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初代クルーザー級王座決定トーナメント出場の上原「負けたら引退します」。郷州の対戦相手も決定【9・24 K−1 】

2018.09.04 Vol.web

「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN〜初代クルーザー級王座決定トーナメント〜」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の対戦カードの変更が3日、都内の会場で発表された。今回変更されたのは、一回戦の上原誠とマシニッサ・ハマイリの対戦。マシニッサが、ビザ申請の手続き不備により欠場することにより、上原の対戦相手がブバッカ・エル・バクーリ(モロッコ)に。それについて、双方のコメントが読み上げられた。その中で上原は「対戦相手が変更になったようだが、僕は誰になってもいいです。9月24日は自分が王者になります。今回破れたら引退します」と引退を明言。背水の陣でその日を迎える覚悟を語った。

 また、同大会のスーパーファイトで、郷州征宜がスアレック・ルークカムイ(タイ)と対戦することも発表。当初発表されていた対戦相手が怪我のため欠場することが伝えられていたが、やっとこの日に新たな対戦相手が発表。郷州は「3月のK−1のトーナメントでは武尊に負け、6月にはKrushの防衛戦でも負けてベルトを失った。今回このようなチャンスをもらえてうれしいです。対戦相手は変わりましたが、やることは変わらないので、しっかりお客を盛り上げられるように頑張ります」と連敗からのリベンジを誓った。

「これからもあなたの音楽を愛し続けます」ファンが安室へ新聞広告で感謝のメッセージ

2018.08.29 Vol.Web Original


 9月16日をもって引退することを発表している安室奈美恵にファンが感謝の気持ちを伝えている。29日付の朝日新聞朝刊(全国版)に、「これからもあなたの音楽を愛し続けます」というメッセージとともに3000を超える名前やニックネームを掲載した1ページ広告が掲載された。

 広告は、音楽配信サービスの株式会社レコチョクが運営する共創・体験型プラットフォーム「WIZY(ウィジー)」が呼びかけた「8月29日の新聞広告で安室奈美恵に感謝の気持ちを伝えようプロジェクト」が、プロジェクトをサポートしたファンとともに掲載したもの。安室の最後の作品となるラストドームツアーの模様を収めたDVD&Blu-ray「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」のリリースに合わせて、「WIZY」で同作品を予約した人の名前を掲載している。

 このプロジェクトを紹介するウェブページには、「25年間お疲れさまでした!」「安室ちゃんの音楽をこれからも聴き続けます」「安室ちゃんと同じ時代を過ごせたこと、安室ちゃんの歌に出逢えたこと、本当に幸せに思います」など、ファンのメッセージが書き込まれている。

 引退の日まであと少し。民放101局で放送する安室本人が出演するラジオ番組「WE LOVE RADIO, WE LOVE AMURO NAMIE」が9月8~10日に放送される。16日に沖縄で開催される安室の新しい旅立ちを送り出す共同企画イベント『WE ♥ NAMIE HANABI SHOW supported by セブン-イレブン』の前夜祭にあたる音楽ライブ(15日開催)にも出演が決まっている。

安室奈美恵がゲスト出演する特別ラジオ番組、民放101局で放送

2018.08.20 Vol.Web Original



 9月16日をもって引退することを発表している安室奈美恵がゲスト出演するラジオ番組「WE LOVE RADIO, WE LOVE AMURO NAMIE」が9月8~10日で、AM、FM、全国101の放送局で放送されることが分かった。オンエアの日時は各局で異なる。

 番組は、「安室奈美恵のMUSICと私」をテーマに、安室の音楽に焦点を当てながら、リスナーの想いを本人に直接届けるもの。これまでに安室が世に送り出した楽曲の数々にどれだけの人が救われ、励まされてきたかを探る。また、音楽観やライブに対する思いも届けられる。

 オンエアに先駆け、番組では安室の楽曲に対するエピソードや楽曲のリクエストを番組サイト( https://weloveradio.jp/ )で受け付けている。

パフォーマー「町田樹」は氷を降りる

2018.07.24 Vol.Web Original

 東京は今季一番の暑さと朝の天気予報で伝えられた7月13日。西東京市のダイドードリンコアイスアリーナの屋外テントの取材エリアで、町田樹は額に汗をにじませながらも、晴れやかな顔をしていた。

「10月6日(Japan Open/Carnival on Ice・さいたまスーパーアリーナ)をもって、もう氷の上でパフォーマンスすることは一切ないのか」との報道陣の問いに、「そうですね、はい。引退です」と言い切った声は明るかった。それ自体が、氷の上で自身ができることはやり切ったということを表していた。

 世間的には2014年末の全日本選手権(長野)における、世界選手権代表挨拶の場での突然の引退発表で氷上から降りたと思っている人も多いが、町田の闘いは場所をアイスショーに移して続いていた。

 2015年4月1日、インターネット上に突じょ現れた「公式サイト」( http://tatsuki-machida.com )で、2015年ゴールデンウィーク開催のアイスショー『プリンスアイスワールド』横浜公演に出演するとの発表があり、偽物だのエイプリルフールだの疑われたかと思えば、披露された演技は6分弱という長さで観客の度肝を抜いた(フィギュアスケート男子シングルのフリー演技時間は当時4分半)。

 競技引退後の町田は、「本業は学生(早稲田大学大学院スポーツ科学研究科在籍)」「滑るのは研究の一環」と位置付けていた。競技で戦うアマチュアスケーター、引退してショーで活動するプロスケーターの2つの括りしかなかったフィギュアスケートの世界に、ショーで活動する学生スケーターとは何ぞや?と議論を巻き起こした。チケットもぎりの所で大学の研究アンケートを配ったこともある。取る行動の悉くが「前代未聞」と言われ続けた。

 かつて戦った羽生結弦が競技の世界で世界最高得点を更新していく一方、町田はショーの世界で斬新なプログラムを生み出し続ける。2016年のプログラムは松田聖子の『あなたに逢いたくて~Missing you~』。日本人なら誰もが知る大衆歌だが、公式サイトのプログラムアーカイブ(本人作ライナーノーツ)では「相聞歌」「テーマは、“夢は呼び交わす”」とアカデミックに解説。2017年のバレエ『ドン・キホーテ』は真紅の幕を張り、独演による3部作構成。曲はオーケストラ開演前に聴かれるチューニングの「プォ~」という未完成な音から始まり、場は芝居のごとく暗転。ちなみにフィギュアスケートでは発表済みの完成された曲が用いられることが殆どで、演技中真っ暗になる時は停電である。町田の初演時にはいつも観客席に期待とざわめきがあった。

9・25 RIZIN トーナメント2回戦でシウバvsミルコ決定 藤田は引退宣言

2016.09.26 Vol.675

 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でトーナメントの1回戦6試合が行われ、ミルコ・クロコップは韓国のミョン・ヒョンマンと対戦。1R2分20秒、肩固めで勝利を収めた。
 試合後、マイクを握ったミルコは「ヴァンダレイ・シウバが試合をしたいと言っているらしいが、どうするんだ?」とリング下で観戦中のシウバを挑発。シウバがリングに上がると、ミルコは高田延彦統括本部長も呼び込み、カードの決定を迫った。
 一度は結論を持ち越そうとした高田氏だったが、2人の強い要望に本部席の榊原実行委員長と協議。「ここでヴァンダレイ・シウバvsミルコ・クロコップを決定していいですか?」と会場のファンに問いかけたうえで、特別に2回戦のカードとしてシウバvsミルコ戦を決定した。

DeNAの三浦が引退

2016.09.23 Vol.675

 プロ野球、セ・リーグのDeNAが19日の広島戦で勝利を収め、2005年以来11年ぶりのAクラスが確定。球団初のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。

 CSは10月8日から巨人とDeNAでファーストステージが行われ、勝者が12日からのファイナルステージで広島と戦う。

 ファーストステージは2位のチームのホームで行われる。

 CS進出を決めた翌日の20日、DeNAの三浦大輔が今季限りでの現役引退を表明した。三浦は現役最年長42歳。1992年に奈良・高田商高からドラフト6位で大洋(現DeNA)に入団。2年目から勝ち星を重ね、昨年は山本昌、工藤公康と並ぶ歴代1位の23年連続勝利を記録。今季は24年連続安打を達成し「プロ野球投手による安打を放った最多連続年数」としてギネス世界記録に認定された。

 三浦は会見で引退の理由を「もう勝てなくなったから」と話した。

ZST.53 柏﨑がバンタム級王座防衛 伊藤はRIZIN出場アピール

2016.08.08 Vol.672

 総合格闘技「ZST.53」(8月7日、東京・新宿FACE)のメーンで行われたバンタム級タイトルマッチで王者・柏﨑剛が渡部修斗を2R4分59秒TKOで破り2度目の防衛に成功した。

 1R、柏﨑のキックをキャッチしてグラウンドに持ち込みフロントチョークを狙う渡部だったが、強引に立ち上がった柏﨑は逆に組みついて、テイクダウンに成功。肩固めからバックに回るとスリーパーホールド、パウンドで渡部を削る。2Rも柏﨑のキックをキャッチしグラウンドに持ち込む渡部。今回は反撃を許さず、バックを取ってスリーパーホールド、バックマウントからパウンドと、1Rとは逆の展開に持ち込む。あわやの場面も作った渡部だったが、自力で勝る柏﨑は一連の攻撃をしのぐと、体勢を入れ替え、バックを取ってスリーパー。決まらないと見るやパウンドを落とし続け、渡部の動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。

“ミスターシュートボクシング”宍戸大樹が4月3日大会での引退を発表

2016.02.14 Vol.660

 立ち技総合格闘技シュートボクシング(SB)の2016年最初の大会となる『SHOOT BOXING 2016 act.1』(13日、東京・後楽園ホール)で、SB東洋太平洋ウェルター級王者・宍戸大樹が4月3日に後楽園ホールで行われる大会をもって現役を引退することを発表した。
 後半開始前にリングに上がった宍戸は「4月3日の後楽園ホール大会での試合を最後に引退させていただきたいと思います。20歳の時から19年間、シュートボクシング一筋で頑張ってきました。自分が経験したことを後に続く者たちへ伝えて行きたいと思っています。最後の試合、まだ相手は決まっていませんが、最後、みなさんにシュートボクシングを応援していて良かったと思っていただけるような、最高の試合をします」と挨拶した。
 シーザー武志SB協会会長は「残念ですけど、本人がどうしてもということだったので。『あと5年ぐらいやったらどうだ』と言ったんですが…。シュートボクシングという競技に関しては、今までのプロの選手の中で、彼が一番長くやった選手。僕よりも(試合数は)多いです。なので彼のことを『ミスターシュートボクシング』と呼ばせていただきます」と宍戸をねぎらった。
 対戦相手については後日発表されるが、大会後の会見でシーザー会長は「候補は何人か上がっている。みんながびっくりするようなカード」と話した。

12・29 RIZIN 青木が桜庭に完勝 そして「桜庭さん、引退しないでください」

2015.12.30 Vol.657

 年末に復活した格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」の「SARABAの宴」が29日、さいたまスーパーアリーナで開催された。メーンで行われた新旧日本人エース対決「桜庭和志vs青木真也」は1R5分56秒、セコンドのタオル投入によるTKOで青木が勝利を収めた。試合は開始早々、桜庭がハイキックを放つが、それをガードした青木がタックルで組み付きテイクダウンさせると、サイドポジションからマウントと流れるような動きを見せる。ここまで開始1分。あとは上になった青木がパウンドと鉄ついで桜庭を削り続ける展開に。大きなパンチではないものの、桜庭の腕を捕獲しガードのすき間から的確にパンチを当てる。ガードに隠れて観客には見えにくかったが、桜庭の顔は腫れ上がり出血。それでも最後まで脱出しようと桜庭が動き続けたため、レフェリーも止めるに止められない状態となったが、ついにセコンドがタオルを投げ入れた。
 試合が決するや青木は桜庭サイドのセコンドに「なぜもっと早く止めないんだ!」とアピールした。
 桜庭は立ち上がると青木となにやら会話を交わし、青木の手を挙げて勝利を称える。号泣した青木はマイクを握ると「桜庭さん本当にありがとうございました。まだ僕、桜庭さんの代わりになれないです。だからまだ桜庭さんの試合を見たいです。引退しないでください。また今度グラップリングでお願いします」と桜庭への思いを口にした。そして返す刀でRIZINに対して「社長、俺、このリングでまだやることあるよな。このリングで青木対五味やらなきゃダメだよな? 来年、青木対五味このリングでお願いします」とアピールした。

澤が引退会見「心と体が一致してトップレベルで戦うことが難しくなってきた」

2015.12.17 Vol.656

 日本の女子サッカーを牽引してきた澤穂希(INAC神戸)が17日、都内で引退会見を開いた。前日にマネジメント会社から今季限りでの引退が発表されていた。
 澤は15歳で代表デビュー以来、205試合に出場し、83得点を記録。「なでしこジャパン」の主将として出場した2011年女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会では初優勝を果たし、得点王と最優秀選手にも輝いた。2012年には国際サッカー連盟(FIFA)の女子最優秀選手にアジア勢で初めて選ばれ、その年のロンドン五輪では悲願の銀メダルを獲得。今年のW杯カナダ大会にも出場し、W杯6大会連続出場の前人未到の記録を樹立した。
 澤は会見で引退の理由を「心と体が一致してトップレベルで戦うことがだんだん難しくなってきたと感じたから。人生の大きな決断となったが、悔いのないやり切った最高のサッカー人生だった」と述べた。引退という決断を下したのは12月に入ってからだが「昨年から続けるか続けないか、自問自答を繰り返してきた。その中で主人にもサポートしてもらって頑張れた。(今年の)W杯を終えた時、“悔いなくやり切った”と思った瞬間があった。そのころから少しずつ“今年いっぱいかな…”という気持ちでここまできた」と明かした。
 そして思い出に残っている試合、ゴールについては2011年W杯決勝、アメリカ戦の同点ゴールをあげた。
 引退後については指導者、評論家など多くの選択肢が予想されるが、「皇后杯でまだ最大3試合残っている」としたうえで「皇后杯が終わったらまず心と体を休ませたい。将来的には澤穂希にしかできない仕事ができれば。引退は発表しましたがまだ現役選手なのでそこまでは具体的には考えていない」と話した。
 澤の所属するINAC神戸は19日に皇后杯準決勝でAS埼玉と対戦する。

Krush.58 石川直生が引退セレモニーで現役選手に熱いエール

2015.09.13 Vol.649

 立ち技格闘技『Krush.58』(13日、東京・後楽園ホール)で石川直生(青春塾)の引退セレモニーが行われた。

 石川は試合時のガウンとコスチュームでリングインすると刀に霧吹きをするパフォーマンスも披露した。ライバルとして同時代を戦った山本真弘、梶原龍児らが花束を渡す。

 マイクを握った石川は最後に「15歳でキックボクシングを始めて20年以上続けられたのはみなさんのおかげです」として父や母、関係者、ファンに感謝の言葉を述べた。そして「現役で活躍している選手のみんな、悔しい思いや負けたりして自分を卑下したくなるような時もあるかもしれない。将来性が無いとか食っていけないとか言われることもあるかもしれない。だけど俺らのやっている仕事は誰かの人生を大きく変えるくらい、すげえ価値があるんだよ。だから今の苦しみは将来の自分、そして誰かの生きる力や勇気になっていくから、これからも誇りを持って戦い続けてください」とメッセージを送った。そして「もし生まれ変わることができるなら、キックボクサーになりたいと心から思える20年間でした」と締めくくった。

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