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「キリンカップサッカー」メンバーを発表 浅野に大きな期待

2016.05.26 Vol.667

 日本サッカー協会は26日、会見を開き「キリンカップサッカー 2016」のメンバーを発表した。
 初選出はMFの小林祐希(ジュビロ磐田)と大島僚太(川崎フロンターレ)の2人。U-23世代からは大島とMFの遠藤航(浦和レッズ)、FWの浅野拓磨(サンフレッチェ広島)の3人が選ばれた。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は小林、大島の選出については「長い時間をかけて追跡した」と話した。浅野については「日本で一人だけDFの背後に抜け出せる選手。ゴールゲッターになるすべての道具を持っている。まだ伸びしろもある」と点取り屋として高い期待を見せた。

 また代表選出で常に話題にのぼる川崎フロンターレの大久保嘉人については「何度も試合を見ている。一番いいゴールゲッター」としながらも「A代表では多くの結果を残していないのかも考えないといけない。A代表でクラブでのようなプレーができるイメージがわかなかった」と話した。しかし「最終的には分からない。必要なら呼ぶ」という。今回選考に漏れた選手たちについても国内・海外、クラブの大小に問わず門戸は開いていると話した。

 キリンカップサッカー 2016はノックアウト方式で開催され、日本は6月3日の愛知・豊田スタジアムでブルガリア代表と対戦。7日の大阪・市立吹田サッカースタジアムでは、デンマーク代表かボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦する。

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