えてある他のハーブとのバランスも考えて、チューリップが映えるようにガーデンをデザインしているのだが。高さ10センチくらいのビオラとチューリップの取り合わせが素敵になる寄せ植えのプランターも作ってあるんだけどな。2016年秋に植えた球根は257個。ヒヤシンス、ムスカリも寒さが大事なのです。雪が降ったり20度超えたり、忙しいこの冬だけど、今年はぐんぐん伸びてほしいな! 暖かな日差しの中、チューリップが春の風に揺られてサワサワとそよいでいるのが見たいし、花瓶にガッサリと長い茎がしなった色とりどりのチューリップをたくさん生けて部屋でも春の訪れを楽しみたいし、ガーデンでヒヤシンスのあのうっとりとする香りに包まれたい…。植えた者としては、そんな夢があるのだよ。先日植えた場所をチェックしに行ったら、チューリップの芽が出ていました。今年はどうなるかな、楽しみです。

黒谷友香「友香の素」vol.171 新しい年、そっからかい?

2017.01.23 Vol.683

 先日、お仕事で「俳句」がテーマの番組に出演させていただきました。オファーを受けて、一瞬「え! 俳句は、まった分からない? 」となりましたが、これは俳句に触れるいい機会だし、勉強になるはずだと考え方を変え、ありがたくお受けする事に。

 でもそこからが大変! 「五七五で詠むやつだっけ? 」「あ! あの先生に添削されるんだっけ? 」と、どうにも困ったけれど、どうにか考えなきゃならない。なのでまずネットで調べる。検索ワードは『俳句とは』。そっからかい? っと自らツッコミをいれつつ、一からというかゼロからのお勉強。その時点では、本当に自分で俳句を作れるのか半信半疑、あかんかも?!っと弱気。

 でもとにかく調べた! 有名な松尾芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」「夏草や兵どもが夢のあと」などが紹介されており、「俳句とは、五七五の三句、十七音の日本独自の定型文。そこに季語を表す言葉を含まないといけない。」とある。季語って何だ? いきなり訳が分からない。歳時記という本を買うとたくさん載っているらしいので、ネットで購入。と同時に番組の厳しい先生でもある夏井いつきさんの俳句関連本を2冊購入、速攻読む。そこで随分と気が楽になった! 十二音のフレーズを俳句の種と呼び、種は自然や風景、人、動物、その様子など日常生活の全ての物事を種として捉えて良いし、そこに五音の季語を組み合わせたら、俳句と呼べる代物にはなるようだ。基本を理解したらグンっと俳句への距離感が縮まったが、そこから2?3日うんうん唸りながら歳時記とにらめっこ。結局14句作りその中の一句を番組内で詠んだが、その時、作品を自分の分身のように感じている事に驚いた。奥深い俳句の世界、勉強になったわ?

黒谷友香「友香の素」vol.170 ハッピーバースデーな屋形船

2016.12.26 Vol.681

 2016年、師走のこの時期は、毎日が過ぎて行くスピードがほんとに早く感じられます。クリスマスパーティー、忘年会とイベント盛りだくさんで、バタバタと過ごし気が付いたら30日、もう1、2回寝たらお正月みたいなね。早い?。

 そんなイベントに忙しい月ですが、私はそこにもう1つ、自分の誕生日会が含まれます。先日、友人たちが開いてくれた誕生日会がありました。毎年レストランでのパーティーでしたが、今年は趣向を凝らし、なんと屋形船に乗っての誕生日パーティーでした。これ、お勧め! 誕生日会に限らず何かのイベントに屋形船はなかなか良いと思われます。船内に入ると掘りごたつに既にお料理がセッティングされていて、席についたらすぐ出発。浅草吾妻橋を出発し、幻想的にライトアップされた橋を潜りながら隅田川をお台場まで下ります。お料理は旅館の夕食に出てくるような感じ。固形燃料のミニお鍋あり、揚げたての天ぷらあり。誕生日会しかも普段なかなかない屋形船でというシチュエーションにテンションも上がり、盛り上がる私たち。思いっきり食べて飲んで、ワイワイしているといつの間にかレインボーブリッジ下に到着。そこからが最高でした。船はその場でしばし停泊。その間、私たちは外に出られます。屋形船の屋根にあたるスカイデッキに上がってみると、目の前には足元からブルーにライトアップされた大迫力のレインボーブリッジが迫り、その向こうには東京タワーもバッチリ見える東京、お台場、晴海埠頭の夜景が360度パノラマで広がり、その思った以上の迫力と美しさに思わず息をのみました。っとそこへ、なんと花火が! 冬の花火は初めてでしたが、冴え冴えとした冬の夜空に次々と花のように咲き乱れては跡形もなく消えて行く花火の美しさに、刹那の中に永遠を見ました。

 2016年も、残り僅かです。

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