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福山雅治×是枝裕和監督がタッグを組む超話題作、主要キャスト発表

2017.02.24 Vol.685

 第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『そして父になる』に続き、是枝裕和監督が福山雅治と再びタッグを組むことが決まった最新作『三度目の殺人』。福山演じる弁護士が圧倒的に不利な被告人を担当することになり、意外な真実を解き明かしていく様子を、オリジナル脚本で描く法廷心理サスペンス。被告人役で、役所広司が是枝組初参加となる。加えて、先日発表された主要キャストも豪華な顔ぶれ。物語の鍵を握る少女で被害者の娘に広瀬すず。『海街diary』以来、是枝作品2作品目の出演となる広瀬は「是枝監督は穏やかな印象が強いのですが、台本を読ませて頂いて、こんな事を感じているんだ、考えているんだ、と自分の知らない監督の一面をみているような印象を受けました」と再タッグについて語り「少女だからこそ見える世界を大切に、強く立っていたいです」と意気込みのコメントを寄せている。

 他、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功が出演決定。3月にクランクアップ、9月に公開の予定。

映画『海街diary』にカンヌが総立ち!

2015.05.22 Vol.643

 南仏で開催中の第68回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門に出品されている映画『海街diary』(是枝裕和監督、6月13日公開)の公式上映が、14日(日本時間同日深夜)行われた。

 綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆が演じる鎌倉に暮らす3姉妹が、家庭を壊した父の忘れ形見である異母妹(広瀬すず)と家族の絆を育む物語。一昨年に『そして父になる』で同映画祭の審査員賞に輝いた是枝裕和監督の最新作とあって、会場は満席。上映後には大歓声とスタンディングオベーションで沸き返った。

 観客の温かい拍手に、広瀬は「ここにいられて幸せ」と感激しきり。夏帆も「夢のような体験」と語り、長澤は「たくさんの人の心に何かが届いたのかなと思って、すごくうれしかった」とほほえんだ。綾瀬が「またカンヌに来てみたい」と誓うと、広瀬も「大人になって、またこの舞台に立てるような女優さんになりたい」と宣言した。

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