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映画 | TOKYO HEADLINE
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サイレント映画の“誰も知らない天才”チャーリー・バワーズの日本初の特集上映を開催

2021.10.12 Vol.Web Original

奇抜な発想とポップな造形でシュールな映像世界を展開

 サイレント映画の世界において“無垢なる発明家”と呼ばれるチャーリー・バワーズのサイレント映画4作品をオリジナル伴奏音楽付きで一挙上映する「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ」が11月に全国3都市で開催される。

 バワーズは100年近く前のサイレント時代末期に次々に作品を発表したのだが、当時はさほど評価もされず、その存在は長い間、映画史に埋もれていた。この状況をしてバワーズのことを“誰も知らない天才”と評する向きもある。

 その作品は木には缶詰が実り、ネズミが猫を銃で狙い、たまごからはクルマがかえる、といった奇想天外なもの。その世界観を「バワーズ・システム」とも呼ばれる緻密なストップモーション・アニメーションと実写の融合によるシュールな映像世界で展開し、その奇抜な発想とポップな造形にはバスター・キートンの憂愁とキートンをもしのぐ狂気が潜むとされる。後にアンドレ・ブルトンやクエイ兄弟などの芸術家に称賛されるのだが、その実像はほとんど知られていない。

「過去や未来の話をしても現在からは誰も逃げられない」 豊田利晃&窪塚洋介が『全員切腹』で問いかける、生き方の美学〈後編〉

2021.08.25 Vol.Web Original

 ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中の映画『全員切腹』のクライマックス、毒を流して疫病を広めた罪に問われ切腹を命じられた雷漢(窪塚洋介)は、奉行所の強面たちを見渡して「おまえらは俺みてえなことが言えねえだろ」と言い放つ。対談の後半は、豊田利晃と窪塚洋介という、逆境を乗り越えてきた二人だからこそ作り得た渾身の切腹シーンの背景にある、それぞれの覚悟と思いが語られた。

※前編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568658/

「みんな、覚悟はできているのか?」豊田利晃&窪塚洋介が『全員切腹』で問いかける、生き方の美学〈前編〉

2021.08.24 Vol.Web Original

 豊田利晃監督・脚本、窪塚洋介主演による新作映画『全員切腹』が、ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中だ。この作品の製作が発表されたのは、おそらく監督すらも公開時の東京が緊急事態宣言下などとは想像もしていなかったであろう、今年3月のこと。“憎悪の連鎖を断ち切り、憎悪にさらされた人たちに勇気を持たせたい”、そう決意した監督は、自らサイトを立ち上げてクラウドファンディングで製作資金を募り、劇場で体感するべき大胆かつ繊細な26分の映画を完成させた。窪塚洋介演じる浪人・雷漢吉右衛門の切腹シーンは鬼気迫る演技と称するにふさわしいが、その実、紡がれる言葉は誰よりも人間らしく、それゆえに鋭い刃のようにひとつひとつが見る者に突き刺さる。8月14日、初日舞台挨拶直後の豊田利晃監督と主演の窪塚洋介に、今、この世の中に本作を放った “覚悟”を語ってもらった。

※後編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568676/

映画『全員切腹』主演の窪塚洋介が壮絶切腹シーンに「1回死んだんだと思う」

2021.08.14 Vol.Web Original

豊田利晃監督、切腹ピストルズらと初日舞台挨拶

 窪塚洋介が主演を務める映画『全員切腹』の初日舞台あいさつが8月14日、東京・渋谷のユーロスペースで行われた。

 同作は製作資金を従来のクラウドファンディングプラットフォームで集めるのではなく、豊田組のショップサイトを開設し、その売り上げを活用するという形を取った。また支援金額によって映画の上映時間が変わるという新しい観客参加型の製作に挑んだことでも話題となっていた。

 この日は豊田利晃監督、主演の窪塚、音楽を担当した切腹ピストルズが登壇した。

 豊田監督はこのタイトルについて「思いついたのは去年。その意味をいろいろと問われるかと思ったが、まさか五輪をやってこんなにコロナが増えるとは思っていなかったので、誰もがこのタイトルの意味を問わなくなった。みんな分かっているみたいな(笑)。”その通りだろ”みたいなことになっているんですけど、でもそれだけの映画じゃなくて、この国のトップとかリーダーだけではなくて、それぞれ個人に、侍の儀式のなかで行われる“切腹”で、みんなが責任を取っているのかということを自分自身を含めて問いたかった」などと語った。

 窪塚は「“自分”と書くと“自由の分身”と読める。こんな時代に、自分らしく、なるたけ自由に人生を生きたいと思う人たちの何かの支えだったり、道しるべのようなものにこの作品がなれたら幸せだと思う」と挨拶。

三池崇史監督の「林遣都になりたい」に大島優子が大笑い! 初日舞台挨拶は祝福ムード『妖怪大戦争 ガーディアンズ』

2021.08.13 Vol.Web Original

 寺田心が主演する映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の初日舞台挨拶が都内で行われ、主人公の少年ケイを演じた寺田心を筆頭に、妖怪を演じた杉咲花、大沢たかお、安藤サクラ、大倉孝二、大島優子、赤楚衛二、そして三池崇史監督が登壇した。

 上演を終えての舞台挨拶。温まり切ったオーディエンスに拍手で迎えられた寺田は、開口一番、「いつも僕を応援していただいているみなさんが来てくださっていて、久しぶりにお顔を見ることができてうれしいです」とにっこり。

 舞台挨拶は、大沢が「太陽のように明るい」という寺田の存在で終始なごやかなムードで進行。そのなかで会場が沸いたのは司会者が大島を雪女にキャスティングした決め手を三池監督に聞いた時だった。三池監督は「決め手っていうよりは……俺は林遣都になりたいね。おめでとうございます」。大島は林との結婚を発表してから初めての公の場。突然のフリと会場と壇上のキャストの祝福ムードに顔をクシャっとさせ、「ありがとうございます」。顔色は紅潮していたように見えた。その後も三池監督はたたみかけ、自分を妖怪に例えるとどんな妖怪かという質問にも「……だから林遣都だって(笑)」

小池徹平「一緒に笑顔になってほしい」! 『映画 おかあさんといっしょ』にゲスト出演

2021.05.12 Vol.Web Original

 小池徹平が『映画 おかあさんといっしょ』の新作『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』(9月10日公開)にゲスト出演する。

 いつも仲良しなお兄さんお姉さんたちがケンカをしてバラバラになり、ヘンテコ世界に飛ばされて大変なことになってしまう、笑顔と涙の大冒険。小池は、ヘンテコ世界の審査官役として登場する。

 プライベートでは2児の父。『おかあさんといっしょ』は日頃から親しんでいる番組だという。

 小池は、「家族で見せてもらってる『おかあさんといっしょ』に出演できて、とてもうれしかったです。しかも劇場で楽しめるなんてワクワクします。ただ見るだけではなく、座ったまま体を動かしたりできる新たな参加型映画になっています。こんな時代でも子どもたちと一緒に元気に楽しく笑顔になってほしいなと、そんな思いで参加させてもらいました。ぜひご家族でご覧下さい」とコメントを寄せている。

 他出演に、花田ゆういちろう、小野あつこ、福尾誠、秋元杏月、横山だいすけ、小林よしひさ。

鈴木伸之は「過去に戻りたい」? 最新出演作『ブレイブ -群青戦記-』がいよいよ公開

2021.03.11 Vol.Web Original

 

 劇団EXILEの鈴木伸之が出演する映画『ブレイブ -群青戦記-』が12日公開される。

 笠原真樹による人気コミック『群青戦記』を映画化したもので、戦国時代にタイムスリップした高校生のスポーツエリートたちが、部活のスキルを生かして、仲間たちを守るため生死をかけて戦い、その中で成長していく姿を描く。主演は新田真剣佑、監督は『踊る大捜査線』シリーズなど多くのヒット作を手がける本広克行。鈴木を含めて、強力な布陣のエンターテイメント作品だ。

 鈴木が演じるのは実力は日本一という剣道部の主将の松本考太。真剣佑演じる主人公の幼なじみだ。鈴木は『月刊EXILE』4月号のインタビューで、スポーツ強豪校の剣道部部長を演じるうえで取り組んだことや、撮影現場で感じたことなどを真っすぐに語っている。

 そのなかで、タイムスリップができたら何時代に行ってみたいかという質問に、「今の記憶や経験はそのままで、一度行ったら戻ってこられないという設定であれば」としたうえで、過去を選択。

「未来はいずれ勝手に訪れるので、あまり興味がないです。自分は今28歳なのですが、好きな過去に戻れるならいろいろやり直しもききますから(笑)。個人的に10代後半〜20代前半のころは人並みに大変なこともありましたが、すごく楽しかったという記憶が強いので、またそのころに戻って友達と一緒にワイワイしたい」

鈴木伸之 SPECIAL INTERVIEW BRAVE ーー月刊EXILE

2021.03.01 Vol.Web Original

3月12日(金)公開の映画『ブレイブ -群青戦記-』に出演している鈴木伸之が登場。今作は学園ものでもあり、主演の新田真剣佑さんを筆頭に、生徒役ではエキストラなども含めて同年代の俳優が多数出演している。そんな同志たちと過ごした現場での時間は、鈴木にとってかけがえのないものになったようだ。

──映画『ブレイブ -群青戦記-』のオファーが来たときの率直な感想からお教えください。
お話をいただいたときに、主演が新田(新田真剣佑)さんだということを知ったのですが、彼とは以前から友達だったので、まず初めて共演できるということがうれしかったです。作品的にもすごくエンタテインメントがギュッと詰まっている感じがして、とてもワクワクしました。さらに、今回ご一緒させていただいた本広(本広克行)監督は、『踊る大捜査線』シリーズなど、多くのヒット作を手がけている方だったので、そういった意味でもすごく楽しみでしたし、自分のなかで作品への期待も大きかったです。実際の現場では、本広監督からは特にアドバイスはありませんでした。本広監督は役者を信じて映画を撮る監督なので、見えない信頼関係がありながら撮影は進んでいったという印象があります。

──新田さん演じる西野蒼とは幼なじみという設定で絡みも多かったですか、撮影前にふたりで相談をしたりしましたか?
特になかったですね。現場では、新田さんが率先して場の空気を和ませてくれていたので、みんなはその流れに乗っかってお芝居をさせてもらったという感じです。あと今回の現場を通じて、みんなでご飯に行ったりするなど、演者同士の仲がすごくよくなりました。撮影中はカメラの回っていないところで他愛もない話をしたりして、すごく和気あいあいとしていましたね。

──本作は人気コミックが原作ですが、特別に意識したことはありますか?
原作は撮影前に拝読してとてもおもしろかったですが、自分のなかでは“コミックはコミック、映画は映画”という気持ちがありましたので、撮影で特に気負うことはありませんでした。ストーリーはまったく同じで、これまで『ブレイブ』を知らなかった方はもちろん、原作ファンの方も楽しんでもらえる作品になったかなと思います。

──ご自身が演じる松本考太は剣道部の主将で、実力は日本一という設定ですが、役作りはどうされましたか?
剣道の経験がなかったので、まずは基本的な所作から習い、身体になじませるようにしました。また、生徒会長であり剣道部主将でもあるという、生徒みんなをまとめて引っ張っていく役どころで、人としての器(うつわ)がなるべく大きく見えるようなお芝居を心がけつつ、考太はすごくまっすぐな性格なので、そういう実直な部分が表れるように意識をして演技をしました。ただ、アクションシーンでは少し苦労しました。日本屈指のスポーツ強豪校の剣道部部長として見せるのは、ちょっと難しかったですね。

──すでに試写をご覧になったそうですが、観ての感想をお聞かせください。
この映画に出てくるキャラクターはみんな、常に人のことを思い葛藤しながら行動をし、言葉を発するなど、ある意味「人間らしい」部分がたくさん描かれているなと思いましたし、人が人を思う気持ちというものが、しっかりと観ている人に伝わる作品だなと感じました。約2時間という上映時間のなかで、いろいろと考えさせられる作品になったと思います。言い方としては伝わりにくいかもしれないですが、すごく「眩しい」作品だなって思いました。

──もしも鈴木さんがタイムスリップをするとしたら、何時代に行ってみたいですか? 
今の記憶や経験はそのままで、一度行ったら戻ってこられないという設定であれば、過去がいいですね。未来はいずれ勝手に訪れるので、あまり興味がないです。自分は今28歳なのですが、好きな過去に戻れるならいろいろやり直しもききますから(笑)。個人的に10代後半〜20代前半のころは人並みに大変なこともありましたが、すごく楽しかったという記憶が強いので、またそのころに戻って友達と一緒にワイワイしたいですね。

──本作を通じて、役者として得たことはありますか?
撮影中は、とにかくがむしゃらにやっていたので、まだ実感としてはわからないです。あとまだ映画が公開されておらず、作品が視聴者の方の目にどう映るのかわからないということもあります。いろいろな反響や作品を観てくれた方からの感想を聞いたときに「あのシーンはそういう風に見られていたのか」とか、自分なりの新たな気づきや発見があると思います。また、今回の現場では、新田真剣佑という俳優として実直に生きている素晴らしい人間を筆頭に、多くの素敵な俳優さんと出会うことができたので、そういった部分は、これからも役者の道を歩んでいく自分にとって、かけがえのない財産になったと思います。本当にたくさんの刺激を受けました。出番の少ないエキストラの方やセリフのない方も、早朝からずっと待機して、ほんの数秒のために人生をかけてお芝居をしています。そういう姿は自分にとってもすごくモチベーションになりますし、仲間意識が強くなる感じもありました。

──最後に、『月刊EXILE』の読者の皆さんにメッセージをお願いします。
いつも応援してくださって本当にありがとうございます。『月刊EXILE』では、ドラマや映画など、自分が作品に出させてもらうたびに、いつも載せていただいて感謝しています。今回出演させていただいた作品は、現実では起こりえないファンタジーな物語ですが、そのなかには本物の感動や友情、絆など、人生を送るうえで大切なテーマがたくさん詰まっています。映画を観た人がいろんな感情を抱ける作品となっていますので、ぜひ劇場に足を運んでご覧になっていただきたいです。

 

月刊EXILE ( http://www.exilemagazine.jp/ )4月号より

堂本光一の自然な「Youたちさあ」に梅田彩佳が大興奮 ! 上田竜也「光一君はジャニーさんの申し子」

2021.02.01 Vol.Web Original

 堂本光一が作・構成・演出・主演を務める人気ミュージカル『Endless SHOCK』が映画化され、全国82の映画館で上映が1日スタートした。堂本は「たまには自分を褒めてあげたい」とう満足の出来だという本作を、「(見ながら)拍手したいところでは拍手して」「とりあえず3回見て」とアピールした。
 

 初日となった1日、堂本、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里が出席し、初日舞台挨拶がライブビューイングで行われた。

大作邦画「サイレント・トーキョー」に見る日本アクション映画の抱える“問題”【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2020.12.16 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先日、終わりました舞台「ウイルス・ブルース」なんですが、2週間経ったところでキャスト・スタッフ、ご来場者様共に感染の報告がなく、皆様の対策へのご協力に感謝するとともに、ほっとする今日この頃です。

 ぼちぼち来年に向けての準備を進めているのですが、早くこういうことを気にせず過ごせる日が来てほしいものです。

 今週も鑑賞記です。では始めましょう。

横須賀にドライブインシアターの常設会場誕生! 第1弾は人気アニメーション映画を上映

2020.12.02 Vol.Web Original

 ドライブインシアターの常設会場「Drive in Wonder Theater(ドライブイン・ワンダーシアター)」が横須賀市の長井海の手公園の一角に登場する。

 第1弾は12月25~27日で、モビリティがテーマ。車のサブスクリプションサービス「KINTO」とタッグを組んで、25日に『秒速5センチメートル』(新海誠監督)、26日に『時をかける少女』(細田守監督)、最終日となる27日に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(庵野秀明監督)を上映する。開演は25日は20時、26・27日は17時30分。1日当たり180台の参加を想定している。

 この取り組みは、全国各地で「ドライブインシアター2020」プロジェクトを展開してきた、Do it Theaterが横須賀市と連携し、新しいエンターテイメント・カルチャーをを追求するもの。地域活性の新しい形も探る。

 横須賀市の上地克明市長は「ドライブインシアターは、不特定多数の人との接触を避けながら安全にエンターテインメントを楽しむことができる、新しい生活様式に素晴らしいイベントです。このようなイベントを継続して開催していただけることは、「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」の実現を目指す横須賀市の活性化につながる」と、期待を寄せている。

 チケットは「peatix」で12月11日に発売予定。また、10日までKINTOのプレゼントキャンペーンも行われている。最新情報などはプロジェクトの公式サイトで知らせる。

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