辞書を編む専門家が選ぶ「今年の新語 2020」の選考発表会が30日、都内で行われ、大賞に「ぴえん」が選ばれた。第2位は自粛警察、マスク警察のように使われた「〇〇警察」、3位には「密」、4位には「リモート」がランクインし、新型コロナウイルスに振り回されている2020年を象徴するランキングになった。
今年の新語2020大賞は「ぴえん」!「〇〇警察」「密」「リモート」などコロナ関連ワード抑える
2020.11.30
Vol.Web Original
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action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/newthl/www/tokyoheadline/wp-includes/functions.php on line 6114辞書を編む専門家が選ぶ「今年の新語 2020」の選考発表会が30日、都内で行われ、大賞に「ぴえん」が選ばれた。第2位は自粛警察、マスク警察のように使われた「〇〇警察」、3位には「密」、4位には「リモート」がランクインし、新型コロナウイルスに振り回されている2020年を象徴するランキングになった。
辞書を編む人が選ぶ「今年の新語 2019」(三省堂主催)の選考発表会が4日、都内で行われ、大賞にキャッシュレス支払いサービスの名称に使用されている「ー ペイ」が選ばれた。「タピる」と「ワンチーム」は選外だった。
辞書を編む人が選ぶ「今年の新語 2018」(三省堂主催)の選考発表会が5日、渋谷の東京カルチャーカルチャーで行われ、大賞にSNSなどに投稿された写真などが際立っている場合やSNSなどに投稿したくなるほどであるときに使われる「ばえる(映える)」が選ばれた。「半端ないって」と「そだねー」は選外だった。
流行語とは違い、「2018年を代表する言葉(日本語)で、今後、国語辞書に採録されてもおかしくない言葉」という観点で広く募集した候補1296語(応募総数2315通から重複した言葉を除いた数)から、選考委員が選考した。
大賞の選考理由について、選考委員を務めた『三省堂国語辞典』の編集委員の飯間浩明氏は「去年までは、こんなに“ばえばえ”言わなかった。インスタばえ、あるいはSNSばえってまどろこっこしい言い方をしていたんです。去年から今年にかけて、“ばえるねえ”とか“ばえな感じ”とかいうようになって、何にでも使えるようになった」とし、「急激に見映え表す言葉が普及してみんなが使うようになった、これは無視できない」と説明。
選考委員で『三省堂現代新国語辞典』の編集主幹の小野正弘明治大学文学部教授は、「新聞の見出しに、“映える”と書いてあったのですが、読むと“ばえる”と読んだほうがいいような内容だった」と、「ばえる」が広く浸透している例を挙げた。