日本サッカー協会(JFA)が6月3日、オンライン記者発表会を開催し、2021 年秋に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグの名称とロゴ、リーグの理念、ビジョン、大会方式を発表した。
新リーグの名称は「WEリーグ(Women Empowerment League)」で「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」ことを理念としている。
WEリーグは、これまで30年以上にわたって日本の女子サッカーをけん引してきた日本女子サッカーリーグ(なでしこリ ーグ)の上位に位置する、日本女子サッカー最高峰のリーグとなる。参加クラブは6~10チームを予定し、今年秋に発表の予定。リーグは2021年秋に開幕し、ホーム&アウェイ方式による総当りリーグ戦で順位を決定する。
会見に登壇した日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「日本の女子サッカーを発展させることだけが目的ではなく、女子プロリーグを核にしてさまざまな雇用を生み出したり、人々の生き方の選択肢を広げたりすることによって、さらなる女性の社会進出や持続可能な社会の実現に貢献していくことも目指しる」などと同リーグの誕生の意義について語った。