映画『騙し絵の牙』で“ビッグマウス”な主人公を演じる大泉洋が、本作での役作りや共演者の松岡茉優、佐藤浩市、そして吉田大八監督について語ったインタビュー映像と、新場面写真が公開された。
人気作家・塩田武士が、大泉洋を主人公にあてがきした同名ベストセラー小説を『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督が映画化した話題作。
大泉は、売上が低迷している大手出版社に現れクセモノたちを手玉に取りながら雑誌を改革していく主人公の雑誌編集長・速水を演じる。共演に松岡茉優、佐藤浩市をはじめ宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼ら豪華俳優陣が集結。
この度、解禁されたインタビュー映像で、速水役について「監督とも話して、とにかく“何を考えているのかがわからない”という人を意識していました」と振り返った大泉。
共演の松岡については「松岡さんはいつも僕と話をするときに『我々は』と、僕と松岡さんをまとめて言ってくれるんです。確かに僕たちは考え方が似ているなと思います」と息の合った様子がうかがえるコメント。一方、佐藤については「とても気さくで素敵な方なので、決して周りを緊張させることはしないのですが、僕ら役者からすると佐藤浩市という存在がすごすぎて勝手に緊張するわけですよね」と明かし、「なんですかね、あの、とてつもなく人を緊張させるオーラといいますか。僕ら世代の『北斗の拳』でいうとラオウですよね。『来たなー!』というね」と、独特な例え。
また、「撮影中に“騙されたこと”」を聞かれると、吉田監督に「いい意味でだまされた」と振り返り「かわいいんだよね。一見、クールに見えるのですが、暖かくて気づかいのある方だったので、いい意味で騙されていたなと思いましたね」と語っていた。
合わせて新たな場面写真も解禁。普段の“ぼやき”を封印し、ビッグマウスで人々を巻きこんでいく大泉の新境地に、期待が高まる。
映画『騙し絵の牙』は3月26日より全国公開。
【解禁映像 YouTube】https://youtu.be/-rKVPK9cek0