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扇久保博正 | TOKYO HEADLINE - Part 3
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5・6扇久保vs清水戦の裁定を「KO勝利」から「テクニカル判定勝利」に変更【修斗】

2019.06.24 Vol.Web Original

映像でバッティング確認し「勝敗への影響があった」と判断
 プロフェッショナル修斗管理部が6月24日、プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 第2部 Supported by ONE Championship」(5月6日18時、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「扇久保博正vs清水清隆」の裁定を変更することを発表した。

 同試合は「世界フライ級チャンピオンシップ」として行われ、第4ラウンド0分40秒に、王者・扇久保が挑戦者・清水からグラウンドパンチによるノックアウト勝利を収めた。

 しかしこの試合を審判した豊永稔レフェリーをはじめ審判団の中からも「両選手の頭部への接触」(バッティング)があった可能性が指摘され、映像確認した結果、バッティングを確認。この勝敗への影響度について審議した結果「偶発的なアクシデントによる勝敗への影響があった」と判断し、「扇久保のノックアウト勝利」を「扇久保のテクニカル判定勝利」と裁定を変更した。

 公式ルールではアクシデント発生前までの採点を以って勝者を決定する事となっていることから、4Rまでのジャッジを集計。福田正人氏40-37、片岡誠人氏40-36、横山忠志氏40-36と3者とも扇久保を支持していた。

 このジャッジについては、偶発的な事故によるダメージにより試合続行が不可能になったと判断した場合に備えて、アクシデントが発生する直前までの採点を担当したサブレフェリーからその場で確認していた。

扇久保が清水にKO勝ちで30周年大会締めくくる【5・6 修斗】

2019.05.07 Vol.Web Original

元パンクラス王者・清水を迎え撃つ
 修斗のプロ化30周年記念大会となる「プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship」(5月6日、東京・後楽園ホール)が昼夜興行で開催された。

 この日の大トリとなった第2部のメーンで行われた「世界フライ級チャンピオンシップ」で王者・扇久保博正が元フライ級キング・オブ・パンクラシストの清水清隆と対戦。4R40秒、KOで破り30周年を締めくくった。

 試合は1Rから扇久保がプレッシャーをかけ清水を追い詰める展開に。扇久保の右ローに清水がパンチを合わせると扇久保は強烈な右ローでお返し。

 清水がパンチに来るところに扇久保がタックルを合わせテイクダウン。ケージ際で清水がケージを使い立ち上がるが、扇久保はバックをキープしパンチ。清水はそのすきを突き脱出。スタンドの展開となるが、またも清水のパンチをかいくぐり扇久保がタックルからテイクダウン。ケージを背にする清水が立ち上がると扇久保がパンチを放つなど、主導権を握ったのは扇久保。

30周年大トリの扇久保「明日は新しい時代を作る」と宣言【5・6 修斗】

2019.05.05 Vol.Web Original

清水は「練馬にベルトを持ち帰る」
「プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship」(5月6日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月5日、都内で開催された。

 女子バンタム級のセラが1.65kgオーバーした以外は全選手が規定体重をクリアした。

 今大会は昼夜興行で開催。全15試合が行われる。

 それぞれのメーンには世界戦が組まれ、大トリとなる第2部のメーンでは王者・扇久保博正に清水清隆が挑戦する世界フライ級チャンピオンシップが行われる。

 清水が「明日は練馬にベルトを持ち帰ります」と言えば、扇久保は「明日は新しい時代を作る」とともに言葉は少ないながら気合の入った表情を見せた。

30周年昼夜大会の大トリは扇久保vs清水の世界フライ級戦【5・6 修斗】

2019.04.15 Vol.Web Original

バンタム級の元・前王者同士の根津vs祖根戦もラインアップ
 昼夜興行で行われる「プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship」(5月6日、東京・後楽園ホール)のカードの振り分けが4月15日、発表された。

 第2部(18時開始)のメーン、この30周年大会の大トリを飾るのは王者・扇久保博正に清水清隆が挑戦する「世界フライ級チャンピオンシップ」となった。

 10周年大会の宇野薫vs佐藤ルミナ、20周年大会のリオン武vs佐藤ルミナを超える激闘が期待されるところだ。

 第2部は以下、かつて環太平洋のバンタム級のベルトを巻いた2人による根津優太vs祖根寿麻に魚井フルスイングvs加藤ケンジのバンタム級のサバイバルマッチ。そしてフェザー級世界王者の斎藤裕と10周年記念大会のメーンに出場した宇野薫vsオランダ軍団。約3年ぶりの復帰となる美木航と工藤諒司の一戦も行われる。

扇久保vs清水、松本vs小谷の2大世界戦を発表【5・6 修斗】

2019.03.20 Vol.Web Original

清水の「2RでKO」に扇久保は「1Rで決める。当たっても効かない」
 修斗のプロ化30周年を記念して行われる「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会」(5月6日、東京・後楽園ホール)の決定対戦カード発表会見が3月20日、東京都内で開催された。

 王者・扇久保博正に清水清隆が挑戦する世界フライ級チャンピオンシップ、王者・松本光史に小谷直之が挑戦する世界ライト級チャンピオンシップの2つのタイトル戦が発表された。

 会見には4選手が登壇した。

 今回が2度目の防衛戦となる扇久保は「修斗の30周年という素晴らしい機会に清水選手とタイトルマッチができることをうれしく思う。毎回そうだが、修斗のタイトルマッチは自分の中では人生の中で一番大事な日になると思っているので、すべてをかけて清水選手と戦って勝ちたい」

 清水は「前回、前田吉朗との試合があって、自分の中ではそれが一番、心の中ではしんどい試合だったので、タイトルマッチは2RでKOします。チャンピオン同様、自分も全身全霊をかけて戦って勝って、ベルトを頂きます」などとそれぞれ話した。

 この清水の2RKO宣言に対し扇久保は「1Rで決めます。多分、当たっても効かないと思う」と応じた。その一方で「一時期、大きな連敗をしていた時期があって、そこから這い上がってきた。そういう選手は底力があって強いと思っている。素晴らしい選手だと思う」とも語った。

 清水は修斗参戦後、タイトル戦にたどり着くまで時間がかかったのだが、清水自身「僕は外様でアマ修斗出身でもない。ここで勝ったら…という試合も結構落としている。今、35歳になって円熟味を増してきたこのタイミングで、最高の相手とタイトルマッチを組んでもらって全てに感謝です」などと話した。

 現在、修斗とONE Championshipが提携関係にあり、世界王者は自動的にONEの契約選手になることができるのだが、これについては扇久保は「今は清水選手を倒すことしか考えていない。その後のことは何も考えていない」と語るにとどめた。一方、清水は「勝ったらどうなるかというストーリーは自分の中でできている」と対照的な2人だった。

髙田延彦が山本美憂を絶賛!「女KIDだ!」

2018.08.07 Vol.Web Original

五味隆典の試合では「解説なんてやってる場合じゃなかった」
 RIZINの髙田延彦統括本部長が8月6日、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏との番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時〜不定期配信中)で「RIZIN.11」(7月29日開催)を振り返った。

 髙田氏はまず石岡沙織vs山本美憂の一戦に触れ、「別人。山本美憂が山本KIDになっていた。なんでこんな短期間でこんなに変われるの?ってくらいむちゃくちゃ強くなっていた。今回は見ていて怖かった。鬼気迫るものがあった。とにかく相手をぶっ潰してやろうという気持ちが見えた。何度も言うが女山本KIDに見えた。試合前にシャドーボクシングをしている後ろ姿を見て、“シャドーの仕方がないKIDに似てるな”って思った」などと山本の変貌ぶりに驚いたことを明かした。

 あの日、会場が一番盛り上がったといっても過言ではないのが五味隆典の試合だったのだが、髙田氏もそうだったようで「解説なんてやってる場合じゃなかった。ファンと一緒。解説席の全員が立って声を上げてしまうほど。ファンとして仲間として、元ファイターとしてのリスペクトもあった。いろいろな思いが渦巻いて、立たずにはいられない、叫ばずにはいられない。それから賛美せざるを得なかった。3回くらい“五味隆典~”って叫んじゃったよ。気づいたら声が出てた」と話した。試合については「相手のギラードが一瞬ひるんだシーンがあった。押されたというか、気持ちが負けたというか。五味がギラードの気持ちを折ったという瞬間があった」と解説した。

 また昨年大晦日の矢地祐介戦後の五味の「あと10試合はできない。でも3試合はできる」というコメントを引き合いに「もし9月大会に出て、大晦日ということになると五味の試合は年内が最後になるかもしれない」と話し、“W杯ロス”に続く“五味ロス”への懸念を示した。

 セミファイナルの堀口恭司vs扇久保博正戦については会場で観戦した横粂氏が「だんだん扇久保選手を応援する声が出て大きくなっていった」と指摘すると、「それは堀口選手が強すぎたから。誰もが堀口がKOで仕留めるというのが戦前の予想だった。ところが扇久保が素晴らしい勝負をした。無敵の堀口に世界中で勝てるのは扇久保しかいないんじゃないかという空気を自分で作り出していた。それがあの声援となって後押ししたんだと思う」と扇久保を称えた。

堀口恭司が扇久保博正に判定勝ちも「納得がいっていない」【7・29 RIZIN.11】

2018.07.30 Vol.Web Original

1R序盤、扇久保の攻勢によもや…の空気が流れるも…
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で堀口恭司が扇久保博正を3-0の判定で破った。

 2人は5年前に修斗のリングで対戦。この時は王者の扇久保に堀口が挑戦し、スリーパーホールドで堀口が一本勝ちを収めている。扇久保にとっては5年の時をまたいだリベンジマッチだった。

 試合は1R、堀口がジャンプして飛び込んで右フックを放つと、扇久保はこれを受け止めタックルでテイクダウンを狙う。扇久保の執拗なタックルに手こずる堀口。離れ際の扇久保の右ストレートにバランスを崩すなど、いつもの堀口らしくない動きに、よもや…の空気が流れるが、堀口は徐々に挽回パンチを的確に扇久保に当て、5年前を思い出させるバックチョークを狙う場面も見せる。扇久保は左まぶたから出血し苦しい展開に。堀口はパンチからコーナー付近の扇久保にサッカーボールキックを放つなど完全にペースを握る。

堀口恭司「勝たなきゃいけない」亡き師匠に勝利誓う【7・29 RIZIN.11】

2018.07.26 Vol.Web Original

「師匠も自分が勝つことを望んでいた。しっかり割り切ってやる」
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する堀口恭司が7月26日、公開練習を行った。

 堀口は7月15日に空手の師匠である二瓶弘宇氏を亡くした。堀口は練習の拠点はアメリカのアメリカン・トップチーム(ATT)に置くものの、試合前は二瓶氏のもとに赴き、最後の調整をして試合に臨むのが常だったことからその動きに注目が集まったが、3分間のシャドーの中でいつもと変わらぬ軽やかな動きを見せた。

 練習後の会見で堀口は二瓶氏について「師匠も自分が勝つことを望んでいた。今、師匠のことを考えてしまうとナイーブな気持ちになってしまうので考えないようにして試合に集中している。試合とそれとは別。試合が終わってからしっかり悲しめばいいかと思う。そこを同じに考えてしまうとマイナス思考が強くなってしまう。しっかり割り切ってやります」と話した。そして「最後に会った時は自分が帰国してすぐだった。もう話もできない状態だったが、自分が病室に入ったら動いてくれて、うれしかった。やっぱり勝たなきゃいけないと思った」と必勝を誓った。

 練習については「ご家族も空手の選手なんですけど、“二瓶さんが望んでいるから”ということで、お葬式の次の日から練習に付き合ってくれた。すごくうれしかった」などと二瓶氏の家族への感謝を口にした。

浅倉カンナが王者の風格?で天心いじりをさらりとかわす【7・29 RIZIN.11】

2018.07.18 Vol.Web Original

7・29「RIZIN.11」でRENAと対戦
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する浅倉カンナと扇久保博正が7月18日、千葉のパラエストラ柏で公開練習を行った。

 浅倉は3分間の中でダミー人形をリフトしてマットに叩きつける動きからミット打ち、そして最後はONE世界ストロー級王者・内藤のび太とマススパーリングを行った。

 浅倉は昨年の大晦日に「RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント」の決勝で破ったRENAとの再戦に臨む。

 RENAは7月6日の行われたシュートボクシングの「Girls S-cup2018」でエレイン“パンテラ”リアルとMMAルールで復帰戦を行い、判定勝ちを収めた。浅倉はその試合をリングサイドで観戦したのだが、「今回も打撃を効かせていた部分も多かったので、そこに付き合わないように試合を組み立てていかないといけないと思った。寝技に関しては怖くなったという部分はなかったので、やはり打撃に注意していきたい」などとその印象を語った。

扇久保博正が立ち技トーナメントへの出場をアピール【7・29 RIZIN.11】

2018.07.18 Vol.Web Original

7・29「RIZIN.11」で堀口恭司と対戦
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する扇久保博正と浅倉カンナが7月18日、千葉のパラエストラ柏で公開練習を行った。

 扇久保は3分間の中で、ダミー人形をリフトしてはパウンドを連打するという動きを10セット、その後、手を広げその場で30回回った後に棒の先端につけたグローブのパンチを避ける動き、そしてミット打ちへ移行するという独自のトレーニングを行った。

堀口恭司が修斗2階級世界王者・扇久保博正と5年ぶりの再戦【7・29 RIZIN.11】

2018.05.16 Vol.Web Original

5年前は堀口が一本勝ちで修斗世界フェザー級王座を奪取
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが5月16日、都内で会見を開き「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で堀口恭司と扇久保博正が対戦することを発表した。

 扇久保は現修斗世界フライ級王者。2012年には世界フェザー級王座にも輝いており、修斗史上2人目の2階級で世界のベルトを巻いた選手。

 堀口とは2013年にそのフェザー級のベルトをかけて対戦し、2Rにスリーパーホールドで敗れベルトを奪われるという因縁がある。

 その後、扇久保は2014年には「VTJフライ級トーナメント」で優勝。2016年にはUFCへの登竜門であるリアリティー番組「TUFシーズン 24」に参加。同番組は優勝すれば時のUFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソンへの挑戦権に直結するコンセプトで行われ、当時フライ級の3位だった堀口との対戦も現実的な話となるところだったが、惜しくも決勝で敗れチャンスを逃している。いわば今回は5年越しの悲願がかなった形となった。

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