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性依存系女子とクズ系男子のグレーな恋愛、どうなる? 内田理央主演『来世ではちゃんとします2』最終話〈ドラマでしゃべりたい〉

2021.09.30 Vol.Web Original

 内田理央主演のドラマ『来世ではちゃんとします2』(テレビ東京、毎週水曜深夜0時40分)。9月29日に公開された第8話が最終話となった。内田理央演じる性依存系女子の主人公・桃ちゃんは、本命だった”三高”セフレを切って、職場のヤリチン系イケメン・松田くんとプラトニックな恋愛を続行中。性に奔放な2人の行く末はどうなる……?

「推し活女子」の恋愛逃避と「恋愛依存女子」の泥臭い性愛のコントラスト 内田理央主演『来世ではちゃんとします2』第6話〈ドラマでしゃべりたい〉

2021.09.19 Vol.Web Original

 内田理央主演のドラマ『来世ではちゃんとします2』(テレビ東京、毎週水曜深夜0時40分)。9月15日放送された第6話では、太田莉菜演じる恋愛絶食系女子の梅ちゃんにとある災難が訪れた。その裏では、内田理央演じる主人公の桃ちゃんと、小関裕太演じる同僚の松田君との淡い恋が芽生える様子も描かれた。

小関裕太演じる草食顔クズ男子が「普通の女の子」をメンヘラ化させちゃう理由って…? 内田理央主演『来世ではちゃんとします2』第2話〈ドラマでしゃべりたい〉

2021.08.21 Vol.Web Original

 内田理央主演のドラマ『来世ではちゃんとします2』(テレビ東京、毎週水曜深夜0時40分)。8月18日に公開された第2話では、小関裕太演じるヒモ気質のタラシ男子・松田健にスポットライトが当たった。甘いマスクと柔らかい物腰で、数多の女の子を「ゆる〜く」たらしこんじゃう松田くんが、セフレガールのこじらせに巻き込まれちゃった結果……?

小関裕太がヒモ気質なクズ男子熱演

 小関裕太演じるクズ系ヤリチン・松田君は、内田理央演じる主人公・大森桃江ちゃんが働くデザイン事務所の同僚だ。会社ではスマートに仕事をこなす松田君だが、会社を一歩出れば、LINE履歴にはその日過ごせる女の子を探すための連絡先がズラリ。長身で細身、中性的なミディアムパーマヘアで、見た目はいわゆる「草食系」な松田君だが、今どきは男らしすぎる男性よりも、しつこすぎない塩系イケメンのほうが地雷度が高め……という世の中のクズ男事情が、しっかりドラマにも反映されている。SNSでも「フィット感が半端ない」「ベストキャスト」との声が高い。

 第2話では、そんな松田君の囲っているセフレガールズの筆頭・亜子ちゃん(小島藤子)とのこじらせバトルが勃発。松田君のずさんなLINE管理のせいで、亜子ちゃんに他のセフレたちや元カノとのLINE履歴を見られてしまう。仕事が忙しい松田君の急な誘いに応じちゃうばっかりの「都合いい系女子」の亜子ちゃんだが、松田君にはガチ恋している。

 主人公の桃ちゃんは、経験値の多さゆえか、本命のセフレボーイに対しても本気でわきまえてしまう部分があったが、亜子ちゃんのほうは彼女にはしてもらえないと分かっていても、松田君にメンブレ(メンタルブレイク)をぶつけてしまう。LINE履歴を見てメンタルが崩壊した亜子ちゃんは、翌朝松田君の手足をしばり、軟禁してしまうのだ。

 ドラマ内ではコメディー調で描かれているが、こういう男女関係のこじれはリアル世界でも意外とよくあることだったりする。例えばホストとホスト狂いの女の子の関係だったり、既婚者と独身の不倫関係だったり……愛情のパワーバランスが崩れると、途端に人間関係は簡単に崩壊する。

 

「普通の女の子」と「メンヘラ製造機」の相性の悪さ

 構図としては、亜子ちゃんが松田君を軟禁しているので、セフレでしかないのに立場をわきまえない「メンヘラ女子」に見えるかもしれない。しかし、亜子ちゃんも普段は昼間会社で働く普通のOLで、松田君を軟禁したあとも「とんでもないことをしてしまったのではないか」と後悔するような心情も見える。本気で愛に狂いきっているわけではないし、一般的な倫理観を持つ普通の女の子なのだ。

 しかし、松田君の振る舞いがあまりにも「メンヘラ製造機」すぎることとの相性が悪すぎる。松田君は桃ちゃんのセフレたちのような「ハイスペモテ男」とは異なり、スペックで男らしさを匂わせる男性ではない。しかし、とにかく上っ面が優しい。仕事が忙しい松田君のような男性は「今日が楽しければそれでいい」と思っている。妙齢の女性が男性に求めるような堅実さや誠実さを持つことを面倒に思っているし、顔がいいだけあって、上っ面だけでも優しくしておけば簡単に女性が一本釣りできちゃうので、表面的に女性に優しく振る舞うことが上手なのだ。

 情事後、重たい態度を取る女性に対し心底面倒そうな表情を見せながらも「やることはやっちゃう」のが松田君のような男なのだ。回数を重ねるごとに自分への好意を深めていく女性に対し、松田君は「どうして女はセックスすると、それ以上の関係を求めてしまうんだろう」なんてひとりごちる。面倒なら抱かなければいいのに、性欲には勝てないし、ストレス発散としては必要な部分もあったりするので、あまり深く考えず「まあいいか」とちょっとお高いサプリを飲む時くらいの感覚で、簡単に女性に手を出す。そんな男性に真剣さを求めたって返ってくるわけもないのだが、亜子ちゃんのような「普通の女の子」は、情事の後は愛が返ってくることが当たり前、と思っているので、思うように自分を愛してくれない松田君のような男にどんどん沼っていくのだ。

 飲み会に行くとよく「オレってメンヘラ女子とばかり付き合っちゃうんだよね」と武勇伝のように語る男性がたまにいるが、そういう男性はメンヘラ女性が好きなわけではなく、恋人との関係づくりや女性のメンタルケアが下手で、付き合うと普通の女の子のメンタルすら破壊してしまうのだ。シンプルに地雷すぎる。好きな人がもしそういう発言をしていたら要注意だ。

 

「都合がいい時に優しい人」は、自分を幸せにはしてくれない

 亜子ちゃんとの軟禁生活の中でも、松田君はとにかく亜子ちゃんのテンションを上げたり下げたり、悪気なく人を振り回しまくるのが上手だ。同僚からの電話では「今彼女の家にいるんだよね」と言い放ち、小耳を立てている亜子ちゃんの気持ちを盛り上げたかと思えば、元カノからの電話では「同僚と一緒にいるんだよね」なんて、息を吸うように嘘を付く。そうかと思えば、仕事終わりの亜子ちゃんのためにご飯を作って待っていたりする。これだけ、一貫しない行動で振り回されれば、普通の女性なら「この人、私のことどう思ってるんだろう」「何考えてるんだろう」とこんがらがってしまう。

 だいたいの場合、何を考えているか分からなく見える時の男性は、何も考えていない本能で行動している、と思ったほうが堅実だ。自分にとって損がない時、自分に余裕がある時なら、セフレの女の子にも優しくできるが、自分にとって都合が悪い時は、優先順位を下げてしまう。結局はその程度の関係だし、期待したところでこの先、発展はないのだが、都合のいい時は優しくしてくれるので、普通の人はどうしてもその優しさに期待してしまうのだ。

 そしてこういう男性でも、本気で好きになった女性には心から優しくなったりするのだ。どうでもいい人に対してはそれなりというか、都合のいい時にしか優しくできないし、本当に手に入れたい女性に対しては、もちろん真剣に取り組むのだ。

 メンヘラ化している人は、好きな人のことを説明する時に「優しい時もある」とよく擁護するが、都合のいい時に優しいだけの人は、自分を幸せにしてくれるわけではないと思った方がいい。男女逆でも然り、である。

 結局、身体的に軟禁なんてしてみても、人の心を縛り付けることなど、到底できない優先順位も上がらない。そんなことを学ばさせられる第2話だった。

 

(文・ミクニシオリ)

 

橋本環奈「ネットニュースを見て人にURLを送りがち」

2020.01.24 Vol.web original

 
映画『シグナル100』初日舞台挨拶が24日、都内にて行われ、主演・橋本環奈らキャスト10人と竹葉リサ監督が登壇。橋本は、日常的に続けたいことを聞かれネットニュース好きの一面を明かした。

 突如として自殺催眠をかけられた高校生36人が繰り広げるデスゲームを描く話題作。

 主人公を演じた橋本は「今も登壇前にみんなで話していたし、個人同士でも仲が良くて、プライベートで会っているメンバーもいます」とクラスメートを演じた共演者たちとにっこり。撮影時も仲が良かったと明かし「ごはんもみんなでワイワイ食べていたので学生時代に戻った気分」と振り返ると「しかも特殊メイクしたまま食べていて、メッチャ怖いんです(笑)。祐里とか血まみれで目の前で食べてて」と話し、恒松祐里も「血まみれでした」と思い出し笑い。小関裕太も「刃物が刺さった(メイクの)まま食べている人もいて。肉の日は食べにくかったです」と苦笑した。

小関裕太、瀬戸利樹らネクストブレイクの注目イケメンが橋本環奈主演初日挨拶に集結

2020.01.24 Vol.web original

 映画『シグナル100』初日舞台挨拶が24日、都内にて行われ、主演・橋本環奈と、共演の小関裕太、瀬戸利樹ら注目の若手俳優が登壇した。

 突如として自殺催眠をかけられた高校生36人が繰り広げるデスゲームを描く話題作。高校生役を演じたキャストたちは、撮影を通してすっかり仲良くなった様子。橋本環奈が「現場では動画もたくさん撮りました。瀬戸くんが撮ってくれたり」と言うと瀬戸利樹は「撮ったというか、誰かに撮って、と渡されて」と苦笑。「瀬戸くんの登場回数が少なかったかも」と案じる橋本に中尾暢樹が「俊樹が撮っているところを撮った動画を俺が持っています」。小関裕太は「瀬戸くんが動画を撮りながら自分も動いていて、同性ながらかわいく思えちゃった(笑)」と話し、キャストたちの和気あいあいぶりに会場もほっこり。

【インタビュー】瀬戸利樹 遅刻したら、スマホを使かったら…自殺催眠発動! 映画『シグナル100』

2020.01.20 Vol.726

 突如として、自殺暗示催眠をかけられた36人の高校生たち。自殺催眠発動のシグナルは「遅刻をする」「スマホを使う」「涙を流す」…全部で100のシグナルを避けながら、彼らは生き残ることができるのか? 宮月新・近藤しぐれによる同名ベストセラーコミックを実写化。デスゲームに突き落とされた高校生たちを演じるのは、ヒロイン・橋本環奈を筆頭に、ネクストブレイク必至の若手実力派俳優たち。ドラマ「偽装不倫」で主人公の姉の不倫相手を演じ、注目を集めた瀬戸利樹が、ミステリアスなイケメン高校生・和田役で、美しくもダークな存在感で魅せる!

村上虹郎のモテテクは「口数を減らす」映画『“隠れビッチ”やってました。』完成披露

2019.11.04 Vol.Web Original

 映画『“隠れビッチ”やってました。』の完成披露上映が4日、都内で行われ、主演の佐久間由衣、村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、そして三木康一郎監督が登壇した。

 イラストレーターで漫画家のあらいぴろよのコミックエッセイを映画化。狙った男に「好き」と告白させたら即フェイドアウトする“隠れビッチ“のモテ戦術をユーモラスに描きながら、現代女性の心の隙間や歪みに寄り添うヒューマンコメディーだ。

 本作が映画初主演となる佐久間は「台本読むまでは、お嫁に行けなくなるのかなと思いました。でも、自己承認欲求という誰もが持っている悩みと向き合う物語でもあったので、挑戦したいと思いました」。撮影は「終始大変だった」というが、三木監督は「全然厳しくしてないです。やさしめです。キャラクターについては、好きにやってくださいと言いました」。佐久間は苦笑いで「現場に入ってからは違った」と反論した。

 映画にちなんで、それぞれの気になる異性への必殺モテテクニックを発表。村上は「口数を減らす」とし「デビュー作のオーディションで、たくさん喋っていたら、『あんまり喋ってない方がかっこいいよ』と言われた」と説明。大後は「あ、(転ぶ 裾をつかむ)」と回答で「転びそうになった時に、“あっ”と異性の服を少し掴む。守りたくなるような女性を演じること」と語った。小関の回答は「好きって言う」で「ラブの好きではなくて、“その服好き”とか、“その色好き、とか《好き》っていう言葉を使うことによって《好き》の魔法がかかると信じている」と独自のモテテクを語った。「お酒の力を借りてみたい」としたのは佐久間で、「劇中でひろみがお酒ですごい変貌する。あんなかたちで男性に甘えられたらいいなと思います」。

 村上と大後は、主人公のシェアハウス仲間を演じている。それぞれの役どころについて、村上は「ひろみ(佐久間)と彩(大後)の二人の違ったタイプの女性を見守るということ。ほぼ二人のママでしたね」。大後は役に共感するところは「結構激しい女性なので、恋愛に関していえばない」としながらも、「ひろみに対して、包み隠さず思ったことを言い合える関係性は羨ましいなとは感じました」と話した。

 主人公が数年ぶりに負け試合する相手を演じる小関は「この映画には2つの顔があって、最初はコメディタッチでテンポよく進んで楽しい作品なのですが、見終わった後にはズシりと心に響くものがある。そういった何かを持ち帰ってもらえればうれしいです」。 

 三木監督は「タイトルにはびっくりすると思いますが、すごく身近な話になっていると思います。この作品を観て少しだけ前向きになってくれたらうれしい。そして、たくさんの人にそれが伝わっていけばいいなと思っています」と本作に込めた思いを語った。

 12月6日公開。

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