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国立科学博物館 | TOKYO HEADLINE - Part 2
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G.W.お出かけ特集 国立科学博物館

2013.04.22 Vol.590

 20万年前にアフリカに生まれた現生人類が、6万年前から世界中に拡散していった旅路“グレートジャーニー”の謎に迫る特別展。日本人探検家・関野吉晴の監修のもと、700万年前の人類誕生から、現生人類がどのように地球上に拡散していったのかを紹介。

 世界で最初にミイラを作ったチリから、約5000年前のチンチョロミイラが日本初上陸。最新の科学的見地からミイラにアプローチし、ミイラの“作り方”に秘められた謎を解き明かす。さらに、約10年ぶりの展示となる南米部族の“干し首”を最新の科学的分析と共に紹介するほか、関野が日本人のルーツに迫る旅をたどるために作られた丸木舟「縄文号」も展示。また、人類最古の“足跡”の化石(ラエトリの足跡)などさまざまな科学データから、幻のアファール猿人を復元。猿人復元の学術モデルをナインティナインの岡村隆史が担当しているのも注目だ。

 我々が今生きている現代につながる壮大な旅路を追いながら“人間の生きていく強さ”を再発見できる展覧会。“科学エンターテインメント”として家族でもカップルでも楽しめるはず。

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