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草彅剛「普通にやっていけば、どうにかなる」徳川慶喜が好評<青天を衝け>

2021.04.06 Vol.Web Original

 

 草彅剛が大河ドラマ『青天を衝け』で演じている徳川慶喜がすこぶる好評だ。

 初登場は初回放送で、吉沢亮演じる渋沢栄一と、高良健吾演じる渋沢喜作と出会う場面で、長いシーンでははなかったが、ただものではない雰囲気と存在感は圧倒的だった。SNSには草彅の慶喜を高く評価するコメントが並び、歴史好きたちをも喜ばせた。

 放送回数を重ねた今も、慶喜が登場するたびに同じことが起きる。草彅は「すごくいい慶喜だって言ってくれているので、『#青天を衝け』をエゴサーチしています」と笑う。

 慶喜へのアプローチは、演出の黒崎博氏と話し、「つかみどころがない役がいいんじゃないか」というところから始まっている。

「どうしたって慶喜は将軍になる。いま生きている僕らは(慶喜の)先のことは分かっているわけですが、ひょっとして慶喜は将軍にならないのではないか?とも思えるくらいの力の抜けた役どころというのも面白いと思っています」

 草彅は、どんな役を演じても、そのものにしか見えなくなってしまうところがある。慶喜はその最新のケース。ただ、よく言われる「憑依」だとか「なり切る」とはまた違うよう。

「なんか楽しいので、いい感じになっているんじゃないかな。(演じていて)心が弾むっていうか、すごく穏やかなシーンでも、もしかしたらこの時に時代が動いているのかなあって思ったり。僕はあまり歴史を知らないので、その時その時を楽しんでやっています。慶喜が自分という感じもないし、(自分と)離れている感じが楽しいなって感じです」

『青天を衝け』でペリー演じるモーリー・ ロバートソン「よっしゃ!という気持ち」

2021.03.27 Vol.Web Original

 

 渋沢栄一ゆかりの品々を展示する、NHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」が23日、さいたま市の埼玉県立歴史と民俗の博物館で開幕、同日、モーリー・ ロバートソンが訪れ、フォトセッションが行われた。

 放送中の大河ドラマ『青天を衝け』でペリーを演じて、注目を集めている。

「オファーを受けた後、女優をやっている妻に相談しまして、『大丈夫よ』 と言われ、突進しました! ペリーについては、日本の中学受験の時に覚えた名前、教科書に出てきた人だ!といった印象しかなく、調べていくうちに感情移入できる側面があるということがわかってきたという感じです」。

 SNSなどでは「そっくり」だと話題に。

「似ていると言っていただけて、それがその人にとってのペリー像として焼きついていただけたのならば、演じていて、よっしゃ!という気持ちです。 資料も少なく、どうやってペリーという存在を組み立てていくのか時間をかけて考えました」

 ドラマの今後の見どころについて聞かれると、「同時代、命を落とす若者が多い中、生き抜いて、しかも自分の考えをガラッとかえるものに出会い、 あるいは求めて、意識を開いてリーダーとなっている。渋沢栄一は表舞台立つだけでなく、利害調整など裏で立ち回ることを惜しまなかった人と聞いている。このような立体的な渋沢像を、ドラマ を通して追いかけたいと思っています」。

 展覧会については、「(渋沢栄一の)生い立ちや人生がどんなものだったのか、それを知る上でも貴重な資料が展示の中にたくさんありました。 渋沢栄一の『豊かさというのは自分だけではなく、みんなが豊かになることだ』というメッセージ を考える機会がここにある」と、話す。

 展示のなかで、「青い目の人形交流」の人形展示が印象に残ったといい、「90年くらいの年季の入った人形たちです が、いま目の前にあるその形だけではなく、人形交流の背景を調べてみると色々と情報が出てくるの で、ぜひ皆さんにも調べてほしいと思います。当時のアメリカの世論は、アジアからの移民が北米にたくさん押し寄せていて、強烈な反発があったり、人種差別が行われていました。そんな中でも、 日本にもアメリカにも、その状況を懸念する人たちがいた。渋沢栄一や宣教師のギューリックなどが、第二次世界大戦前の不安定な時代の中で、何とか明るい未来をつなげたいと思っていた。 人形交流は、この強い意志の交流なのだと思いました。歴史の年号や項目だけではない、その間をつなぐディテールに大切なメッセージが宿っている。それが垣間見られる展示だと思いました」と、語った。

 展覧会は、5月16日まで同所で。前期展示は4月25日まで。9~16時30分。観覧受付は16時まで。入場料は一般600 円、高校生・学生300 円 中学生以下無料。

『青天を衝け』は、日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く。農民の家に生まれながら、幕臣となり、その後は明治新政府に仕官。その後、実業家に転じ、近代日本のあるべき姿を追い続けた。吉沢亮が主演する。 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時~。

高良健吾「何者でもない青年の成長、見せたい」<青天を衝け>

2021.02.20 Vol.Web Original

 

 新しい大河ドラマ『青天を衝け』の放送がスタートした。日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く。高良健吾は、栄一の生涯の相棒とされる従兄の渋沢喜作を演じている。

 本作に携わることになるまで渋沢栄一のことは知らなかったと高良はいう。

「渋沢栄一のことをよく知らなかったので、渋沢喜作のことも知らなくて。どういう人なのかと、いただいた史料を読んだりして、渋沢栄一のことを調べました。すごく気になる人物で、こんな人が存在していたことをなぜ知らなかったかったんだろうとびっくりしました。その従兄を演じられる、うれしかったですね」

 撮影が始まって半年。以前は、演じる喜作を「気持ちのいい人物」と語っていた。

「気持ちの良さは変わらずありますね。それに加えて、だんだん、喜作と栄一の言っていることと行動が伴うようになってきて、説得力が増してきています。言葉がついてきたというか、思いが行動についてきた実感があって。栄一と喜作、どちらも直情型で、突っ走っちゃうんですけど、その走る方向が変わってきていて、面白くなってきました」

町田啓太「幼少の自分に伝えたい」『青天を衝け』で土方歳三

2021.02.09 Vol.Web Original

 劇団EXILEの町田啓太が14日スタートの新大河ドラマ『青天を衝け』に出演、新選組副長の土方歳三を演じることが発表された。

「幼少の頃、木刀を振りながら新選組のダンダラ羽織を一度は羽織ってみたいと思っていた自分に、楽しみにしていな、と出来るならば伝えたい心持ちです」と、町田。「バラガキ、土方歳三の誠とは何だったのか、寄り添いながら自分なりに体現したいと思います」と、意気込んでいる。

 土方は、幕臣となった渋沢栄一と、ある任務で出会い、同じ百姓出身であることから意気投合するという。

 町田は「あまり広くは知られていない渋沢栄一と土方歳三の関わり、交わらなさそうな人との出会いによって、何か変化が起こり、今の時代にも繋がるなんて本当に面白いものだなと感じます」

『青天を衝け』は、日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く。農民の家に生まれながら、幕臣となり、明治新政府に仕官。その後、実業家に転じ、近代日本のあるべき姿を追い続けた。吉沢亮が主演する。

 14日スタート。毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送もある。

ディーン・フジオカ大河初出演!『青天を衝け』で五代才助を再び演じる

2021.02.09 Vol.Web Original

 14日にスタートする大河ドラマ『青天を衝け』が9日、新たな出演キャストとしてディーン・フジオカを発表した。ディーンが大河に出演するのは初。

 演じるのは薩摩藩士の五代才助(友厚)。ディーンは、朝のテレビ小説『あさが来た』で同じ役を演じている。

 ディーンは、「大河ドラマに初めて出演させていただけることをとても光栄に思います。そして、連続テレビ小説『あさが来た』の時と同じ五代友厚を再び演じる機会をいただいたことを心からうれしく思うと共に、時を超えた不思議な縁を感じております」

 五代は「西の五代、東の渋沢」と称された実業家。

「日本の近代史において、『西の五代』が『東の渋沢』とどう関わり、大阪経済復興に身を捧げたのか。その力強い生き様や、成し遂げた偉業について、視聴者の皆様と共に更なる理解を深めていけるよう、『五代さん』を全身全霊で演じます」と、コメントしている。

『青天を衝け』は、日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く。農民の家に生まれながら、幕臣となり、その後は明治新政府に仕官。その後、実業家に転じ、近代日本のあるべき姿を追い続けた。吉沢亮が主演する。

 14日スタート。毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送もある。

長谷川博己「明智光秀を生きた18カ月は一生の宝物」

2021.02.07 Vol.Web Original

 大河ドラマ『麒麟がくる』は7日、いよいよフィナーレを迎える。明智光秀として生きてきた長谷川博己もいよいよその任を解かれる。

「大河ドラマで主演を演じたことは、かけがえのないとても貴重な経験となりました」と、長谷川。「最初は、1年以上という先の見えない長い道のりに対しての恐れからか、悲観することもありましたが、スタッフや共演者のみなさんの支えもあり、無事に撮影を終えることができました。明智光秀を生きたこの約 18カ月という期間は、一生の宝物になりました。新型コロナウィルスの影響で撮影が一時中断したことは、光秀を演じる上で、もしかするとひとつの転換点になったのかもしれません」

川口春奈、帰蝶を演じて「自信と誇りをもてた」<麒麟がくる>

2021.01.30 Vol.Web Original

 新しい明智光秀像を歴史上のヒーローたちの姿とともに描いてきた大河ドラマ『麒麟がくる』。放送回数も残すところ、あと2回となり、クライマックスとなる本能寺への期待が高まるとともに、「あと2回しかない」という寂しさも募ってきた。

 31日の放送は第43回「闇に光る樹」。信長(染谷将太)は言いなりにならない正親町天皇(坂東玉三郎)の譲位を強引に進めようとする。光秀(長谷川博己)はその責任者を命じられて、毎夜、不思議な夢にうなされるようになる。光秀は病の療治のため京にやってきた帰蝶(川口春奈)と会い、「斎藤道三ならどうしただろうか」と尋ねる。

 川口は「光秀と帰蝶のやりとりが描かれます。とてもせつない身の引き方となりますが、明るい未来への希望を忘れず、帰蝶らしく十兵衛に自分の思いを伝えたんだと思います。とても素敵なシーンになっていると思います」

 帰蝶の一挙手一投足に注目が集まり、放送回数を重ねるほどに「もっと帰蝶が見たい」という声も大きくなった。

 川口は、帰蝶について「父・道三の思いや、自分がやらなくてはいけないという宿命を背負い、 時に手段を選ばないときもありましたが、帰蝶は最後まで 強い信念を持ち、かしこくてパワフルな女性だったと思います。これまで信長を支えてサポートしたり、プロデュース的なこともしてきましたが、帰蝶もただ単に、あいつを討てばよいと言っているわけではなく、その裏側にはどのような思いがあったのか、ご覧いただいている方に最後まで伝わるとうれしいです」

 また「帰蝶の役を演じることができて、自信と誇りをもてたと同時に、この物語の中に少しでも携わることができたことは奇跡だなと思っています」と、話している。その奇跡をしっかりと目に焼きつけたい。

『麒麟がくる』は、毎週日曜、NHK総合で午後8時、BSプレミアム午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

吉沢亮「新しい扉、バンバン開いてます」新大河ドラマ『青天を衝け』で渋沢栄一

2021.01.27 Vol.Web Original

 2月14日にスタートする新しい大河ドラマ『青天を衝け』のリモート会見が27日行われ、主演の吉沢亮が出席、「生きるということに寄り添ったドラマ。今の時代だからこそ見てほしい」と意気込みを語った。

『青天を衝け』は、日本資本主義の父と称される渋沢栄一の姿を描く。農民の家に生まれながら、幕臣となり、その後は明治新政府に仕官。その後、実業家に転じ、近代日本のあるべき姿を追い続けた人物だ。

 栄一については「新しいお札の人ぐらいの認識」だったというが、「いろんなことを調べていくうちに、いろんな企業の立ち上げに携わっていたり、いろんなことをやってる人なんだなと知りました。そこに至るまでの、若いころのジェットコースターのような波乱万丈の人生が、傍から見たら面白い。一歩間違えたら死んでしまうような瞬間もいろいろ経験しながら、生き抜いた人で、調べれば調べるほど面白いし格好いい人だなと思います。人間なので自分の信念だったりがぶれる瞬間もあって、またそういうのが面白い。やっぱり、お札になる人だなというのは思います」

博多華丸「畏れ多い大役」 大河ドラマ『青天を衝け』で西郷隆盛

2021.01.26 Vol.Web Original

 吉沢亮が主演する大河ドラマ『青天を衝け』(2月14日スタート)が26日、第3弾となる出演者を発表した。発表されたのは、主人公である渋沢栄一が徳川慶喜の家臣となって活躍する江戸と京で出会う人々。そのなかには、幕末のヒーローで、栄一と意気投合する西郷隆盛の名前も。博多華丸が演じる。

 華丸は「九州人として畏れ多い大役ですが天国のばあちゃんに喜んでもらえるように頑張ります」とコメント。祖母の家には、西郷の言葉「敬天愛人」の学が飾ってあったという。

『青天を衝け』は、日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く。農民の家に生まれながら、幕臣となり、明治新政府に仕官。その後、実業家に転じ、近代日本のあるべき姿を追い続けた。吉沢亮が主演する。

『青天を衝け』が出演者第3弾! 磯村勇斗、深川麻衣ら一挙17名!

2021.01.26 Vol.Web Original

 吉沢亮が主演する大河ドラマ『青天を衝け』(2月14日スタート)が26日、第3弾となる出演者を発表した。明らかになったのは、主人公である渋沢栄一が徳川慶喜の家臣となって活躍する江戸と京で出会う人々。

 第十四代将軍徳川家茂を演じる磯村勇斗は、本作で大河ドラマに初出演。「家茂に恥じぬよう短い生涯の生きざまを責任を持っていきたいと思います」。また「お芝居以外にも身に付けることがたくさんあり、しっかり体になじませて撮影に臨みたい」と意気込んでいる。

 家茂の正室である和宮は、深川麻衣が演じる。出演にあたり、深川は「大河ドラマというすばらしい現場で、錚々たる皆さまとご一緒できる喜び。そして実在した方を演じるという責任の重み。どちらもしっかりとかみしめながら、日々の撮影に臨みたいと思います」と、やる気。

 この日発表された他キャストも、公式サイトに意気込みを寄せている。

『青天を衝け』は、日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く。農民の家に生まれながら、幕臣となり、明治新政府に仕官。その後、実業家に転じ、近代日本のあるべき姿を追い続けた。吉沢亮が主演する。

板垣瑞生が森蘭丸「信長を後ろからずっと見ています」<麒麟がくる>

2021.01.23 Vol.Web Original

 放送も残すところ、あと3回となった大河ドラマ『麒麟がくる』が新たな登場人物を発表した。織田信長の近習、森蘭丸で、板垣瑞生が演じる。

『精霊の守り人』では皇太子のチャグムを、『エール』ではプロデューサーと劇作家・演出家の板挟みになるNHK局員の重森正を好演した。

『エール』の撮影が『麒麟がくる』のスタジオが隣だったそうで、「本当は見に行きたかったのですが、 なかなか行くことができませんでした。少しでも良いから出演したいなと思っていたところだったので、すごいご縁だなと思いました」と喜ぶ。

 演じる森蘭丸について「蘭丸は信長を献身的に支えます。信長をすごく怖がっていますが、信長にあこがれて背中を追いかけ、信長が一番幸せでいられる状態をつくってあげたいと思っている、若さあふれる人物として今回演じさせていただきまし た! 」

 また「信長の背中を一番近くで見ている人で、実際に僕も染谷将太さん演じる信長を後ろからずっと見ています。今と違って当時は太陽の光しかない世界ですから、その太陽の光を全身に浴びてかっこいい人、太陽を味方につける人が天下を取っていくんだなと思いながら演じていました」と、振り返る。

 登場するのは最終回直前の第43回から。
 
「クライマックスの本能寺の変は、本当にこれ以上ないものにしたいと思いながら演じました。信長を一番近くで慕っている人から見ると、信長ってこのように見えるんだな、本当にかっこよかったんだなと、僕の演技から視聴者のみなさんに感じていただけるとうれしいです」 と語っている。

『麒麟がくる』は、毎週日曜、NHK総合で午後8時、BSプレミアム午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

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