8月には演劇の聖地・下北沢の本多劇場で開催
脚本家・演出家、そして俳優の岩井秀人がプロデュースする『いきなり本読み!』の第4回が10月7日、東京・浅草の東洋館で開催され、片桐はいり、水川あさみ、山内圭哉が出演する。
この『いきなり本読み!』というのは「集まった俳優たちが、それまで読んだこともない台本の読み合わせを客前でする」というもの。俳優には演目を事前に知らせず、当日ステージ上で台本を渡し、その場で岩井が配役し演出していくという奇想天外な企画となっている。
かねてから構想を練っていた岩井だったが、今年2月についに第1回を開催。初めての試みではあったが「何だか分からないが面白そう」と感じたファンが詰めかけ、会場は満員に。俳優の貴重な「本読み姿」が見られるステージが話題を呼び、3月に第2回を、そして8月には演劇の聖地・下北沢の本多劇場で2Daysを開催。9月には「豊岡演劇祭2020」(兵庫県豊岡市)で初の地方開催も実現するなど急速な広がりを見せている。