大河ドラマ『麒麟がくる』が盛り上がりを見せている。13日放送回では、明智光秀は信長討伐を掲げた将軍・足利義昭と袂を分かち幕府を離反、織田家の家臣となった。
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滝藤賢一、義昭は「きっとお坊さんのままがよかったのかな」大河ドラマ『麒麟がくる』
大河ドラマ『麒麟がくる』の滝藤賢一がすごい。お坊さん姿で笑顔を浮かべて登場した時と比べると、回数を追うごとに、外見はもちろん、表情、にじみ出る雰囲気もどんどん変化。立場ゆえの変わりように胸を締め付けられる。
大河ドラマ『麒麟がくる』最新ビジュアル公開! 戦場の光秀を狙ったショット
大河ドラマ『麒麟がくる』が22日、新しいビジュアルを公開した。長谷川博己演じる明智光秀のクローズアップで、真っすぐにじっとこちらを見つめる瞳から揺るがない強い意志を感じる。
テーマは「明智光秀の肖像画」だといい、長谷川には「戦国時代の戦場にカメラを持ち込んで、明智光秀を狙ってシャッターを切る。もしもそんなことが可能だったら……」と伝えたという。撮影は、内田将二が担当した。
制作統括の落合将氏は、「現在放送中の中盤は、光秀が戦に明け暮れているパートで、疑問を持ちながらも麒麟を呼ぶために戦わざ るを得ない光秀の激しくやるせない葛藤が、恐ろしい形相の光秀から伝わってきます。折しも現在日本は 大変な状況にあり、歯を食いしばって困難に耐え、乗り切ろうとする光秀の表情に、私たちは自分を重ね合 わせることができるかもしれません」と、コメントしている。
22日は第33回「比叡山に棲(す)む魔物」を放送。光秀は和議を申し込むために、比叡山 に陣を構える朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の元へ潜入する。義景が頼る延暦寺の天台座主・覚恕(春風亭小朝)と面会するが、覚恕は自分から領地や金を奪った信長(染谷将太)を許さないという。そんな折、尾張で信長の弟・ 信興が一向宗に討たれ、事態は切迫。信長は京を捨て尾張に戻ろうとするが、光秀は今までの苦労が水の泡に なると再び説得する。すると信長は将軍(滝藤賢一)ではなく、帝(坂東玉三郎)を通じて周囲と和議を結ぶ ことを思いつく。
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。
春風亭小朝、初めて尽くしの大河ドラマで信長憎しの高僧・覚恕『麒麟がくる』
放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』は、戦国時代の役者が揃い、よりいっそう熱気を帯びてきた。11月22日放送の第33回「比叡山に棲(す)む魔物」 では、延暦寺の天台座主・覚恕が登場。春風亭小朝が演じている。
『麒麟がくる』出演について、小朝は「とても楽しみながら仕事をさせていただきました。 初めて演じる高僧。初めて経験した特殊メイク。初めての弟役で、しかもお兄さんが玉三郎丈という驚き。 現場ではフェイスシールドをつけてのカメリハという初物尽くし。初体験のことがたくさんあるとワクワクしますね」。
のちに比叡山焼討ちにも遭遇する。
「私が演じる覚恕は実在の人物ですが、美しすぎる兄と比較され続けた弟の悲しみと、その兄を凌 駕するために手に入れた金と権力を奪っていこうとする信長への怒りを視聴者の皆様に感じていただければ幸いです」
22日の放送回では、長谷川博己演じる光秀と面会する。
「大河ドラマはカメラのアングルを変える度に、どんなに長い台詞でも頭から終わりまで何度も喋るわけですが、収録の間、板の間に平伏の格好でお付き合いいただいた長谷川さんには冬の大感謝祭であります。 足の痛みときつい姿勢にたえている姿はまさに光秀そのものでした」
第33回「比叡山に棲(す)む魔物」 では、光秀(長谷川博己)は和議を申し込むために、比叡山 に陣を構える朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の元へ潜入する。義景が頼る延暦寺の天台座主・覚恕(春風亭小朝)と面会するが、覚恕は自分から領地や金を奪った信長(染谷将太)を許さないという。そんな折、尾張で信長の弟・ 信興が一向宗に討たれ、事態は切迫。信長は京を捨て尾張に戻ろうとするが、光秀は今までの苦労が水の泡に なると再び説得する。すると信長は将軍(滝藤賢一)ではなく、帝(坂東玉三郎)を通じて周囲と和議を結ぶ ことを思いつく。
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。
ユースケ・サンタマリア『麒麟がくる』で朝倉義景「僕は”てんとう虫”って呼んでいる」
放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』で、越前の戦国大名である朝倉義景を演じているユースケ・サンタマリア。これまで誰もがその名を知るといっても過言ではない数々の作品に出演してきたが、大河ドラマへの出演はこの『麒麟がくる』が初めてだ。
「大河ドラマは初出演ですし、時代劇の経験もあまりなく、ましてやこんなに地位の高い大名の役は初めてなので、その時代の言葉遣いに苦戦しながら挑戦の日々ですね。本当に、ちょっとしたきっかけでセリフが飛んでしまうので、撮影の日は1日誰ともコミュニケーションがとれないでいます(笑)」
駿河太郎『麒麟がくる』に初登場!吉田鋼太郎と対立も「見習わないと」?
放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』の15日放送回で、駿河太郎が初登場する。駿河は、大和を支配下におこうとする松永久秀と対立する、筒井順慶を演じる。
「 地元の方にすごく愛されてた人ということで、武将としての駆け引きの部分と人としてのおおらかさを意識して演じています。特殊メイクや衣装などからも、単なるお坊さんではなくちゃんと武将に見えるようにしています」と、駿河。
久秀を演じる吉田鋼太郎とはいつか共演したかったと語り、敵対する役どころでの共演に「こんなに幸せなことはありません」とコメントを寄せていた。
「視聴者目線で見ているかぎり、鋼太郎さんは結構自由に演じていらっしゃるので、あそこまでお芝居を楽しめるのはすばらしいし、見習わないといけないなと思っていますが、一方で順慶はちゃんと演じないといけないなと…。順慶は若くして 1 つの国を治めてきているので、松永だけではなく誰かと相対したときには、凜とした強さが必要ではないかと思っています。今後、久秀と関わるシーンも多くなると思いますので、どういうお芝居になっていくのか僕自身もとても楽しみです。僕はどれだけ鋼太郎さんがふざけてもふざけないと心に決めています (笑)」
15日放送の第32回「反撃の二百挺(ちょう)」では、光秀(長谷川博己)と順慶との出会いが描かれる。京に戻った光秀は戦で失った鉄砲を調達しようと、木下藤吉郎(佐々木蔵之介)と堺を訪れる。丸薬の商いで成功した駒(門脇麦)、さらに久秀と大和で争う順慶と知り合い、駒の助けを得て大量の鉄砲の調達に成功する。
「光秀と鉄砲を巡って駆け引きをしますが、 その場で、自分の損得を考えながら瞬時に判断していきますので、展開がとてもスリリングです」と語る。
順慶は光秀と接近し、のちに光秀の与力となるが、史実では本能寺で光秀を裏切る。
「本能寺の変のあと、順慶は光秀を助けようとしていますが、最終的には秀吉側についたそうです。ドラマの中でどのように描かれるかまだ分かりませんが、自国のことや筒井家のことを考えて苦渋の決断を迫られて決断したと、ただ単に光秀を裏切ったのではない展開になっているとうれしいです」
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。
風間俊介の家康登場『麒麟がくる』で三英傑が勢揃い
8日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』で、織田信長、木下藤吉郎(秀吉)、徳川家康の三英傑が勢揃いする。そこに、松永久秀、柴田勝家らも加わり、名だたる武将が揃う。
徳川家康を演じるのは風間俊介。この回から”家康”として登場する。
風間は「物語の序盤では何者でもない元康が、これから徐々に頭角を現していきます。とはいえ、皆さんが思い描く天下人とはほど遠く、まだまだ家康としては完成していません。名だたる武将の中で、誰が天下を取っていくのかは視聴者のみなさんはすでにご存じですが、登場人物たちはもちろん誰もそのことを知りません。家康についても「まだまだこれから」という風に見えたら良いなと思います」
第31回「逃げよ信長」では、信長の退却戦である金ヶ崎の退き口が描かれる。信長(染谷将太)は、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)のいる一乗谷まであと一歩のところまできた金ヶ崎で、浅井長政(金井浩人)に裏切られ、朝倉と浅井に挟まれてしまう。このまま前進するという信長を光秀は(長谷川博己)は今死んではならない、逃げるべしと説得する。
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。
吉沢亮「プライベートを充実させるのは2022年に」手帳の新CMのオンエア始まる
吉沢亮が出演する高橋書店の新しい手帳のCM「選べる未来、285種類。」篇の店頭でのオンエアが3日スタートした。
CMは、吉沢が、ずらりと並んだ285種類の手帳のなかから2021年の一冊を選ぶという内容。腕を組みながら「こんなにあるんだ」と、見たり触ったりし、自分用の1冊を探す。
CMのなかで「手帳を選ぶその時から、新しい1年は始まっている」と吉沢。昨年行われた同社のイベントではまっさらな2020年の手帳に誕生日を書き入れていたが、2021年は大河ドラマ『青天を衝け』に主演し、渋沢栄一を演じることが決まっている。
吉沢は「大河ドラマの撮影ばかりの年なので、とにかく体調には気を付けていきたいです。プライベートを充実させるのは2022年に頑張ろうと思います(笑)」と抱負を語っている。
CMは高橋書店の公式サイトで見られる。
テレビでの放映は11月27日にスタート。同時に特設サイトでも公開する。
坂東玉三郎、『麒麟がくる』で高貴で美しい帝「納得してもらえるような人物になれたら」
坂東玉三郎が1日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』の第30回「朝倉義景を討て」から登場する。玉三郎は本作で大河ドラマに初出演。第106代天皇の正親町(おおぎまち)天皇を演じる。
「正親町天皇は、高貴で美しい帝と呼ばれています。そこにはプレッシャーを感じていますが、なるべく作りこまず、自然に見えるようにできたらと思います。光秀の存在や信長の存在、動乱の世の中に対しても俯瞰して見ている、包み込むような存在でいることを心がけています」
資料なども公開されておらず、つかみにくい役としながらも、「どこまで正親町天皇として“居るだけで何かを感じさせる”ことができるかが課題だと思っていますし、挑戦だと感じています。こんな人がいたんだと、みなさんに納得してもらえるような人物になれたらいいなと思います」と話す。
正親町天皇は織田信長とうまく距離を保ちながら没落した朝廷の存続を図る。1日の放送回では染谷将太演じる信長と対面する。
「染谷くんとのシーンは楽しかったですね。芝居の間は、言葉をひと言ふた言しか交わさなかったのですが、とても有意義な時間を過ごせました。彼は、これまでとは違った信長像を自分のものにされていると思います。正親町天皇と信長の、二人のやりとりにもぜひご注目いただきたいと思います」と、コメントしている。
第30回「朝倉義景を討て」では、孤独な立場の義昭(滝藤賢一)は、良き話し相手となっていた駒(門脇麦)と弱きものを救う悲田院づくりの夢を通して仲を深める。一方、光秀(長谷川博己)は、信長が越前の朝倉攻めを決めたことを知る。光秀は信長に、帝に戦の是非を認めてもうことで、ほかの大名も自ずと集まると助言する。信長は上洛し、帝・正親町天皇に拝謁する。
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。
滝藤賢一、信長・染谷との芝居「楽しい」大河ドラマ『麒麟がくる』で足利義昭
大河ドラマ『麒麟がくる』は18日放送分から「京~伏魔殿編」がスタートする。第 28 回「新しき幕府」では、足利義昭(滝藤賢一)が上洛を果たし、勢いに乗った織田軍が周囲の三好勢を一掃。信長(染谷将太)が「大きな世を自分で作る」という野望に向かっていく。
足利義昭を演じる滝藤賢一は、「上洛後、義昭は幕府の中でさまざまな策略に翻弄されていきます。義昭は“軽いみこし”で、みんな将軍家を軽視しているので、誰も義昭の言うことを聞きません。この後、その中で各大名をまとめて信長を追い込んでいきますが、信長との関係性がどこで狂うのか、信長を討つ覚悟が義昭の中にいつできるのか楽しみです」。
これから、義昭と信長の関係性が描かれていく。滝藤は「義昭はとても信長に心酔しており、信長のことを今のところ全く悪く思っていません。今後、信長包囲網をやることが心配になってきました」。
また、信長を演じている染谷将太については「 信長役の染谷くんとお芝居するのはとても楽しいです。見透かされているような、何を考えているか分からないような目つきをして いたり、言葉とは裏腹な部分の駆け引きがとてもおもしろいですね」
一方染谷は「僕はずっと「信長はピュアな人間として演じています」と言い続けてきたのですが、滝藤さん演じる義昭を見て、はるかに恐ろしいピュアさを感じました」と笑う。
「義昭が振り回されている感じや、いろんなことを周りから言われすぎたせいで彼自身が追い込まれ、バランスが崩れていくところにもご注目いただきたい」と、滝藤。義昭と信長の関係性の変化に注目だ。
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。
片岡鶴太郎『麒麟がくる』で光秀と対立!「憎たらしいキャラクターを演じたい」
片岡鶴太郎が18日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』に初登場する。
演じるのは室町幕府の執務を取り仕切る摂津晴門。幕府の存続を第一に考える保守的な人物で、光秀(長谷川博己)とは、幕府のありようをめぐって、ことあるごとに対立する。
「後半戦は、足利義昭を将軍とした新しい幕府があり、 幕府というステージに明智光秀が登場しますが、光秀がそこで最初に超えなければならない壁が晴門です。狡猾で裏でいろんなところに手を回している嫌な人物と、光秀はこれまで対峙する経験がなかったと思います」と、片岡。そのうえで「光秀は晴門との出会いによって、官僚的な晴門をどのように攻略していくのか考えていきますし、純粋な志と麒麟を求めている純真な心でそこを打ち破っていく、光秀の核心をつくるきっかけにもなったのではないかと思います」。
プロデューサーには「今回は悪役です」と言われたという。
「光秀をどういじめていくか、どのような策略の中で光秀を動揺させるか、そして視聴者のみなさんにも「嫌なヤツだな」と思っていただけるか。官僚的な頭の良さと、エリートのプライドで、光秀をこれからどんどん追い 込んでいきます。やはり悪役がいないと、ヒーローは輝きませんからね。憎たらしいキャラクターを演じたいと思います。晴門の、さげすんだ眼つきや顔つきにも注目して」と、話している。
18日放送の第28回「新しき幕府」では、ついに足利義昭(滝藤賢一)が上洛を果たし、勢いに乗った織田軍は周囲の三好勢を一掃する。先の将軍・義輝暗殺に関与していた疑いのある松永(吉田鋼太郎)の処分を巡って、織田側と三淵ら奉公衆の意見が割れる。義昭は信長(染谷将太)の意見に従う代わりに幕府の政務を代々将軍に仕えてきた摂津晴門(片岡鶴太郎)に任せることを認めてほしいという。幕府を腐らせてきた張本人ともいえる摂津の再起用に光秀(長谷川博己)と藤孝(眞島秀和)は胸騒ぎを覚え……。
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。