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文化庁 | TOKYO HEADLINE
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プラネタリウムで恐竜体験! 文化芸術収益力強化事業の実証実験

2021.02.22 Vol.Web Original

 

 迫力たっぷりの恐竜映像コンテンツをプラネタリウムで体験する実証実験が21日、有楽町の「コニカミノルタ プラネタリア TOKYO」で開催された。この日は、世界初のリアル恐竜体験プロジェクト『LOST ISLAND DINO-A-LIVE(ロストアイランド ディノアライブ)』を4回上演、参加者は公募され25名ずつ合計100名が体験した。

 いつもは東京ではなかなか見られない満天の星空が広がるプラネタリウムに、ドスンドスンという恐竜の足音と、ガイド役の「動かないで!」という声が響いた。恐竜たちが生き生きと生活している島の道なき道を、レンジャーたちに守られて歩いて行く。途中、恐竜たちが突然視界に入ってきて驚かされたり、大きく開いた口が迫ってくるのにドキドキしたり。頭上から恐竜が覆いかぶさってくるような感覚、プラネタリウムの本領を発揮した星空など、映画館の大きなスクリーンや、VRゴーグルを通して見る映像から受けるのとは別の感覚で、小さな子どもから大人まで幅広い世代の人が、つかの間の冒険を楽しんだようだった。

 実証実験ため今後の上映予定は未定だが、来年度の展開を考えていきたいという。

ユーミン、コロナ禍の文化芸術活動にエール。ライブは「日常をビビッドに変えてくれる」

2020.11.24 Vol.Web original

 歌手の松任谷由実が24日、コロナ禍によって失われた文化芸術活動の再開を後押しする事業「JAPAN LIVE YELL project」のエール・アンバサダーに就任。発表会に出席し、ライブ再開への思いを語った。

 「JAPAN LIVE YELL project」は、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期や中止を余儀なくされた文化芸術鑑賞や参加の機会を増やそうと、プロ、アマチュア、子どもたちを含むすべての人たちの文化芸術活動の再開を後押しするプロジェクト。文化庁や芸団協、全国27の都道府県の文化芸術団体が連携し、今年8月から2021年3月まで、全国各地で地域の特性を生かしたイベントを500本以上展開する。

「日本遺産」全67カ所に「チャームポイント次々出てくる!」

2018.05.24 Vol.Web Original

 平成30年度「日本遺産」の認定証交付式が24日、都内で行われ、北は北海道、南は宮崎まで、新たに13カ所が認定された。認定式では宮田亮平文化庁長官が各代表に認定書を手渡した。

「日本遺産」大使のなかから料理人の村田吉弘と三國清三、歌舞伎役者の中村時蔵、ギタリストのマーティ・フリードマンの3名も登壇した。

 新たに認定された地域の印象について聞かれると、マーティは「どの場所も、珍しくてユニーク(2つとないという意味)、美しい」。なかでも「山梨県の絵(風景)を見て、すごい感動しました。写真撮り放題という感じ!」と興奮気味のコメント。インスタグラムなど写真を使った表現が世界で注目を集めていることにふれ、「絵的にあまりに美しい。チャームポイントは次々に出て来ると思います」と話し、「日本遺産」のさらなる広がりを予測した。

 三國と村田は料理人視点からのコメント。

 三國は「北海道出身でアイヌの食文化の広報大使もしているので、アイヌの文化が広く認められたことに誇りに思います」としたうえで、沖縄での新たな動きについて触れながら「まだ(「日本遺産」に)沖縄が入っていないのでバックアップしていきたい」とコメント。

 村田も「今までは、観光は観光、食は食と、一緒になってアピールすることが少なかった。旅行者にしてみると、そこにいって何が食べられるかは旅行に行く大きな楽しみ」とし、「いろんな食べ物があるので(各地に)興味がある。そこに行って、おいしいものを作っていきたいと思う」と、話した。

 歌舞伎役者の中村時蔵は、岡山県の桃太郎伝説を例に「歌舞伎にも日本遺産を舞台にしたものがある」と話し、今後も日本遺産を舞台にした歌舞伎ができたらと抱負を語った。

「日本遺産」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化や伝統を語るストーリーを「日本遺産」と認定することで、文化財群を活用する取り組みを支援するもので、認定が観光や産業、地域の活性化につながることを期待して行われている。平成27年度にスタートし、本年度の13を加えて67のストーリーが認定された。2020年までに100の認定を目標としている。本年度は、300を超える市町村から76件の申請があった。

 認定式では、モデルの冨永愛がそれぞれのストーリーを読み上げた。

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