有楽町駅前の東京交通会館が開館50周年を迎え、5月23、24日、記念イベント「全国手土産じまん〜物産館いいモノめぐり〜」を開催した。同会館にあるアンテナショップのほか、銀座や日本橋エリアにあるアンテナショップがタッグを組んで行われ、各地域の自慢の品が並び、来場者はショッピングバッグを各地の名産品でいっぱいにして楽しんだ。
イベントでは、来場者の投票で決める『全国いいモノ手土産グランプリ』も実施。その結果、贈り物手土産グランプリ部門は、1位が「生もみじ(6個入)」(広島ブランドショップTAU)、2位には「だしが良くでる宗田節」(まるごと高知)、3位は「美瑛産グリーンアスパラガスセット」(丘のまち美瑛)だった。自分用手土産グランプリ部門は、1位が「山塩シュークリーム」(日本橋ふくしま館×キビタン号)、2位が「ご飯にかけるギョーザ」(栃木県)、3位が「鰹のオリーブオイル漬け」(まるごと高知)だった。
また、ステージでは、沖縄県のエイサーや高知県の鳴子踊りといった郷土芸能のパフォーマンスも。くまモンやぐんまちゃんなど人気のご当地キャラクターのパレードも行われ、盛り上がった。他にも「ミッツ・マングローブのオールナイト・ニッポン・ゴールド」(ニッポン放送)の公開収録が行われるなど、さまざまな催しが行われた。
東京交通会館は1965年の6月18日に開館。回転展望レストランやパスポートセンターなどで親しまれてきた。18年前に「秋田ふるさと館」が出店、その後も各地のアンテナショップが出店し、現在では14のショップが軒を連ねている。観光情報の発信地として、日本各地の名産品や味覚に触れられるスポットとして、高い人気を誇っている。
同館では現在、「東京交通会館開館50周年記念企画展 写真でたどる有楽町の記憶〜交通会館が歩んだ50年〜」が行われている。7月5日まで。